ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

美緒の本命は瑛太の大学か?瑛太は美緒と同じ大学を受験するのに…『賢者の贈り物』みたいな展開です - アニメ『Just Because!』第8話の感想

スポンサーリンク

毎週木曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『Just Because!』が放送されています。2017年11月30日の放送は第8話「High dynamic Range」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

スポンサーリンク

アニメ『Just Because!』

justbecause.jp

 

2017年11月30日の放送は第8話「High dynamic Range」でした。

 

www.eizo.co.jp

 

『EIZO』さんのWebサイトにHigh dynamic Range、HDRの説明がありました。分かりやすいのでHigh dynamic Rangeをご存じない方は一読されると良いかもしれません。High dynamic Rangeを理解していなくても本編は大丈夫かと思いますが。

 

 

8話「High dynamic Range」

高校3年生の冬に九州から神奈川県(の湘南、江ノ島辺り)に戻ってきた主人公「泉瑛太(いずみ・えいた)」は、中学時代に同じ野球部に所属していた同学年の「相馬陽斗(そうま・はると)」とヒロイン「夏目美緒(なつめ・みお)」と再会しました。

瑛太は美緒のことが好きです。その美緒は陽斗のことが好きです。陽斗は元吹奏楽部の3年「森川葉月(もりかわ・はづき)」のことが好きです。片想いの連鎖。

しかしながら5話辺りからだったでしょうか。美緒の気持ちが徐々に変化していて、陽斗に思い出の消しゴムを返したシーンでも特別な感情は湧かなくなっていましたし、6話ラストで瑛太が後輩の写真部「小宮恵那(こみや・えな)」と2人でいるところを見て「何で……?」と困惑している様子もありましたし、7話ではとうとうはっきりと自分の気持ちに気がついたようでした。

瑛太はそんな美緒の心の変化に気がついていません。瑛太は既に推薦での大学進学を決めていたものの、美緒と同じ大学に入ろうと受験勉強を始めています。

 

 

恵那の宣戦布告に美緒は…?

7話で恵那は先輩の美緒を呼び出して、瑛太をデートに誘ってもいい?とタメ口で聞いていました。美緒の返事は「駄目」です。そこで7話が終わっていましたね。

8話冒頭では瑛太と美緒が2人で電車に乗っているところからスタートしていて、瑛太が美緒に7話で聞きたいことがあると言われた内容が何なのかを聞いていました。美緒はもう大体わかったからもう良くなった、と言って聞き出そうとしませんでしたが……それは勘違いを起こしているはずで……『めぞん一刻』的な面倒事になりそうな予感しかしません。

どうして美緒がわかったと言ったかというと、おそらく7話で恵那が瑛太に抱きついているところを見たからだと思います。あっ()というやつですね。

 

 

恵那と瑛太のデート

これまで積極的に瑛太に絡んでいた恵那でしたが、いざ好きだと自覚するとなかなか行動に移せないようで、LINEでデートに誘おうとしますが文面に困ったり断られたらどうしようと思ったりでなかなか一歩を踏み出せていません。

LINEの投稿テキストを打ち込んで後は投稿するのみという段階まで行くのですが、できずに家のこたつで悶々としていると、飼い猫がポチッとスマホの画面を押してしまい、図らずも一歩踏み出すことになりました。

投稿後にすぐメッセージを消そうとしたみたいですけど、瑛太の既読がすぐに付いてしまい後に引けなくなりました……が、これはもう覚悟を決めるしかないですね。猫GJというところでしょう。

名目としては以前、コンクールに送る写真部写真を瑛太本人から許可をもらえたことのお礼をするということでしたが、もはやそれはデートで恵那も瑛太にデートだと宣言していました。瑛太もそれをわかって誘いに乗っているのですが……美緒を思うならデートなら断るとはっきり言うべきだと思います。瑛太のこの変な優しさが後で響かなければ……と心配になります。

その後に恵那は瑛太を学校に誘っています。生徒会室に。そこで瑛太は自分の知らない約3年間の美緒を知りました。

そう言えば学校へ行く前の海岸で、美緒が瑛太が撮っていた自分の写真を待ち受け画面に設定していました。瑛太は待ち受けの設定をどこでいじるかわからないみたいでそのままにしていたようでしたから……こちらも嫌な予感しかしないですね。美緒に画面を見られてまた勘違いをされるという……。

ウェブで検索をかければ解決方法はたくさん載っていると思いますから、戻していなかったとしたら瑛太の怠慢でしかないですね。

しかも、デート当日に待ち合わせ場所に行く前に、瑛太は美緒と偶然会ってしまったんですよね。恵那とデートだとバレていました。ん〜、流れが悪すぎる。

 

美緒「駄目って言ったのに」

恵那「会長(美緒)の許可いる?」

美緒「じゃあ何で聞いたの……」

恵那「それは……何となく」

この会話が怖かったです。湘南モノレールの車内で瑛太を挟んでちょっとしたバトルでした……バツが悪すぎる。瑛太は特に美緒の気持ちはわかっていないですから事情がわかっていないです。

 

 

美緒の本命校は?

美緒はセンター試験を受けていましたがそれは滑り止めで、本命の大学があるようです。美緒が美緒のお姉さんと自動車に乗っているときに本命校の赤本(過去問題集)を持っていて、赤本の表紙に書かれた大学名は「翠山学院大学(青山学院大学?)」でした。

どうやらここは瑛太が推薦を取った大学みたいです。いや、私は瑛太がどの大学の推薦を取ったか知らないのですが(私の見落としでしょう)、多分そういうことだと思います。

瑛太はおそらく推薦を蹴ってまで美緒が受験する大学を受験しようとしていて、美緒は行きたい教育学部がない(らしい)大学を受験しようとしています……この話は何だか『賢者の贈り物』みたいですね。

美緒が瑛太が蹴るであろう翠山学院大学に受かったらどうするのでしょうか?

 

 

賢者の贈り物とは?

「賢者の贈り物」(けんじゃのおくりもの、原題:The Gift of the Magi)は、オー・ヘンリーの代表作となった短編小説。新約聖書の、東方の聖者がキリストの誕生を贈り物を持って祝いに来たエピソードを下敷きに、贈り物をめぐる行き違いを描いた。

- 賢者の贈り物 - Wikipedia

賢者の贈り物のWikipediaにはこのように書かれています。

『賢者の贈り物』の内容を簡単に書きますと、貧しい夫婦がクリスマスに互いにプレゼントをしようとして、夫は妻のために自分の大切な懐中時計を質に出してそのお金で櫛(くし)を購入し、妻は夫のために自分の大切な髪の毛を売ってそのお金で懐中時計の鎖を購入し、プレゼントをしました。一見するとお互い最も愚かな(役に立たない)プレゼントをしたのですけれど、「相手への思いやり」という最も尊いプレゼントをした彼らは最も賢い人たちなのだという話です。

英語の授業などで学んだことがある話かと思います。有名ですね。

 

 

葉月も瑛太への恋心が芽生えるなんてことが?

これは可能性はあまり高くないと思いますけど、8話のラストで葉月が瑛太と偶然に会っていました。そのときに7話で購入していた洋服を着ていて、その様子が何となくですけど葉月も瑛太のことが好きになるかもしれないなと思わせるものでした。

いや、さすがにこれはないですね。忘れてください。

 

 

おわりに

瑛太が受験をしようとしていることは陽斗にバレていました。陽斗のお祖母さんが瑛太が参考書を購入しているところを偶然見たそうです。陽斗は瑛太が美緒を好きなことをも理解していますよね、確か。

デートが終わった別れ際、恵那は瑛太に写真コンクールで入選したら先輩に告白する、と告白予告をしていました。告白しているようなものですが瑛太はどうするのでしょうね? どうするもこうするも瑛太は美緒を好きなのですから断るしかないでしょうけど。さすがにOKは出ないですよね? 美緒が諦めるか断るかしない限りは。

気になりますね、先が。

 

スポンサーリンク