ディスディスブログ

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私は大相撲中継を観ることを止めました

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大相撲』の「平成三十年一月場所(2018年初場所)」は、2018年1月14日初日を迎えましたが……

 

私は大相撲を観ることを止めました。NHKの大相撲中継を。

 

 

目次

 

 

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大相撲を観ることを止めます

www.sumo.or.jp

 

平成三十年一月場所(初場所)が2018年1月14日から始まっています。

しかし私はこの2018年初場所初日を全く観ていません。NHKの大相撲中継を観ることを止めました。

2017年九州場所・千秋楽の感想記事で私は「個人的には今場所かなりゲンナリしてしまいました。今の横綱連中が全員引退するまで観なくてもいいんじゃないかレベルで。いや観るんですけど」と書いています。

しかし、その後の日本相撲協会、八角理事長や評議員の対応を見ていて、これは到底受け入れられないなと感じられたので、観ない決断をしました。

 

 

貴乃花親方への処分に納得がいかない

相撲を見ない決断を下した理由は、貴乃花親方の処分に全く納得行かないからです。

貴乃花親方が絶対的に正しいことを言っている正しい行動をしていると言うつもりはありませんけど、私には処分が理解できませんでした。

百歩譲って貴乃花親方への処分を受け入れるとしても、それなら理事の長である八角さんも責任を取って辞任すべきと思います。

2018年1月4日に臨時評議員会が開かれて、元横綱日馬富士の貴ノ岩への暴行・傷害事件と、その対応が理事への忠実義務に反していたから、ということで貴乃花親方は理事を解任されました。全会一致(この点も非常に怪しい)で。

 

 委員会による調査は協会執行部の決定に基づくものであり、理事・巡業部長ないし協会員としては、同調査に協力すべき義務があったにもかかわらず、貴乃花親方は、正当な理由がないのに、委員会による貴ノ岩及び貴乃花親方に対する再三の聴取要請を拒否し続け、さらに、11月30日の協会の定例理事会において、警察の捜査が終了した後は貴ノ岩の聴取に協力すると確約し、さらに、全会一致で、日馬富士の暴行問題に関してすべての理事、幹事、協会員などが結束して協力していくことを決議したにもかかわらず、12月18日まで委員会による貴ノ岩等への聴取要請も拒否してその義務を怠った。貴乃花親方が被害者側の立場にあることを勘案してもその責任は重い。

- 横綱の暴行 元日馬富士に罰金50万円 貴乃花親方は理事解任 : まとめ読み「NEWS通」 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

貴乃花親方への処分はこういう理由からだそうです。上記リンクはよくまとまっているように思いますので是非ご一読ください。

しかし考えてみれば、報告義務があるのは現場にいた白鵬や鶴竜たちだって同じではないのでしょうか? 報告義務を怠ったことに関して貴乃花親方にだけそれほどに重い処分を下すのはおかしな話で、それなら事件が起こった場にいた全ての力士にも重い処分を下すこと、これは当然のことと思います。

しかし実際には、現場に居合わせた白鵬も鶴竜も、そして八角理事長も、給与なしや給与の減額、報酬返上の処分しかありませんでした。

ある意味で本件は、2007年でしたか、時津風部屋力士暴行死事件、いわゆる「かわいがり」以上にまずい案件です。あのときは当時10代の方が稽古中に心肺停止の状態に陥り亡くなりましたが、今回の元日馬富士の貴ノ岩への暴行は稽古の場ですらないのですから。幸い死亡するところまで行かなかったですけど、下手をしたら貴ノ岩は死んでいたかもしれません。

現場にいた力士、協会トップの八角さんへはもっと重い処分が下されることはあって然るべきかなと感じます。死ななかったからで済まされる問題ではないから。

 

 

隠蔽体質は変わらず?

私は上記の貴乃花親方への処分の説明部分で特に「親方は理事・巡業部長として、 貴ノ岩が怪我をしたと、把握した直後に、あるいは被害届を提出する前、後に、速やかに協会に報告すべき義務があった」が非常に怖いと感じています。

貴乃花親方は、警察に被害届を提出する前に協会に報告などしてしまったら、それこそ隠蔽されるのではないか、と危惧して報告をしなかった可能性は多分にあるのではないでしょうか。

評議員の方は被害届を出すことよりも協会への報告が優先される的なことを言っていたみたいですし……まずい発言ですよ、これは。

八角理事長や池坊保子さんら評議員のその後の言動から、私のような一般人でも隠蔽する気満々なことが伝わりますから、近くにいる貴乃花親方が感じない訳がないと思います。

例えば、昨日の初場所初日の挨拶でも八角さんは不祥事ついて全く触れなかったそうですが、そこからも感じられますね。

貴ノ岩と元日馬富士の件、それに絡んだ貴乃花親方たち処分の件、最近発覚した行司のセクハラの件、会場を訪れたファンや相撲中継を観ているファンに向けて、説明や謝罪をする必要がある事案ばかりだと思います。しかし理事長は一切触れなかったと。

八角さんはそんな人ですから、そりゃ貴乃花親方も協力したくないだろうと思ってしまいます。

 

 

「モンゴル互助会」は本当に存在するのか?

アサヒ芸能でしたっけ、新潮でしたっけ、モンゴル人力士による集まり「モンゴル互助会」なるものが存在している的な報道がありました。

大相撲において星の回し合い、つまり「八百長」が行われていたと。

貴ノ岩が元日馬富士に殴られたあの日もモンゴル出身力士が集まっていたようですから、そこでも……? と想像してしまうのは私だけではないでしょう。

報道に対して相撲協会は抗議文を送ったそうです。仮に問題がもつれて裁判になったとしたら、困るのはどちらの側でしょうか……。

貴ノ岩の件について、黒幕は暴行をした日馬富士ではなく、互助会の長であろうと。互助会の長は誰かは言わずもがなですね。いずれも互助会が本当に存在するとすれば、ですけど。

八百長があったなら、2011年の八百長問題から大相撲は何も変わっていないことを示しています。

 

 

おわりに

暴行死事件も八百長問題も、当時世間に明るみに出て大問題に発展しました。あれから相撲は体質改善に努めていると私は信じていましたが……ここまでの報道を見るに、事件後に本当に改善しようとしていたかどうか、そこから既に怪しいです。

なのでその抗議のためにも私は大相撲を観ません。ラジオも聴かないです。

永遠に視聴しないかどうかについてはわからないです。でも少なくとも今のモンゴルの横綱陣、八角さんが理事長をしている限り、現在の評議員が存在する限りは観ることはないかなと思っています。貴乃花さんが理事長に就任すれば再び観始めるかも。

でも八百長はなくならないと思います……今なくなったとしても、時代が変わって人が変われば再び起こるでしょうね。根絶は難しそう。

 

 

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