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シモンが意外な(?)人物と手を組んでグレンラガン復活!宿命合体の口上がカッコイイです - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』21話の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

2017年11月16日の放送は21話「あなたは生き残るべき人だ」でした。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年11月16日の放送は第21話「あなたは生き残るべき人だ」でした。

 

 

21話「あなたは生き残るべき人だ」

新政府の新たな総司令補佐官となった「ロシウ」は、シモンの死刑執行が決定したことと「螺旋生命体殲滅システム」の対策案を提示しています。

対策案とは月の激突から国民を守るため、全世界36ヶ所に設置された巨大地下シェルターに退避させ、シェルターのない新都「カミナシティ」近辺の住民は超弩級巨大スペースダイガン「アークグレン」で成層圏外へ一時退避することです。

しかし真実は、宇宙に脱出するアークグレンに搭乗した者のみが生き残り、地球に残った生命体を全て見殺しにするというものでした。月衝突のエネルギーは地表だけでなく地下の生命体を焼き尽くし、1年間はどのような生命体も生きられない星となると予想されるためです。

新政府の法務局長「キタン」たち「大グレン団」のメンバーのうち、主にガンメンのパイロットとして前線で獣人と戦っていた者たちは、ロシウの方針に反対をして地球に残り月の衝突を防ぐためにアンチスパイラルと戦う姿勢を見せました。

ロシウは一緒に地球を脱出するよう説得しますがキタンはそれを拒否、ロシウが首から下げているコアドリルを要求して、ロシウはそれに応えて袂を分かつことになりました。キタンも総司令としてのロシウの決断は尊重しつつ。

飛び立つロシウやリーロンたちの乗るアークグレン、残るキタンたち。

 

 

ヨーコとヨマコ先生

20話の終盤で、投獄されている「シモン」の前に現れたニアに対してライフルを撃ち、3部になって初めて本格的に登場した大グレン団の「ヨーコ」が、これまでの間どこで何をしていたかが21話の内容でした。

ヨーコは新政府になってからカミナシティを離れていて、1年前から地下から出てきた人間たちが暮らす「コレハナ島」の小学校で教師として働いていました。どことなく瀬戸内を想像させる場所です。二十四の瞳的な。

ヨーコは名前をヨーコではなく「ヨマコ」という偽名を使っています。まいっちんぐマチコ先生も意識していますか? ヨーコは新任間もなく土地に馴染んだようで、生徒たちと生活をしていました。

しかし、テレビの放送でニアの演説によりアンチスパイラルの攻撃が始まったことを知ります。さらにロシウから個人的な連絡が入り、月が落下することとカミナシティに戻ってアークグレンに乗るように説得をされました。

サブタイトルの「あなたは生き残るべき人だ」はそのときロシウがヨーコに言った言葉です。

このロシウの言葉を聞いてヨーコは「それがあんたらの政治って訳ね、ふざけないで」と言いました。ヨーコはこれを機に動きます。生徒たちに「取り戻してくるから。あなたたちの大好きな真っ青な空を」と別れの言葉を残し、しばしの別れです。

20話ラストでシモンの牢屋に訪れたのはそれから間もなくのようです。コレハナ村のある島からカミナシティはほど近くにあって、ヨーコはすぐにキタンたちガンメン隊と合流、シモンの居場所を聞くと単独で刑務所に向かい、牢屋にたどり着いたところでシモンとニアの会話が発生していました。

 

 

グレン団の再結成

ニアが去り、牢屋に入るとそこにはシモンがいて久しぶりの再会を果たします。

ヨーコ「月は落ちてくる。地上も地下も全滅する。逃げ場はなし」シモン「宇宙に出たら待ち伏せらしいしな、八方塞がりだ」ヨーコ「でもこういう絶対的なピンチを何とかするのがグレン団でしょ?」シモン「ああ、そのとおりだ」

このやり取りからもヨーコもぶれていませんでした。やることは決まりです。ヨーコは手錠を破壊してシモンを解放し、地上の全てをアンチスパイラルの脅威から救うために月を止めてアンチスパイラルと戦うのです。

牢屋にはシモンの他に獣人の「ヴィラル」がいて、シモンはヴィラルを誘っています。刑務所を出るとグレン団のメンバーが集っていて、キタンがシモンにコアドリルを投げつけ、グレン団の再結成です。

「野郎ども!今からあの天井(月のこと)をぶっ飛ばすぞ!!」とキタンが号令をかけるとグレン団のメンバーが「おーー!!」と返します。あのカミナが作った破茶目茶なグレン団が戻ってきました。

と同時に「ブータ」も戻って来てシモンと涙の再会です。

 

 

宿命合体グレンラガン

前回「キングキタン」などの旧式ガンメンを廃棄せず逆に整備してくれていた「マッケン」と「レイテ」の夫妻が、今度はシモンのために「グレンラガン」をプレゼントします。アークグレンに乗って宇宙へ行った「リーロン」がシモンのために、出力もパワーアップさせた機体を用意してくれていたようです。

シモンはヴィラルに「乗ってみるか、ヴィラル?」と誘います。グレンに乗れというのです。これまで散々煮え湯を飲まされたグレンに自分が乗ることになるとはな、とヴィラル。体は正直でグレンラガンに乗ってみたいと疼くようです。

グレンラガンに乗ったシモンとヴィラルはそのままグレンラガンで宇宙へ、キングキタンたちはロケットに乗って宇宙へ飛びました。ガンメンはそもそも対アンチスパイラル用のロボットですから宇宙でも戦えるとのこと。

宇宙ではアンチスパイラルの猛攻撃を受けているアークグレンがいました。「ギミー」や「ダリー」たち「グラパール隊」が戦うものの劣勢で、ロシウたちは自分たちの敗色が濃くなっていくことを自覚しているようでした。

万事休すかと思われたところに現れたのがシモンたちです。「諦めるな、ロシウ!」「諦めたらそこで終わりだ!忘れたのか、このドリルが天を突くドリルだってことを!」と言った後、久々の口上がありました。

シモン「人と獣の2つの道が捻って交わる螺旋道!」ヴィラル「昨日の敵で定めを砕く!明日の道をこの手でつかむ!」シモン&ヴィラル「宿命合体グレンラガン!! 俺を誰だと思っいやがる!!」

……です。武者震いがしました。感動です。

 

 

おわりに

最後の口上はめちゃくちゃ熱かったですね。1,2部では双方に死者を出すほど戦闘を繰り返していた地球の螺旋族である人間と獣人が手を取って、共に操るグレンラガンで反螺旋族と戦う、そういう構図です。カッコイイ!!