ディスディスブログ

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最終回でシモンとニアの最初で最後の…。シモンの左目が変わっていた理由は何でしょう? - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』27話の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

2017年12月28日の放送は27話「天の光はすべて星」でした。最終回。

 

  

目次

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年12月27日の放送は第27話「天の光はすべて星」でした。いよいよ最終回です。

 

 

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27話(最終回)「天の光はすべて星」

26話で、主人公「シモン」たち「大グレン団」は、ついにヒロイン「ニア」の元へたどり着きました。ニアがいる場所にはシモンたち螺旋族の敵である「アンチスパイラル」もいます。アンチスパイラルはニアからシモンたちの情報知ろうとしていたようです。

 

 

天元突破グレンラガン

シモンたち大グレン団の皆が乗っている「超銀河グレンラガン」にニアが吸い寄せられ、ついにグレンラガンは「天元突破グレンラガン」に進化しました。最終回でタイトル回収です。

「因果の輪廻に囚われようと、残した想いが扉を開く! 無限の宇宙が阻もうと、この血のたぎりが定めを決める! 天も次元も突破して、つかんでみせるぜ己の道を! 天元突破グレンラガン!! 俺たちを誰だと思っていやがる!!」

天元突破グレンラガンに進化後、最後の口上が聞かれました。この口上はシモンとニアだけでなく、「ヨーコ」や「リーロン」「ダヤッカ」「ギミー」「ダリー」「ヴィラル」たち大グレン団全員で言っていました。熱い。

本当の本当に最後の最後、螺旋族と反螺旋族によるファイナルバトルが始まりました。アンチスパイラルの姿はグレンラガンと同じ大きさ、ほぼ同じ形状です。螺旋王「ロージェノム」の生体コンピュータが言うには、戦う相手と同じになって勝つことによって相手に絶対的な負けを認めさせようとしている、みたいです。

ちなみにこのときのロージェノムは既に身体を取り戻していました。彼らがいる次元は認識が実体化する場所なのでロージェノムは人型に戻っています。前回「ブータ」が人型になったこともそういうことでしょうか。

ロージェノムは娘のニアに、今更父親面出来るとは思わないけどこれまでよく頑張った、と労っていました。この親娘のシーンもとても良かったですね。

 

 

アンチスパイラルの正体は?

戦闘中の会話でラスボス、アンチスパイラルの正体がアンチスパイラル自らの口から明かされました。

戦いの中でヨーコがアンチスパイラルの頭部に星のような球体を見つけ、ニアがその球体こそがアンチスパイラルの母星だと言うのです。それに対してアンチスパイラルは「その通りだ。我々アンチスパイラルは元々螺旋族」と切り出しました。そう、アンチスパイラルは元々はシモンたちと同じ螺旋族だったのですね。

ただこれはそうだろうという感じです。というのも名前が「アンチスパイラル」ですからね。アンチ (Anti) とは「反」や「対抗」の意味ということは、反螺旋族の言葉が螺旋族あってこその存在であることを示していて、アンチスパイラルが元は螺旋族だったのだろうなと推測される材料になっていました。メインカルチャーに対するカウンターカルチャーみたいなものでしょうか。メインがなければカウンターも存在し得ないという。

「だが、螺旋力の進化が宇宙の崩壊に繋がることに気づいた我々は、螺旋の力を持つものを滅ぼし、残った僅かな生命も宇宙の片隅に押し込めた。そして我々は進化を止め、この隔絶宇宙に我が身を押し込めたのだ。母星に肉体を、進化の可能性を封印した。この醜き姿こそ、我々の決意の印!!」とアンチスパイラルは続けて言っています。

前回、進化の先にあるものは「スパイラルネメシス」だとアンチスパイラルが言っていましたっけ。

「螺旋力とは宇宙と生命をつなぐ力、銀河の成長は生命の成長と比例する、生命はより螺旋の力を得るための形を求めて発達した、それが『進化』だ。だがその果ては螺旋力を制御し切れなくなり、生命の全てが銀河となる。渦状銀河は互いに食い尽くし、ブラックホールとなって、この宇宙は無に帰る。これが『スパイラルネメシス』だ」

このように言っていました。螺旋族が進化を続ければその行き着く先には宇宙の滅亡が待っていると。それを食い止めるために、アンチスパイラルは螺旋族から反螺旋族となって、螺旋族を隔離し、一定数以上増えないように管理し続けることを選択したようです。全滅させないところが優しい。

「螺旋の力に溺れる者たちよ、貴様らにそれだけの覚悟があるのか? 元は同族だったものを殺し、我々の進化を閉じ込め、この宇宙を守ろうとする我々の覚悟に敵う道理があるか! 断じて否!!」「決意もなく、覚悟もなく、道理もなく、己の欲望のままに螺旋の力を使い、その力に溺れる! それが螺旋族の限界、だからこそ、滅びなければならないのだ!!」

これがアンチスパイラルが導き出した答えです。だからシモンたちと戦っています。

 

 

シモンたちの導き出した答え

そう言ったアンチスパイラルに対して、シモンたちが導き出した答えをそれぞれが言っていました。

「当たり前だ。俺たちがつかもうとしている明日は、てめえが決める明日じゃねぇ! 俺達が、俺たち自身が無限の宇宙から選び出した俺たちの明日だ! 俺達は戦い抜く! この宇宙を守る! スパイラルネメシスも止めてみせる!!」

「俺たちは一分前の俺たちよりも進化する! 1回つまづいては、ほんの少し前に進む! それがドリルなんだよ!」「(進化が破滅を導くこと?)それは貴様の限界だ!! この閉ざされた宇宙で、王様気分で他の生命を封じ込めた貴様自身の限界に過ぎない!」

アンチスパイラルの考える限界、つまりスパイラルネメシスは、アンチスパイラルの中でのことでしかない。俺たちの可能性や未来までお前の中で勝手に決めるなと。俺たちの自身が選んだ未来は俺たち自身の力で俺たち自身が信じて切り開いて行くのだ、ということでしょう。格好良い。

ヨーコ「そう、人間にだってもっともっと大きな奴がいたわ! その人たちのためにも私たちは前に進む!!」ニア「人の心は無限!その大きさに私も賭けた!」シモン「覚えておけ、このドリルはこの宇宙に風穴を開ける。その穴は後から続く者の道になる。倒れていった者と、後から続く者の希望。2つの想いをニ重螺旋に織り込んで。明日へと続く道を掘る! それが天元突破! それがグレンラガン!! 俺のドリルは天をつくドリルだあああああ!!」

そう言って最後、アンチスパイラルにとどめの一撃を刺そうとアンチスパイラルの元へ向かいます。もちろんアンチスパイラルは抵抗し、抵抗するごとにグレンラガンは天元突破グレンラガンから超銀河グレンラガン、超銀河グレンラガンからアークグレンラガン、アークグレンラガンからグレンラガンと装甲が剥がれるように小さくなっていきます。

しかし、それでも諦めずアンチスパイラルの元へ向かうシモンたち、最終的にヴィラルがグレンの頭部、すなわちラガンを首から引き抜いて野球のピッチャーよろしく投げ込み、シモンはラガンそのものをドリル化させた「ラガンインパクト」によりアンチスパイラルを葬りました。

最期にアンチスパイラルは「ならば、この宇宙を必ず守れよ」と言っていたところも、未来を託す感じが出ていて良かったです。アンチスパイラルもアンチスパイラルなりに宇宙の秩序を守ろうとしていたのです。シモンの答えは「当然だ。人間はそこまで愚かじゃない」でした。

 

 

シモンとニアの結婚、そして……

戦いが終わった後、シモンはニアと結婚式を挙げました。「ロシウ」が神父役を買って出たようです。お互いが永遠の愛を誓うキスを交わした直後、ニアは消えていきました。

アンチスパイラルが生み出した仮想生命体、メッセンジャーとしての存在がニアであるなら、アンチスパイラルの消滅は自身の消滅をも意味していると、ニア自身もシモンもわかっていたのです。わかっていて2人は結婚をし、キスをしたのでした……永遠の愛を誓ったのですね。

リーロンやヴィラルが説明をしてくれていましたが、ニア消滅の布石は、グレンラガンがアンチスパイラルに最後の一撃を浴びせる前のロージェノムの言葉にもありました。

ロージェノムが身を呈してグレンラガンに力を与えて、それが決定打になったのですが、その際にロージェノムが娘のニアに「一度は絶望と倦怠に沈んだ魂がここまで来れた。仮初めの身体が螺旋の命の明日を作るのなら本望だ」と言ったのです。

父の言葉を聞いたニアは納得をしたような覚悟を決めたような、そんな表情をし、そしてそんなニアを見たシモンは一瞬悲しそうな表情をしたのです。シモンはこのときにアンチスパイラルを倒すことが何を意味するかを完璧に悟ったのでしょう。哀しい……でもこれは前向きな別れです。

 

 

シモンの左目の謎は何か?

後日談のCパートで、歳を重ねたシモンが男の子と会話をしているシーンで気になったことがありました。それはシモンの左目の黒目が二重三重の線で描かれていた点です。

あの目はシモンの螺旋力が覚醒したことを意味しているのでしょうか? そう言えばロージェノムもキタンが死ぬときにもそういう目をしていましたから、彼らも覚醒していたのかもしれないですね。

 

 

おわりに

いやいや凄く面白かったです。私は初見でしたがどうして本放送時に観なかったのだろうと思いました。名作です。

『天元突破グレンラガン』は何度も繰り返し観るタイプのアニメではないなと思っていいます。私にとって本作はスルメタイプではなく、脳を解放して観て全力で楽しんで熱くなれたらそれで終わりにしたいタイプです。何度も観ることで一度目に得られた感動を薄めたくないというか。

 

これだけのパワーのあるアニメはこれからなかなか観られないでしょうか。『ダーリン・イン・ザ・フランキス』がそういう作品になってくれると良いですね。

 

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