ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『有村架純 カナダ大自然の旅』の衣装がカワイイ。『赤毛のアン』の説明にツッコミたいです

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2017年12月16日土曜日19:20-20:45にNHK総合で放送されたドキュメンタリー番組『有村架純 カナダ大自然の旅』が面白かったですが、一点、ツッコミたいところがありました

 

目次

 

 

『有村架純 カナダ大自然の旅』

www6.nhk.or.jp

 

『有村架純 カナダ大自然の旅』は2017年12月16日土曜日の19:30-20:45にNHK総合で放送されたドキュメンタリー番組です。

 

2年連続で司会を務める紅白歌合戦を前に、カナダに旅立った有村架純。圧倒的な迫力のナイアガラの滝、世界で一番美しい島と呼ばれるプリンスエドワード島、さらには、歴史と文化に彩られたケベック地方を訪れる。“真っ赤”に実ったクランベリーの収穫を手伝い、カナダ自慢の鉄道で広大な森を駆け抜け、地元の食材で手料理を作る。そしてカナダが誇るメープルシロップ作りの達人からは、意外なカナダの歴史を教わることに…。

このような番組説明です。

 

www.nhk.or.jp

 

番組タイトルや番組説明にもあるように、朝の連続テレビ小説、いわゆる朝ドラの『ひよっこ』でヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ)」を演じていた俳優「有村架純(ありむら・かすみ)」さんが北米の国「カナダ」を旅する番組でした。カナダは今年で建国150年だそうです。

ちなみにナレーションの声担当はNHK「高瀬耕造(たかせ・こうぞう)」アナウンサーです。『おはよう日本』の司会を担当している方で、番組内で有村さんにスタジオに来て欲しいとラブコールをしていた方です。

 

 

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有村架純さんが着ていた服が可愛い

有村さんがカナダで自然と戯れたり、農作業を手伝ったり、料理を作ったりする様子を収めた映像ばかりでしたので、カナダと有村さん好きの方なら楽しめる番組になっていたかと思います。余計な出演者や映像が入ることはありませんでした。

個人的に今回の有村さんの旅で好感を持てたことは、衣装にあまり変化がなかったことです。トップのインナーこそ毎日違いましたが、アウターはビッグサイズとも受け取れるほど大きいサイズのフライトジャケットを、カナダ滞在中ほぼずっと着ていました。入国時と出国時は黒色でしたか、コートを着ていた記憶があります。

有村さんが着ていたフライトジャケットは「B-10」や「B-15」が近かったようにも見えましたが、特別名称があるタイプではないかもしれません。それに寄せてデザインされた、どこぞのブランド品ではないかと思います。自信はありません。襟のボアがとても大きく暖かそうで、表地はおそらくコットンギャバジンかなと。裾と袖がリブニット。大きめサイズなこともあって、有村さんが着ることで可愛らしさが出ていました。

ボトムはブランドはわかりませんでしたが、スキニータイプの黒色のボトムでした。ジーンズかどうかもよくわからなかったですけど、おそらくブラックジーンズでしょう。内股と外とで生地感が異なるようにも見えました。

バッグはクラシカルなデザインのサックを背負っていて、ブーツはビーンブーツ的なハンティングシューズを履いていました。で、ニット帽という、全体的にそういうアウトドア向けの装いをしていて、普段ドラマなどではなかなか見られない有村さんを見ることができたのではないでしょうか。レアみね子。

 

 

カナダと言えば『赤毛のアン』

カナダの、プリンスエドワード島というと名作小説『赤毛のアン』が思い浮かびます。ルーシー・モード・モンゴメリ作。番組でも有村さんがプリンスエドワード島へも赴いていましたし、『赤毛のアン』のことにも触れていました。グリーン・ゲイブルズですね。

私は『赤毛のアン』というとアニメーションです。1979年に世界名作劇場枠で放送された作品、脚本は「高畑勲(たかはた・いさお)」さん。キャラクターデザインを担当したのはジブリアニメ『耳をすませば』で監督をした故「近藤喜文(こんどう・よしふみ)」さん。

私はアンがプリンスエドワード島で暮らしたグリーン・ゲイブルズのカスバート家の兄、「マシュウ・カスバート」が大好きでして、彼の内気、でも優しい性格と、彼の口癖「そうさのう」に子どもながらに癒やされていました。でも作中で亡くなってしまうんですよね……銀行が倒産したことでショックを受けて、でしたっけ。切ない。

 

 

マシュウとマリラは夫婦?

記事の冒頭で、今回の『有村架純 カナダ大自然の旅』でツッコミを入れたい箇所があると書いているかと思います。ツッコミどころはこの『赤毛のアン』に関するナレーション部分です。

放送開始から45分経ったところで、「『赤毛のアン』は、孤児院を出てプリンスエドワード島で暮らす老夫婦の元へやって来た少女の物語」と言ったのです。

違うんです。アンが暮らすことになったカスバート家の2人、マシュウとマリラは兄妹の肉親で、独身です。「老兄妹」であって、「老夫婦」ではないのです。マシュウとマリラが結婚している設定にしてしまうと、物語の大事な設定が崩れてしまいます。マシュウは女性がとても苦手にしていますし、マリラも神経質なほどに潔癖に生きてきた女性で、どちらも人間関係を築くことが不得手な人です。そんな2人にアンが加わることで彼らの人生が変わっていくのですから。

細部を間違えるならまだしも(良くないですが)、基本かつ重要な設定部分は間違えないでいただきたかったです。ナレーター(このときは高瀬アナではなく有村さん?)が原稿を読み間違えたのではなく、原稿を書いた人が作品を読んでいないか、覚え違いをしているかしている感じでした。番組内容は放送まで何度かチェックをされたはずですから、番組に携わった人の中で一人でも『赤毛のアン』が好きな方がいれば防げたことではないかと思います。

あれ、原作だと老夫婦とかそういうことでしょうか? 原作はどうでしたっけ……いや、同じだと思いましたが、書いていて自信がなくなってきました。

 

 

おわりに

カナダは自然が本当に綺麗でした。行って写真を撮りまくりたいです。プリンスエドワード島は特に素晴らしいですね。大きな起伏のある島ではないこともあって、日本で見られる景色とはまた一味違う美しさを感じます。紅葉の季節に一度は行ってみたいです。

そういえば、有村さんがクランベリーの収穫をしていたときに思ったのですが、Eテレ『0655』や『2355』で放送される、『クランベリーの赤い実』の歌の中のクランベリー収穫シーンとは異なる方法で行われていました。機具から異なっていましたね。アメリカとカナダの場所の違いなのか、収穫方法の新旧(時代)の違いなのか、その他の理由かはわかりませんけど。まぁ方法を一つに限ることでもないですか。

『有村架純 カナダ大自然の旅』は、『赤毛のアン』のナレーションでツッコミどころはありましたけど、その他は大いに楽しめました。再放送は12月29日金曜日09:35からを予定しているみたいですから、見逃した方は是非再放送をご覧になってください。

 

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