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安来節の踊り手「大後寿々花」さん「畦田ひとみ」さん 「鈴木球予」さん「辻凪子」さんの乙女組が登場です - 朝ドラ『わろてんか』73,74話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年12月26日放送の74話は藤吉が「安来節」に夢中な話です。乙女組の4人が登場しました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第13週は「エッサッサ乙女組」

www.nhk.or.jp

 

2017年12月25日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第13週は「エッサッサ乙女組」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は大正10年(1921年)の秋に移っています。本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は、「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と結婚をして北村姓「北村てん」となり、「隼也(しゅんや)」という名前の男の子もいます。隼也は7歳。

「てん」は大阪・天神にある寄席小屋「風鳥亭(ふうちょうてい)」を10店舗経営する「北村笑店(きたむら・しょうてん)」の御寮人さん(ごりょんさん、女将さん)として、家事と育児と仕事で忙しい毎日を送っています。

北村笑店は現在、「てん」たち夫婦と、「てん」の実家「藤岡屋」の女中であった「トキ(演:徳永えり)」、同じく手代だった「武井風太(たけい・ふうた、演:濱田岳)」、風鳥亭の元席主「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」などの従業員と、藤吉の芸人時代からの仲間「キース(演:大野拓朗)」や「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」、「アサリ(演:前野朋哉)」を始めとする大勢の芸人を抱える会社へと成長を遂げています。

 

 

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大正10年の北村笑店

大正10年時点の北村笑店は、事務所を天満の風鳥亭から南地(なんち)の風鳥亭へと移しています。

会社の規模が大きくなったことで役職も皆変わっています。藤吉は代表取締役兼総席主、「てん」は取締役経理、風太は大番頭(総支配人)に就いています。トキは「てん」の経理を手伝っています。

芸人でいうと、吉蔵が妻の「万丈目歌子(まんじょうめ・うたこ、演:枝元萌)」と2人で舞台に立って夫婦漫才をしていて、人気の芸人になっていました。後ろ面も健在です。歌子は一膳飯屋「万々亭」の店主でしたが、店は止めたのでしょうか? キースやアサリは……どうでしたっけ。

 

 

「安来節(やすぎぶし)」。

安来節(やすぎぶし)は島根県安来市の民謡である。「どじょう踊り」という滑稽なおどりを含み、総合的な民俗芸能として、大正期を中心に全国的人気を博した。

(略)

現在は郷土芸能(民謡正調)としての側面が強く打ち出されているが[2]、出雲から全国的な巡業がなされ[3]、大正期には吉本興業の林正之助[4]が大阪で仕掛けた大ブームがあった。

安来節 - Wikipedia

安来節のWikipediaにはこのように書かれています。

この安来節に藤吉はご執心で、73話で風太が安来節が面白いと噂を聞きつけ、藤吉自らが安来節が盛んな島根へと赴いています。見るだけではなく自ら踊ってもいて、踊らずにはいられない、踊ることで面白さがもっとわかるとか何とか言っていました。

藤吉は安来節の踊り手の女性たちと契約をしようとしており、「てん」に島根までお金を持って来させていました。

 

 

伊能栞が北村笑店を潰す?

「伊能栞(いのう・しおり、演:高橋一生)」が北村笑店にやって来て、風太に対して今後の展開をし示唆する発言をしていました。

「今や活動写真は寄席の何倍、いや何十倍も人を集め、それ自体流行だ。そこから生まれる笑いや感動に人は夢中になっている。やがてその流行は寄席を飲み込んで滅ぼしてしまうかもしれない」

と言っていたかと思います。「てん」に聞かれたらいけないと感じているのか、このときの栞は普段より小さな声でしたから、聞き取りにくかったです。

しかし、この栞の言葉はほぼ的中してしまうでしょう。後の昭和時代には映画はエンターテインメントの頂点に立っていたと思いますので。ただ寄席が無くなってしまうかというとそれは違いますね。2017年現在、吉○は大きな力を持ったままです。テレビの登場が彼らを救ったのかもしれません。

 

 

北村笑店「安来節手見せ会場」

74話は藤吉たちが北村笑店「安来節手見せ会場」という、踊り手の選考会、オーディションを島根で開いていました。

 

踊り手に選ばれそうな女性は。まず「安達都(あだち・みやこ)」、都は「大後寿々花(おおご・すずか)」さんが演じています。朝ドラ『瞳』に出演経験があるみたいです。私は『瞳』を観ていないと思います。都は一番踊りが上手です。

次に「勝部なつ(かつべ・なつ)」、「なつ」は「畦田ひとみ(うねだ・ひとみ)」さんが演じています。朝ドラ『あさが来た』『べっぴんさん』に出演していました。べっぴんさんは浮島時計店のお嬢さんでしたね。後の縫い子さん。「なつ」は手足が長く、化粧映えする顔立ちとのこと。

 

通天閣が観てみたい、活動写真館に行って素敵な男性と……と言っていた「錦織あや(にしこり・あや)」は「鈴木球予(すずき・たまよ)」さん、笑顔がとびきり良くて食べることが大好きな「小豆沢とわ(あずきざわ・とわ)」は「辻凪子(つじ・なぎこ)」さんが演じています。

この4名です。この4名が週タイトルにある「乙女組」を組んで舞台に立つのでしょう。

4人のうち都は、父の「安達太平(演:白井哲也)」が反対をしていましたが、藤吉と「てん」が芸人は家族のように思っている必ず幸せにしてみせるという、いつものような説得をし、都も大阪に行きたい、踊りで稼ぎたいと主張していたことで父親も折れていました。突き放したようにも見えましたが、出て行くからには覚悟を決めろと言いたかったのでしょう。

 

 

おわりに

「なつ」の畦田ひとみさんは好きな俳優さんなので、登場してくれたのは嬉しかったです。自分でも理由はよくわかっていないですけど、たぶんお顔が好みなんですね。

気になる点がありまして、それは放送内容ではなく、今週は土曜日まで放送するのかということです。今週の土曜日は30日ですから、月-土の5日間をやろうと思えばやれないことはないでしょうけど……毎年年末はいつまで放送していましたっけ?

 

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