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伊能栞が「風鳥亭」のピンチに登場しました。藤吉との修羅場がありそうです - 朝ドラ『わろてんか』38話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年11月14日放送の38話は「風鳥亭」の開業です……が、という話です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第7週「風鳥亭、羽ばたく」

www.nhk.or.jp

 

2017年11月13日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第7週「風鳥亭、羽ばたく」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は幼少期が明治35年(1902年)でしたから、第6週現在はそれから10年後、明治45年ほどでしょうか。

本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は17歳です。「てん」は幼少期に京都の「薬祭り」で出会った大阪の旅芸人一座の芸人「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と、藤吉の実家のある大阪は船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」へと駆け落ちしました。

しかし、「てん」は藤吉の母で店を切り盛りしている「ごりょんさん(御寮人さん)」こと「北村啄子(きたむら・つえこ、演:鈴木京香)」から嫁とは認めてもらえず、女中として北村屋で働くことになりました。

ライベル店に番頭を引き抜かれて店の経営が傾きかけたところへ、藤吉が多額の借金をこさえたことが決定打となり、北村屋は店を畳むことになります。藤吉と「てん」と「御寮人さん」の3人は藤吉の芸人仲間「キース(演:大野拓朗)」だったか「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」だったか忘れましたが、彼らから売れない芸人が暮らす貧乏長屋を紹介され、そこに住まうことにしました。

藤吉は「てん」からの勧めで寄席小屋の経営に乗り出し、大阪・天神にある閉店している寄席小屋を見つけ、主の「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」を説得して何とか譲り受けることになりました。

手に入れたと思われた寄席小屋は、元僧侶の太夫元「寺ギン(てら・ぎん、演:兵動大樹)」に横取りされそうでしたけど、儀兵衛から500円を借りて、寄席小屋を買い取る形で解決しています。

 

 

風鳥亭に閑古鳥が鳴く

開店準備も終わっていよいよ開店となりました。人件費をかけられないことで従業員を雇えず、「てん」は客の呼び込みからお茶汲みまで裏方の雑用をこなして大忙しです。初日だけは吉蔵の妻「万丈目歌子(まんじょうめ・うたこ、演:枝元萌)」もお茶出しを手伝ってくれていました。

キースや吉蔵、俄芸人「アサリ(演:前野朋哉)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」といった仲間の芸人たちも、呼び込みなどの雑用を手伝いつつ出番がやって来ると舞台にあがるようです。

彼ら仲間たち、それと藤吉が見つけてきた落語家「和泉家玄白」を迎えて「風鳥亭」は開店しました……が、落語家を含めて芸が全く面白くなく、大入りだった客はアクビをするなど退屈し始めています。

閉演後、楽屋で和泉家玄白はこういう新しい寄席は3日目からだというので、藤吉たちは真に受けてこれから徐々に笑いが増えていくと期待していました。

しかし、2日目、3日目と日を追うにつれて客足は遠のき、閑古鳥が鳴いています。玄白が舞台に上がっても客は2人しかおらず、その2人の客も演じている途中で帰ってしまいます。俺の方が面白いとまで言われる始末。

その玄白は楽屋に戻って、藤吉たちを正座させてお前たちのやり方が悪いからだと怒鳴って責任転嫁しています。さらにもう二度と来ないと捨て台詞を吐いて出て行ってしまいました。

ちなみに和泉家元白を演じているのは「鍋島浩」さんです。朝ドラで何度か拝見したことがあります。

 

 

てんのピンチにあの男が現れる!

開業早々にピンチを迎えた風鳥亭。500円の借金を返さなければいけないのに……と悩む「てん」。そこへ一人の男性客が入ってきました。

その男性客は、かつての「てん」の見合いの候補になった「伊能栞(いのう・しおり、演:高橋一生)」です。「てん」のピンチになると現れる伊能、今回も「てん」を救ってくれるのか……?というところです。

伊能は一通り「風鳥亭」の芸を観た後に、藤吉と挨拶を交わしていました。伊能と藤吉の様子を見ると2人は初対面でしたか?  次回は「てん」を間に挟んで藤吉と伊能とでちょっとした修羅場になりそうです。

 

 

おわりに

今回も伊能が助けてくれるのでしょう。玄白レベルでなく、もっと高名な落語家を紹介してくれるのではないかと想像します。しかし、藤吉と「てん」はここまでずっと人頼みで来ていて、今回もとなるとさすがにどうかと思います。

できれば、ツテを使って有名人を引き入れて繁盛させるのではなく、無名でも実力のある若手落語家を登用するなど、独自の路線で経営をしていった方が後々のためにもなりそうですけれども。

ていうか藤吉は芸を見る目がある設定なのですから、それこそまだ芽が出ていない若手の発掘する才能もありそうですけどね。あまり安易な方向には行って欲しくないです。