ディスディスブログ

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排便困難型の便秘対策には肛門を「締めたり緩めたり運動」が良いそうです。方法はとても簡単でした

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毎週水曜日19:30からNHK総合で放送されている生活情報番組『ガッテン!』、2018年3月14日の放送は「便意はあるのに出ない!?便秘の新タイプ解消SP」でした。

新しいタイプって何なのか、気になって観てみました。

 

 

目次

 

 

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ガッテン「便意はあるのに出ない!?便秘の新タイプ解消SP」

www9.nhk.or.jp

 

NHK『ガッテン!』の2018年3月14日の放送は「便意はあるのに出ない!?便秘の新タイプ解消SP」でした。

昨年2017年に日本初となる便秘診療ガイドライン「慢性便秘症診療ガイドライン」が発表されたそうです。

ガイドラインには新タイプの便秘が載っていました。

 

慢性便秘症診療ガイドライン2017

 

 

「排便回数減少型」と「排便困難型」

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私たちのイメージにある一般的な便秘は、ガイドラインでは「排便回数減少型」に分類されます。

何日間もお通じがないというあれです。

しかし、今回新たなタイプの便秘が分類されていて、それが見出しにもある「排便困難型」です。

排便困難型は「便意があるのに便が出ないタイプ」のことを指します。

この困難型は便秘患者全体の2-3割が該当するとも言われていて、これまで言われてきた便秘対策ではあまり効果がないそうです。

代表的な対策は「食物繊維」を摂りましょうとか、「体操」や「運動」をしましょうとか、「腸内環境」を整えましょうとか、「薬」とかです。

肛門まで来ているのに出ないとか、何時間もいきまないと出ないとか、した後も残っている感があるとか、そういう方はこちらの困難型である可能性があります。

 

 

困難型の対策「締めたり緩めたり運動」

困難型の対策として、スタジオ出演していた先生が紹介していたものが「肛門を締めたり緩めたりする運動」です。

VTRでもスタジオでも椅子に座って運動を行っていました。

 

  • 肛門をギュッと締めた状態で5秒数える
  • ふっと力を抜き肛門を緩めて5秒数える

 

方法はこれだけです。

これを2つの行程を1セットとして「1日10-20回」、それを「1ヶ月以上」は行うと良いそうです。

1日や2日では効果は出ず、効果が出ている方はだいたい1ヶ月くらい続けてから出ている、と先生は仰っていました。

もちろん1ヶ月以上、改善されてからも継続させた方がより良いことは間違いないでしょう。

 

 

鍵は「恥骨直腸筋」

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「肛門を締めたり緩めたりする運動」で何を鍛えているかというと、肛門ではなく「恥骨直腸筋(ちこつちょくちょうきん)」です。

恥骨直腸筋は、便意を感じてもすぐに漏れないようにするため、直腸を締める働きを持つ筋肉です。

恥骨から輪っかのように伸びていて、直腸にかかっているようで、肛門を締めるとこの恥骨直腸筋が前方の恥骨側に引っ張られて、それにいより直腸も前方に締め上げられる、と。

ですから、「肛門を締めたり緩めたりする運動」で締めるときのコツは、単に締めるのではなくて、前方にある恥骨に筋肉を押し当てるようにすることになります。

 

先ほどの運動はこの恥骨直腸筋を鍛えるためではありません。

締め上げたり緩めたりして

恥骨直腸筋が緩んだ状態を自覚するためのもの、みたいです。

 

 

おわりに

私も困難型になるときがありますね。

若い頃は便秘とは無縁で毎日のようにスッキリ出ていましたが、おっさんになっていくにつれて毎日は出なくなり、また便意があるのに出ない日も出てきました。

なので、放送を見てからちょくちょくこの運動をするようにしています。

結構疲れますよね、この運動。

インナーマッスルを鍛える意味でも良さそうなくらいに。

 

便は大腸の病気のサインにもなると番組でも言っていたので、出たらどのような色になっているかとか細くなっていないかとか、チェックもするようにしたいですね。

 

画像は「いらすとや」さんから使わせていただきました。

使ってみたかったので。

 

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