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ヒロの左胸が青色に変化! ゼロツーから叫竜の血を吸っているのでしょうか? - アニメ『ダーリンインザフランキス』5話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年2月10日の放送は第5話「キミの棘、ボクのしるし」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

目次

 

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年2月10日の放送は第5話 「キミの棘、ボクのしるし」でした。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

  • ゼロツーは謎の巨大生命体「叫竜(きょりゅう)」の血を引いている存在らしい。
  • ゼロツーのパートナーになった人間は3度以上一緒に乗れていないらしい。

 

上記2点がゼロツーの鍵を解くキーポイントになっているはずです。

 

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスは「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、そのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼ぶとのことです。

 

 

第5話「キミの棘、ボクのしるし」

移動要塞都市「プランテーション」の「13都市」、その中にあるパイロット居住施設「ミストルティン」でヒロたちが生活をしています。

今回5話はその13都市と26都市が「キッシング」をすることになりました。

キッシングとは、移動要塞都市同士で接続し、マグマ燃料の受け渡しをすること、だそう。

しかし、キッシングによるマグマ燃料の受け渡しは、大量の叫竜を呼び寄せることになります。

 

そこで、イチゴたち13部隊と26都市の26部隊が共同でこれを防衛することに。

 

 

ヒロの心身の変化

前回、ヒロはゼロツーとストレリチアに乗って叫竜を倒しました。

これにより、それまでヒロに顕著に現れていた自信のなさはどこかへ行ってしまったかように、前向きな様子を見せ、周囲を驚かせ・戸惑わせます。

これが本来のヒロなのか、あるいはゴローがイチゴに言ったように周りに元気になったフリをしているのかは……両方かもしれません。

前回のストレリチアの搭乗で、1話と合わせて2度目の搭乗でした。

ゼロツーと一緒に乗るパイロットは3度目で死ぬと言われていますが、あと1回でその3回目です。

 

性格的に前向きに変わったのと裏腹に、ヒロは5話の冒頭から体調の悪さを見せていました。

なかなかベッドから起き上がれなかったり、全身汗をかいていたり……

そしてBパートでしたか、そこでは部屋で一人苦しむ様子があり、それをルームメイトのゴローが認めて声をかけると、ヒロの左胸、ちょうど心臓の辺りが青色に変化していました。

それは、単に色が変化しているのではなく、『遊星からの物体X』の物体が取り付いたかのように、エイリアン的な毒々しいものがヒロの胸に張り付いている感じにも見えます。

しかも青い。青紫。

心配するゴローに対して、ヒロは大丈夫だから見逃してくれと言うのです。

 

 

青い胸はヒロの死が近い印?それとも?

ゼロツーは、ヒロの胸を見て、指でなぞりつつこう言います。

 

「痛いでしょ? 苦しいでしょ? でもとっても綺麗だよ」

「どうする? 降りるのなら今のうちだけど?」

 

ヒロは「俺は、乗るよ」と答えました。

ゼロツーは嬉しそうに踊り出し、その表情はとても満足そうでした。

 

 

ヒロの左胸の変化の原因は何か?

話が前後して申し訳ないですが、Bパート冒頭でナナとハチが2人でヒロの会話をしているシーンがあり、気になることを言っていました。

 

ナナ「何なの? このO血球(黄血球?)の異常な数値? 生きているのが不思議なくらいだわ」

ハチ「ああ。ゼロツーと乗った他のパラサイトたちと正反対の反応だ」

ナナ「原因がわからないまま、もう一度乗せるのは危険じゃない?」

ハチ「だが次の戦いにストレリチアを出さない訳にはいかない」

ナナ「次で3回目か……」

 

……という会話でした。

ヒロの心臓部分の青色の変化というか青色の付着物、このナナとハチの会話を含めて、そこから想像できるヒロに起こっている現象は……

 

ヒロがゼロツーに喰われているのではなく、ヒロがゼロツーを喰っている

 

……のかもしれません。

言い換えれば、ヒロはゼロツーとストレリチアに乗ることによって、ゼロツーから叫竜のエネルギーを得ている可能性があります。

 

つまりヒロの「叫竜化」です。

 

ゼロツーと乗った他のパラサイトはゼロツーに喰われた、ヒロは他のパイロットとは正反対の反応を示している。

ならば、ヒロはゼロツーの、あるいはゼロツーの中にある叫竜のエネルギーを喰っている、と捉えることができそうです。

3度目のストレリチアの搭乗でヒロにどのような変化が起こるか、それは……

 

「コドモとしての死=叫竜としての覚醒」

 

……だと私は考えています。

ヒロは何者なのでしょうね。

 

 

コドモはオトナになれるのか?

13部隊と26部隊が共同戦線を張って、マグマ燃料を狙って集まってきた叫竜に対してあたることになりました。

その顔合わせにおいて、ゾロメが26部隊のリーダー(?)の男の子に質問をしています。

 

それは「オトナになれたコドモっているんですか?」です。

 

リーダーの答えは「……ああそういうことか。少なくともうちにはいないよ」でした。

リーダーの「ああそういうことか」の前に、彼が他のメンバーから耳元に何か囁かれている様子がありました。

おそらくですけど、13部隊のコドモたちはまだオトナから真実を知らさせれていないから、「“うちには”いないよ」とお茶を濁す返事をしたのでしょう。

 

ということはつまり「コドモはオトナになれない」という意味になります。

 

コドモはコドモとして生まれ、そして死んでいく、あくまでオトナにとっての兵器でしかない、未だ可能性ですけどそういうことかなと思われます。

 

 

「死んだらそれまでさ」の意味とは?

イチゴはゼロツーと2人きりとなって、ヒロに無理をさせないでとお願いをしました。

お願いというより命令に近かったでしょうか。

ゼロツーが「ボクと乗りたいって言ってきたのはダーリンなんだけど?」と返すと、イチゴは「わかってる。だからせめてヒロの負担になることはさせないであげて」と言います。

ヒロを利用するつもりかと問うイチゴ、ゼロツーは「ダーリンはボクのものだ」と答え、ヒロが死んじゃうかもしれないんだよと尚も食い下がるイチゴに、「そうだよ、死んだらそれまでさ」と言ってのけました。

この「死んだらそれまで」と、ヒロを捨て駒のように言ったゼロツーのセリフを、イチゴが捉えたように捉えてはいけないかな、と私は考えています。

ゼロツーもヒロも、そんなこと(死)はお互いに覚悟の上で乗っているのだと捉えた方が良さそうに感じられました。

言ったときのゼロツーの表情はどこか悲しげでしたし。

 

 

カチューシャは制御装置?

ゼロツーの「死んだらそれまでさ」の後にイチゴはゼロツーをビンタしました。

 

「人でなし! あんたはやっぱり人間じゃない!!」

 

イチゴにビンタをされ、そう言われたときに、ゼロツーのカチューシャが外れました。

カチューシャが外れると、ゼロツーの眼と角が赤く発光しています。そして……

 

「ニンゲン? ニンゲンだって?」

「じゃあさ、聞くけど、キミたちの『ニンゲン』って何さ?」

 

……と聞き返すのでした。

先ほど書いたように、コドモはコドモのまま死ぬために造られた存在だとすれば、パパたちオトナに造られた兵器だとすれば、コドモは人間なのか? 叫竜の血を引く自分と何か違いがあるのか?

そうゼロツーはイチゴに問うているのでしょうか。

 

ゼロツーのカチューシャは、彼女の角隠しのためでもあったのでしょうけど、本来は叫竜の力の制御装置みたいですね。

 

 

イチゴとゴローの失恋

イチゴは雨の中、一人打ちひしがれて帰ってきました。

そんな彼女のことを、バスタオルを持って待っていたのはパートナーのゴローです。

イチゴはゴローからバスタオルをかけられ、ゴローにゼロツーとのことを見ていたのかと聞いた(ゴロー頷く)後に……

 

「どうしたら良いかわからないんだ……リーダーなのに……幼馴染みなのに……私じゃ、ヒロをさせて(?)あげられなかった、私じゃ、ヒロを止められなかった」

「でも今はアイツ(ゼロツー)がいて、ヒロだってそれを……でも私、私……何か変だ……私、私、いや! 頭がぐちゃぐちゃになる! 何なのこれ?」

「でも……ヒロ……ヒロ……」

 

……そうイチゴは言いました。

泣きながらそう言うイチゴに対してゴローも「何だこれ?」と戸惑っています。

 

このシーンで2人は失恋をしたのですね。

 

イチゴは幼馴染みと思っていたヒロが、自分から離れてゼロツーの元へ行ってしまったことを自覚し、彼への想いが幼馴染みとしてのものではないとわかったのです。

でもそれが恋かはわかっていません。教えられていないから、プログラムされていないから?

その想いが恋だと知らないから、どう表現していいかわからないし、どう処理していいかもわからないのです。

いや、恋とわかっていても処理の仕方はわからないですけど。

そして、イチゴがヒロに恋をしていると気づいた様子を見て、ゴローもまた自分のイチゴへの想いが恋であることと、自分の想いが片思いであることを知ったのですね。

しかしゴローもまた、その想いが「恋」と教わっていません。

恋という概念がわからない、だからやはり「何だこれ?」と戸惑ったのでしょう。

 

 

おわりに

今回はいわゆる「タメ回」でした。しかしとても面白かったです。 

次回大きな戦闘が始まります。叫竜は100-150体と言われていますから、確実に13部隊と26部隊の誰か、それも複数が戦死すると思われます。

26部隊の方は壊滅する危険すらありそう……。

そして、ヒロの搭乗も次で3回目です。次回、ヒロに何が起こるのか……怖い、でも楽しみです。

 

本文に書いたことはあくまでも私の予想です。正しいことを言っているか怪しいので、話半分でご覧になってください。

 

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