平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2017年11月29日水曜日の放送は「すべて性ホルモンのせいだった!〜男性ホルモン編〜」として「男性ホルモン」について特集されていました。
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あさイチ「すべて性ホルモンのせいだった!〜男性ホルモン編〜」
2017年11月29日水曜日放送のNHK『あさイチ』は「すべて性ホルモンのせいだった!〜男性ホルモン編〜」という特集が組まれていました。
「性ホルモン」の特集は今回で2回目です。以前女性ホルモン編が放送されていましたが、今回は男性ホルモンです。男性ホルモンだからといって男性だけの話ではなく、女性にも関わってきます。女性にも男性ホルモンはありますから。でも今回は後述するように男性がメインの放送でした。
男性ホルモンが減少すると、頭痛や不眠、情緒不安定(イライラ、パニック、不安)、目眩、火照り、発汗、メタボリックシンドロームいわゆるメタボ、性欲の低下、やる気の低下、筋力の低下、頻尿、冷えなど、20以上と言っていたでしょうか、様々な症状が現れます。
女性の「更年期障害」とよく似た症状ですよね。更年期障害というと女性特有のものと思われがちですけど実は男性にも起こることみたいで、今回はこの「男性更年期障害」について触れられていました。
男性更年期障害のチェックシート
「男性更年期障害」のチェックシートがありました。
- 総合的に調子が思わしくない
- 関節や筋肉に痛みがある
- 突然汗が出るなど、ひどい発汗がある
- 寝つきが悪いなど、睡眠に悩みがある
- よく眠くなる
- イライラする
- 神経質になった
- 不安感がある
- 疲れやすくなった
- 筋力が低下した
- 憂うつな気分になる
- 「人生のピークはすぎた」と感じる
- 燃え尽きたと感じる
- ヒゲの伸びが遅くなった
- 性的能力が衰えた
- 朝立ちの回数が減った
- 性欲が低下した
この17項目です。ご自身の状態を5段階で評価をしてください。「症状がない」なら1点、「症状が軽い」なら2点、「症状がそれなりにある」なら3点、「症状が重い」なら4点、「症状が非常に重い」は5点です。
合計点が50点以上なら男性更年期障害の疑いがあります。年齢は40歳以上と言っていたでしょうか。
男性更年期障害は何科を受診すればいい?
「男性更年期障害」の疑いがある場合は病院で一度診てもらった方が良いみたいです。特に上記チェックシートで50点以上を取った方は行った方が良さそう。
男性更年期障害は何科を受診すれば良いの?という疑問が出てきますが、これは「泌尿器科」が良いみたいです。もしくは男性更年期専門外来。
男性ホルモンを増やすために何をする?
男性ホルモンを増やすためには日常生活で何をすれば良いかについて紹介されていました。多くの場合に当てはまることですけど「食事」「睡眠」「運動」が重要だということでした。
食事は何が良いかというと、「ジオスゲニン」が含まれている「とろろ(山芋)」、「アリシン」が含まれている「玉ねぎ」「ニンニク」、「亜鉛」が含まれている「牡蠣(かき)」や「レバー」などが良いそうです。これらを食べると代表的な男性ホルモンである「テストステロン」を増やす効果があるようです。
ジオスゲニンは確かアルツハイマーにも良いとか何とか聞いたことがあります。覚え違いだったら申し訳ありません。
おわりに
やる気の低下や不眠というと「うつ」に似た症状ですから、「うつ」などで心療内科や精神科に通っている方の中も、もしかしたらは原因が男性ホルモンにあったなんてことがあるかもしれないですね。
心療内科などに通っていても症状に改善が見られない場合は泌尿器科にも行ってみることを考慮した方が良いのでしょうか?その点は番組では言っていなかったと思いますのでご自身の判断で、となります。その場合は泌尿器科の医師に心療内科などに通っている旨を説明した方が良いでしょう。処方する薬が変わるかもしれないですから。
番組中のVTRでは、男性更年期ではないかと泌尿器科を受診した男性がいました。その方は漢方薬とビタミンB1、食事と運動で対処していました。漢方薬は「柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)」という名前でしたね。柴胡加竜骨牡蛎湯はイライラを取ってくれる漢方だそうです。ビタミンB1は疲れを取ってくれると。
番組で言っていたのですが男性ホルモンの軟膏が薬局などで市販されているんですね。知らなかったです。