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大阪空襲始まる。笑いの決別式で北村笑店が一旦解散。てんは疎開しました - 朝ドラ『わろてんか』143話と144話と145話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2018年3月24日放送の145話では「てん」が大きな決断を下していました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第25週「さらば北村笑店」

www.nhk.or.jp

 

2018年3月19日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第25週「さらば北村笑店」の放送が始まっています。

『わろてんか』25週の時代設定は、昭和14年(1939年)秋頃だったでしょうか。

本作のヒロイン「北村てん(きたむら・てん、演:葵わかな)」は、17週に夫の「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」を亡くし、以降「北村笑店(きたむら・しょうてん)」社長に就任しています。

籐吉との間にできた子ども「隼也(しゅんや)」は、アメリカのショービジネスに興味を持ち、通っていた大学を退学して渡米しました。

帰国後は北村笑店で下働きなどをしていましたが、「加納つばき(かのう・つばき、演:水上京香)」と駆け落ちをする道を選んで、「てん」から勘当されています。

25週現在、隼也は神奈川県の川崎に住んでいて、工場勤め、「つばき」との間には「藤一郎」という名の子どもができました。

「てん」の従兄弟の「武井風太(たけい・ふうた、演:濱田岳)」が専務、「てん」の経理を手伝っていた「トキ(演:徳永えり)」は育児中心の生活から再び業務に戻っています。

「てん」のかつての見合い相手で、籐吉の親友でもあった「伊能栞(いのう・しおり、演:高橋一生)」は、トーキー映画を扱う映画会社から不動産、百貨店など手広く手掛ける「伊能商会」を経営しつつ、北村笑店の役員として「てん」を支えていました。

しかし25週で栞はアメリカへ旅立っています。

「風鳥亭」の元席主「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」は北村笑店の従業員のままです。

「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」は、芸人を辞めて北村笑店文芸部の部長として、漫才のネタを書く作家業に専念していました。一時はお笑いの慰問団「わろてんか隊」のメンバーとして、妻の「万丈目歌子(まんじょうめ・うたこ、演:枝元萌)」との夫婦漫才を再開していましたが、25週現在再び執筆業に戻っているようです。

かつては「てん」のライバルだった「杉田楓(すぎた・かえで、演:岡本玲)」は、北村笑店文芸部に入ってネタの台本を書いています。

藤吉の芸人時代からの仲間で、しゃべくり万歳でお笑い界のトップに立っていた「キース(演:大野拓朗)」と「アサリ(演:前野朋哉)」はコンビを解消、キースは東京で新しいコンビを組み活躍し、アサリはピンの漫談家として活動していましたが、現在はコンビ再々結成です。

「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」は亡くなっているみたいです。

「てん」のライバル「リリコ(演:広瀬アリス)」は映画俳優から女芸人に戻って、栞が連れてきた「川上四郎(かわかみ・しろう、演:松尾諭)」と「ミス・リリコ・アンド・シロー」として「北村笑店」の看板芸人になりました。

一時は芸人を辞めて上海へと旅立つものの、再び日本に戻ってコンビを再結成しています。

 

 

隼也が帰宅

昭和18年(1943年)と思われますが、隼也に召集令状が届きました。

「てん」の家に届いたため、トキが急いで隼也のもとへ電報を打ち、また風太が川崎へ出向いて隼也たちを迎えに行きました。

まずは隼也が先に家に戻り、母「てん」と何年ぶりかの再会を果たしています。

勘当をして親子の縁を切った間柄です。

挨拶をして、これまでのことを謝る隼也を「てん」は温かくは迎え入れられませんでした。

数年ぶりの再会だから嬉しいに決まっているのですが……。

隼也の帰宅を知ったキースやアサリ、リリコが喜び、北村の家を訪れています。皆が坊の帰宅を喜んでくれています。

隼也は恥を忍んで、自分が出征してからの妻「つばき」と子の藤一郎のことを「てん」に頼んでいました。

「てん」はそれを受け入れています。

 

 

藤一郎との初対面

少し遅れて「つばき」と藤一郎が家にやって来ました。

藤一郎の役を演じるのは「南岐佐」くんです。

「てん」は藤一郎の話には聞いていたものの、会ったことはありませんでしたからかなり緊張していたようでした。

そして対面したときには、やはり努めて平静を装っています。

藤一郎は自分の血を受け継いでいる子とは言え、自分の子ではなくなった隼也の子どもですから、祖母として接することを憚られたのでしょう。

隼也が戻り、妻と子も加わって、「てん」の家は久しぶりに賑やかです。

後日、「てん」と隼也、「つばき」、藤一郎の親子で記念撮影もして……

……そして、隼也は出征して行きました。

 

 

北村笑店解散

昭和20年(1945年)1月、いよいよアメリカ軍による日本本土への空襲が本格的に始まっています。

大阪も大規模な空襲が続いていて、「てん」たちにも生命の危険が差し迫っていました。

風太は「てん」を含めた、「つばき」、藤一郎、トキ、風太とトキの子「飛鳥(あすか)」といった、女性と子どもたちを田舎に疎開させることを決めます。

「てん」は北村笑店の社長として、社員や芸人を置いて自分だけが逃げるように疎開するなんてことはできない、と反対しました。

しかしそれを風太は「阿呆!」と諌めます。

「てん」が残るから皆も残ってしまうのだと言うのです。

風太の言葉を聞き、さらに彼に「頼む」と頭を下げられたことで、「てん」は35年ほど続けてきた北村笑店を解散させることに決めました。

 

「てん」と風太たちは、風太の家に従業員と芸人たちを集めて、北村笑店を一旦解散する旨を伝えます。

笑いの火を守るためだと。

今回北村を解散するけど、戦争が終わったらまたここに戻ってきてくれと、だから今はとにかく生きてくれ、と「てん」は皆にお願いするのです。

風太は大阪に残ります。

それでも残りたい芸人は、風太が天満の風鳥亭で面倒を見ると言っています。

大阪に残る芸人はキースとアサリ(喜助と浅利)、ミスリリコアンドシロー(凛々子と四郎)たちです。

最後に笑いの決別式をしてお別れをしました。

これが今生の別れになる人もいるのでしょうね……。

 

 

おわりに

次週は第26週「みんなで わろてんか」です。最終週。

隼也は生きて戻ってきました。伊能栞も日本に戻ってきて、北村笑店は復活するみたいです。

隼也は私は戦死するかと予想していたので少々予想外です。

でも今週、藤吉の幽霊が出てきて死なないと言っていたので、藤吉が言っていたなら死なないのですね、きっと。

 

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