NHK総合やEテレ、ラジオでも放送されている歌番組『みんなのうた』、2017年12月度と2018年1月度に流れていた曲「僕と魚の物語」が名曲で、最近では一番気に入っています。
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NHK『みんなのうた』
「みんなのうた」はNHKのテレビ・ラジオで放送されている5分間の音楽番組です。隔月で良質なオリジナル楽曲とアニメーションなどによる楽しい映像を制作・放送し、こどもから大人まで、幅広い世代の視聴者の皆様にご支持いただいています。
NHKで放送されている『みんなのうた』の番組説明にはこのように書かれています。
一度も観たことがない方はおそらくいらっしゃらないのではないかと思います。
といっても私は病気にかかるまではこの『みんなのうた』は意識して観たことがありませんでした。ですから放送は1961年4月3日から始まったそうで、1,300曲以上も曲が生み出されているとのことですが、知らない曲ばかりです。
公式Webサイトの「みんなのうたって?」ページを読んでいて驚いたことは……
1961年4月3日、最初に放送されたのが、「誰も知らない」と、チェコ民謡「おお牧場はみどり」(1961)です。
その後、「手のひらを太陽に」(1962)、「ちいさい秋みつけた」(1962・1972・1982)、「クラリネット(を)こわしちゃった」(1963・1972)、「ねこふんじゃった」(1966)、「グリーングリーン」(1967)、「森の熊さん」(1972)・・・など、数々の名曲を全国のお茶の間に届けて参りました。
……このように書かれていたことです。
私が幼稚園や小学校に通っているときに、音楽の授業などで歌っていた曲の多くが『みんなのうた』から生み出された曲らしい、ということにとても驚きました。
もっと昔から歌われているかと思ったのですね。
でも考えてみれば 終戦が1945年ですから、戦争の間にそういう歌が歌われていたとも考えづらいですから、戦後に生まれた曲の可能性は高いでしょうけどね。
私が生まれたときに既に存在していた曲はもっとずっと昔からあるものだ、という思い込みが私の中にあったのだと思います。
他にも、「大きな古時計」や「南の島のハメハメハ大王」、「山口さんちのツトム君」といった曲も『みんなのうた』から生まれた曲なのですか……当たり前に知っている曲ばかり。
↑こちらに放送予定表があります。
みんなのうた「僕と魚の物語」
2017年12月と2018年1月に放送されている曲は「僕と魚の物語」と「私はブランコ」です。
このうち「僕と魚の物語」がとても好きでハマっています。
上に貼ったリンクには曲のショートバージョンの動画もありますので、聴いたことがない方はぜひリンク先の動画を観てください。
- 「僕と魚の物語」
- うた:Swimy
- 作詞:Takumi
- 作曲:Takumi
- 映像:moogabooga
「僕と魚の物語」の歌と作詞、作曲、映像はこの方々です。
曲は3ピースのロックバンド「Swimy」さんが手がけていらっしゃいます。
ロックバンド「Swimy」
Swimyのニューシングル「僕と魚の物語」本日発売!
— 島村楽器BRANDS (@shima_brands) 2018年1月10日
「しゅるる」「天使と悪魔の歌」を含む全3曲収録。
全国の島村楽器(一部専門店を除く)の店内放送、店頭デジタルサイネージでメンバーコメントとMVを配信中! S @swimy_official @yamagami_swimy @swimy_mao @taikiroid_swimy pic.twitter.com/OZGAoUPYmS
ロックバンド「Swimy(スイミー)」さんは、私はテレビ神奈川 (tvk) で2017年度まで放送されていた音楽情報バラエティ番組『sakusaku』で、彼らがゲストとして出演した回を拝見していて知っていました。
しかし、sakusakuでお見かけした当時は4ピース、2018年1月現在は3ピースとなっていました。
どうしたのだろうと検索をかけてみたところ、ドラムの「みっけ」さんが脱退していたのですね。体調が思わしくなかったそうです。
思い返すと、『sakusaku』でみっけさんはアイスが好きで食べまくる、というようなお話をされていた気がします。記憶違いだったら申し訳ないです。
アイスの食べ過ぎが脱退の原因なんじゃ……もしくは食べ過ぎる原因が原因なんじゃ……と邪推してしまうエピソードです。
現在は、ギター&ヴォーカルで、「僕と魚の物語」の作詞作曲も担当していらっしゃる「Takumi」さん、ヴォーカル&ベースを担当していらっしゃる「平成のまお」さん、ギター&コーラスを担当していらっしゃる「タイキロイド」さんの3人体制です。
私は「Swimy」さんの曲は今回の「僕と魚の物語」で初めて聴いたかもしれません。
『sakusaku』出演時にMVが流れたりEDに起用されたりしていたかもしれませんけど、申し訳ありません、記憶がないです……。
「moogabooga」さん
moogaboogaがアニメーション担当した、NHKみんなのうた『僕と魚の物語』今月と来月放送です!https://t.co/2dlBFrrumd
— 高野真 moogabooga (@Makonehan) 2017年12月3日
NHK総合とEテレで曜日によって時間もまちまちなので、偶然遭遇することもあるかもしれませんが、待ち伏せして見てくれるとうれしいな
放送予定表はこちらhttps://t.co/6Iim7NvIog
「僕と魚の物語」の映像を担当していらっしゃる「moogabooga」さんの映像は、NHKのどこかで観た覚えがあります……どこででしょう……『100分de名著』でしょうか?
『みんなのうた』では 「お月様ライト」という曲でもアニメーションを担当されているようです。
「僕と魚の物語」の歌詞
曲の歌詞は、水族館に魚を観に行っていた男の子が、水族館の中にある魚体験機の中に入って、マグロ(の気持ち)になって海を泳ぎ始める、不思議な導入から始まります。
マグロなどの回遊魚は、泳ぎ続けなければ死んでしまいますよね。
泳ぐことで海水をエラに通過させて、そのときにエラから空気を体内に取り入れているのだったはず。止まったら酸素が体に入らないから死んでしまいます。
そういったマグロの生態を自分の人生に置き換えているのです。
人も、というか人生も、大海原を走り続けています。特に日本は一度止まったら再び歩き始めることが困難ですからね……(実感)
そんな魚の気持ちがわかった「僕」は曲の最後、お寿司を食べるのです。
泳ぎ続けてきたマグロの命を頂いて終わる……う〜ん、考えさせられる。
おわりに
曲調はコミカルでありつつどこか悲しさ寂しさを感じさせます。
歌詞も、前述したようにコミカルでありアイロニカルでもあり、moogaboogaさんの映像を含めて、トータルで不思議な、夢か現かわからない世界観を演出しています。
映像を含めてこの「僕と魚の物語」は名曲だなという印象を持ちました。
ただ残念なことに、曲の初回放送は2018年1月までです。今日が2018年1月30日ですから明日2018年1月31日までになります。
集中的に放送されるのは明日まで、2月以降は不定期放送になるのでしょう。
リクエストが多ければ流してくれると思いますので、気に入った方はリクエストすると良いかもしれません。