ディスディスブログ

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「ピーナッツのお汁粉」で健康効果を得られる1日20粒をクリアできるとNHK『あさイチ』で紹介されました

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平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2017年11月6日月曜日の放送は「はじめよう!ピーナッツライフ」として、「ピーナッツ」の特集が組まれていました。落花生ですね。

ピーナッツがアンチエイジングの健康効果に優れているだとよく分かる回でした。

 

 

目次

 

 

はじめよう!ピーナッツライフ

www1.nhk.or.jp

 

2017年11月6日月曜日放送のNHK『あさイチ』は「はじめよう!ピーナッツライフ」として、「ピーナッツ」の特集が組まれていました。

ピーナッツは健康食材として今日本だけでなく海外でも注目されています。ピーナッツは薄皮に抗酸化作用があるポリフェノールの一種が含まれ、また細胞内の遺伝子にまで働きかけて長寿や若返りの作用まで期待できるとのことでした。

そんなピーナッツの効果がより向上する食べ方や、生ピーナッツなる新しい品種、日本で昔から伝わっているピーナッツを使った郷土料理、中国からヒントを得たスイーツレシピなどピーナッツのお得情報が盛りだくさんでした。

 

 

ピーナッツの健康効果

今回特集された「ピーナッツ」は、薄皮付きがより良く健康効果、特に抗酸化力を得られると紹介されています。抗酸化力というとアンチエイジング効果ってやつですね。

その抗酸化物質活性の度合いは、薄皮付きナッツ類の中でもピーナッツはダントツでした。1位。アーモンドよりもカシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオよりもピーナッツの方が高いのです。

ピーナッツの、特に薄皮に多く含まれるポリフェノールは細胞に近づく活性酸素をやっつけてくれるそうです。さらにピーナッツの薄皮にはポリフェノールの一種「レスベラトロール」という物質もあり、こちらは細胞の核の中まで入って遺伝子と結合することによって、細胞全体をゆっくりと動かすことができます。細胞はゆっくり動く方が老化が進みにくくなるため、即ちこのレスベラトロールには相対的に体を若返らせてくれる働きがあるということになります。

長生きできる上に生きている間も健康でいられるのがピーナッツなのです。

 

 

ピーナッツの3大疑問

ピーナッツの3大疑問として「太る?」「ニキビ・吹き出物はできる?」「鼻血は出る?」というものがあるそうです。確かにニキビや鼻血は私も子供の頃に親から言われたことがある気がします。

番組に出演していた先生が言うには3つとも「NO」だそうです。誤解だと。

「太る?」に関してはピーナッツを食べても「太らない」と答えていました。太ると言われてきた理由は、ピーナッツは半分が油でカロリーが高いからというのが主なものでした。カロリーが高いことは事実ですけど、研究が進んできた中で、ピーナッツを食べている期間は便通が良くなったとか間食をしなくなったとか、そういった良い結果も出ているため、トータルでは太らないという結論に現在は至っているということです。

「ニキビ・吹き出物は出る?」に関してはピーナッツを食べてもニキビや吹き出物は「出ない」と答えています。思春期など年齢の若い人は肌の下に油がなく、ピーナッツに限らず油分の多いものを食べると(皮脂腺から?)油が分泌されて、油が大好きな「アクネ菌」が増殖してそれがニキビになることはあります、ということです。ピーナッツだからニキビができるということではないと。

「鼻血は出る?」に関しては論文でもピーナッツと鼻血の因果関係は一つ報告されていないとのことです。むしろ1980年代にそういうことを否定する論文は出ていますと仰っていました。

 

 

1日にピーナッツを食べていい量は?

私たちはピーナッツを1日にどれくらい食べても良いものか?という疑問については、海外の研究では大人は1日80gのピーナッツを食べても大丈夫という報告があったそうです。ピーナッツは1粒1gほどですから単純計算で1日80個まで食べられることになります。

しかし、私たち日本人には80粒は多すぎるため(身体が小さいから?)、1日に20粒から30粒ほどに抑えた方が健康効果を得られるだろうとスタジオに出演していた先生は仰っていました。そもそも80粒も食べられないと思いますが。

スーパーやコンビニではピーナッツに塩が加わった商品がよく見られますけど、塩分がないものの方が良いとのことです。もちろんナッツ類にアレルギーを持っている人は食べることを避けましょう。アレルギーとは別の理由で医師から食べることを禁止されている方も同様です。

 

 

1日20粒を一度にクリアできる「ピーナッツのお汁粉」

健康効果を得られるピーナッツの量として推奨されている1日20粒、これを一度にクリアできる中国料理というかスイーツが紹介されていました。それが「ピーナッツお汁粉」です。

「ピーナッツお汁粉」の材料と分量(10人分)は、「薄皮付きピーナッツ」200g、「水」800ml、「黒砂糖」大さじ1/2杯、「塩」適量です。

「ピーナッツお汁粉」の作り方は、厚手の鍋に薄皮付きピーナッツと水を入れて一晩水に浸けます。強火にかけて沸騰したら弱火にして蓋をして約30分煮ます。煮たらミキサーに煮汁ごと入れて滑らかにします。お好みの濃さになるように水を入れて調節し、黒砂糖で甘みをつけて、最後に塩を入れます。これだけです。水の代わりに「ナツメ茶」を使っても胃腸の機能が上がって良いとのこと。

スタジオでピーナッツお汁粉を食べて(飲んで)いました。「ピーナッツだけって感じの自然の甘みがある」「体に優しそう」「寒い時期に温まりそう」「ココアに似た感じがする」「満足感がある」「朝に飲んだらいい感じ」と感想を述べています。

 

 

その他

他のピーナッツレシピは、「ピーナッツのドレッシング」「小魚のピーナッツみそあえ」「ピーナッツ鍋」が紹介されていました。

茹でピーナッツ専用の究極の生ピーナッツ「おおまさり」という品種があります。こちらは甘みが強く大粒でホクホクした食感になるそうです。また、長崎の大村市では「ゆでピー」が親しまれています。「にごみ」と呼ばれる、ゆでピーナッツを使った郷土料理もあるんですって。長崎に旅行に行ったときに食べたかったなぁ。

 

 

おわりに

ピーナッツお汁粉は良いアイデアだなと思いました。液体で温かいですから寒い時期に摂取しやすいです。私ならこれと甘酒を混ぜて飲むと思います。ピーナッツお汁粉を飲んだことがないのであれですけど、想像するに絶対に合う味です。生姜や邪魔にならなそうなスパイスも加えて。

今回の放送で学んだことは、ピーナッツは薄皮も一緒に食べましょうということですね。Amazonだとアメリカさんの無添加生ピーナッツが1kgで1,575円などの商品がありました。