ディスディスブログ

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手軽さとは裏腹に淹れるのが意外に難しいペーパードリップによるドリップコーヒーの美味しい淹れ方が参考になりました - Eテレ「おうちで楽しむ極上コーヒー」」

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毎週月曜-木曜21:55からEテレで放送されている5分番組『まる得マガジン』、2017年12月4日から「おうちで楽しむ極上コーヒー」の放送が始まりました。

第3回まで以前ブログで紹介しているかと思いますので、この記事では第4回と第5回、美味しいドリップコーヒーの淹れ方を書きます。

 

 

目次

 

 

まる得マガジン「おうちで楽しむ極上コーヒー」

www4.nhk.or.jp

ほっと一息つきたい時に飲みたくなるコーヒー。豆や道具などにこだわり自宅でひきたての味を楽しむ人も増えている。コーヒー店店主でバリスタの岡田章宏さんがこだわりの一杯をおうちでいれる極意を伝授する。

番組説明にはこのように書かれています。番組で講師を担当される岡田章宏さんについては「イタリアや日本でバリスタの修行を積み、数々のメディアに登場するとともに、セミナー講師を務める。「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2008-2009」優勝。「ワールド ラテアート チャンピオンシップ 2008」3位など数々の大会で活躍。2016年秋に独立し、京都市内にカフェをオープン」と書かれています。

 

 

第4回「ペーパードリップ 準備編」

「おうちで飲む極上コーヒー」の第4回は「ペーパードリップ 準備編」でした。岡田さんがペーパードリップを一番の推していました。ペーパードリップが手軽さとは裏腹に淹れるのが意外と難しく淹れる人によって差が生じやすい抽出方法だそうです。

 

ペーパードリップに必要な道具

ペーパードリップに必要な道具は「ドリップポット」「ドリップ・ペーパーフィルター」「コーヒーサーバー」「ドリッパー」です。あると便利な道具は「秤(はかり)」「タイマー」「メジャースプーン」で、これらは味を均一にするために持っていると便利です。

 

ドリッパーとペーパーフィルター

ドリップに欠かせない道具が「ドリッパー」です。ドリッパーには底の穴が3つ穴と1つ穴の2種類あります。湯の落ちるスピードが3つ穴の方が早く、1つ穴の方が遅い。

スピードが変わると味も変わってきて、3つ穴は速く落ちるため「雑味が出にくく軽やか」な味に仕上がり、1つ穴はゆっくり落ちるため「コクがあり濃厚」な味に仕上がります。味の好みで選ぶと良さそうです。

ペーパーフィルターの折り方は、まず側面を折ったら、裏返して底の部分を逆方向に折ります。そして底の角をつまんで形を立体に整えると、ペーパーがドリッパーにフィットして安定した抽出が可能になります。

 

ドリップポットの選び方

ドリップポットは「注ぎ口が細いもの」を選ぶようにします。コーヒードリップ専用のポットを選ぶことで湯量や注ぐスピードをコントロールしやすくなります。

細いお湯の方が調節がしやすく丁寧な抽出ができるからです。番組ではヤカンとドリップポットで比べていましたが一目瞭然で、ヤカンでは繊細なコントロールができずにお湯が均一にかかっていませんでしたし、ヤカンで淹れた方が出来上がりの色も薄くなり、味も薄くなっていました。ヤカンでは味を抽出する前に落ちてしまうようです。

ドリップポットを買いたくないとか買いたいけど使う日に間に合わないという方は、ヤカンで淹れるのではなく、「急須(きゅうす)」で代用は可能ということでした。ドリップポットがベストではありますが。

 

 

第5回「ペーパードリップ 実践編」

「おうちで楽しむ極上コーヒー」の第5回は「ペーパードリップ 実践編」です。ドリップポットによるお湯の注ぎ方が紹介されていました。

 

美味しいペーパードリップの淹れ方

美味しいペーパードリップの淹れ方です。まずドリッパーにペーパーをセットしてそこにコーヒーの粉25g(2杯分、約300ml)を入れて、ドリッパーを少し揺らして粉を平らにします。注いだお湯の流れを一定にするためです。

次に秤(はかり)を用意し、ドリッパーとその下あるサーバーを秤の上に乗せます。秤に乗せることで、お湯の量を秤で量ることができ、これにより毎回安定した味を抽出することが可能です。

いよいよお湯を注ぎますが、まず一投目の「蒸らし」が重要です。一投目は秤の目盛りが40gになるまで慎重に注ぎます。お湯が粉に対して垂直になるように中央に細く注ぎ入れます。そのまま20-30秒おいて粉を蒸らします。これによりコーヒーの成分が出やすくなります。

二投目も慎重に、秤の目盛りが140gになるまで中央に「の」の字を描くように注ぎます。注意点はこの際にペーパーに直接お湯をかけないようにすることです。そうするとお湯がペーパーを伝って落ちるのでお湯を豆に浸透させることができません。

三投目もやはり慎重に、表面が少しへこんだら秤の目盛りが240gになるまで中央に静かに注ぎます。

四投目、ここから後半です。後半は雑味が出やすいので、秤の目盛りが360gになるまで太い湯で素早く注いで手早く抽出します。360gまで注いだら出来上がりです。

 

 

おわりに

放送は第8回まで既に放送されています。プログラムは8回で全て終了したかと思います。2017年12月18日月曜日から再放送がありますので、正午前11:55からEテレをご覧になってください。

第6回からは、個人的にはそれほど重要な感じはしなかったといいますか興味が湧かなかったといいますか、なので「お家で楽しむ極上コーヒー」の記事は今回で最後です。と言いつつ後で気が変わって書くかもしれないです。

私は普段専らインスタントコーヒーを飲んでいます。そのためドリッパーなど道具を一切持っていないのですが、この番組を観たこともあって最近は道具が欲しくなっています。

今はドリッパーはどこの物が良いのかなぁとAmazonを探す機会が増えています。中でも「カリタ」さんの「ウェーブドリッパー」が有力候補ですね。ステンレス製、値段2,248円。となるとサーバもカリタさんのウェーブシリーズ500サーバーGが良いでしょうか。1,400円。専用のフィルターが100枚入り1,400円。

トータル5,000円ほどですか。う〜ん、地味に高くなります。フィルターを100円ショップのものにすれば……でもコーヒー豆を買わなければいけないですし、ミルも持っていないので……やっぱり難しそうです、私には。