毎週土曜日(金曜深夜)00:30より、TOKYO MXにてアニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』が放送されています。
2017年12月16日の放送は第11話「大人の国」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』
AT-Xでのご視聴ありがとうございました
— TVアニメ『キノの旅』公式 (@kinonotabianime) 2017年12月15日
この後24:30~はTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11で放送!
さらにAbemaTVでも地上波同時配信いたします!
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2017年12月16日の放送は第11話「大人の国」でした。
11話「大人の国」
今夜放送の キノの旅 第11話見てください! pic.twitter.com/RKjUuIf58d
— <える@三日目東ロ34b (@kuerun) 2017年12月15日
11話は主人公(ヒロイン?)「キノ」とモトラドの「エルメス」が出会った話でした。
キノはかつてある国で暮らしていて、その国に1人の背の高い痩せている男性の旅人が訪れました。旅人の名前は「キノ」と言います。
キノに宿を訪ねられた少女はり、自分の家が宿をやっているからとキノを案内し、キノは好意を受け取り3日間の滞在を宿に泊まることにします。翌日からキノは宿屋の納屋でしょうか、そこに眠っていた1台のモトラドを譲り受け修理しています。モトラドの名前はキノの古い友人(でしたっけ)の名前を取って「エルメス」としました。
今夜はキノの旅、11話「大人の国」。あれ、もしかしたら「大人のふりかけ」だったかも。 pic.twitter.com/4V4foVQrvE
— ごー🍞 (@powerjet_go) 2017年12月15日
少女はキノから様々なことを話します。その中で少女はキノに対して近々「ちゃんとした大人になるための手術」を受けることを話します。その国では12歳になると、その人は頭の手術をして「大人になる」というのです。大人は両親から受け継いだ仕事をしなければならない、やりたくない仕事でもやらなければいけない、と少女は言います。少女は大人になる前の「最後の一週間」を過ごしています。
少女は本当は歌が好きなのですが、両親が歌手ではないから歌手になることはできない、そういうものだと考えています。
キノの死
キノの旅11話「大人の国」が今夜放送です!
— 田口智久 (@TAGUCHITOMOHISA) 2017年12月15日
今回の話数で絵コンテ演出を担当しました。なかなか大変な話数でしたがスタッフの力のおかげで形になりました!
是非キノの過去をご堪能くださいー!#キノの旅 pic.twitter.com/eKzA4DFniO
少女はキノと話していくうちに「大人」になることに疑問を感じ始めます。両親に、大人の手術を受けるのではなく、別の方法で大人になることができないかと伝えると、両親は人が変わったように怒り始め少女を責めます。周囲の人たちからも育て方を間違えたと言われた少女の父親は、少女におかしな考えを植え付けたキノを捜します。
キノは宿の近くの路上でエルメスのエンジンをかけていました。キノを見つけた少女の父親はキノを責めたて、さらにその後包丁を持ち出して少女を殺そうとします。処分だそうです。
少女が父親に刺されそうになった瞬間、キノは身を挺して少女と父親の間に入って、少女の代わりに父親の刃を腹(胸?)に受け、大量の血を流しながら絶命しました。
2代目「キノ」
【今夜放送】「キノの旅」第11話『大人の国』AT-Xにて22:00~放送!
— TVアニメ『キノの旅』公式 (@kinonotabianime) 2017年12月15日
24:30~はTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11、Abema TVでも放送・配信します!
あらすじ:https://t.co/3t0s6hH1OZ
AbemaTV視聴ページ:https://t.co/OCr6qHNJBl
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九死に一生を得た少女。彼女の両親は2人でキノの体に深く入った包丁を抜こうとしています。抜いたら次は間違いなく少女の番です。
そこへ少女に語りかける声が聞こえてきました。声の主は少女の側にあったモトラドのエルメスです。エルメスの、自分に乗って操縦して城門を突破して国外へ逃げろという言葉を受けて、少女はエルメスにまたがりアクセルを開けて国を脱出しました。初めてとは思えないほど操縦が上手です。
遠くまで走って逃げた少女とエルメスは、一面に赤い花が咲き乱れる広い花畑で倒れました。ここまで来ればもう追手は来ないと安堵してのものです。横たわる少女にエルメスが名前を聞くと、少女は「キノ」と答えます。
実はそのとき少女はエルメスの声が耳に届いておらず、自分を庇って死んだキノのことを思い出してキノの名前を口にしていました。エルメスの質問に答えるように聞こえたのは偶然です。しかし少女は自分が生まれ変わるのに良い機会と思ったのでしょう、タイミングよく発した「キノ」の名前をそのまま自分の名前として使うことに決めました。
おわりに
こうして『キノの旅』のキノが誕生しました。この少女キノは2代目……いや、初代と私が思っているキノも初代とは限らないのですが、現状では今回登場した男性が初代キノで少女が2代目キノになろうかと思います。
以前、キノは自分が再び「シズ」と会ったときには、シズが死ぬほど驚くだろうということを言っていたかと思います。それはどういう意味なのか、私は今でもとても気になっています。
そのとき私は当ブログで、キノは2代目キノ3代目キノと代替わりをするのかと予想をしていました。しかし今回のエピソードを観る限り、代替わりそのものはしていてもそのきっかけは偶然によるもので、キノがシズと再びあったときに3代目になっている可能性はあまり高くないかなという印象を受けました。ですから私の次にシズと会ったときにキノが別人に変わっている説は違う気がしています。
では「シズが死ぬほど驚く」と言った意味は何なのか……全く想像がつきません。
大人の国は洗脳レベルのことを国民に強いているようです。寓話なので思想は極端すぎるのですが、そういった傾向は現実世界にもありますよね。今日本が脅威に感じている国とか何とか色々と……。現実世界と照らし合わせて考えるとなかなか考えさせられるものがあります。
「大人の国」は原作第1巻に収録されているようです。