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ネリの正体はファレナの…? リコスが話す外の世界の情報が多すぎて理解しきれません - アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』5話の感想

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毎週日曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』が放送されています。

2017年11月5日の放送は第5話「逃げるのはイヤだ」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」公式サイト |

 

2017年11月5日の放送は第5話「逃げるのはイヤだ」でした。

 

 

5話「逃げるのはイヤだ」

3話で「印(しるし)」の一人で記録係をしている主人公「チャクロ」たちが暮らしている巨大漂泊船「泥クジラ」に、「帝国」の兵士「アパトイア」が多数襲来してチャクロの幼馴染みの女の子「サミ」たち多数の住人が殺されてしまいました。

一度目の襲来が終わった後、泥クジラを牛耳る長老会はサミの兄で「無印」、新たな酋長となった「スオウ」に対して、泥クジラを砂の海に沈める、要するに集団自○をすることを決めたから、島の住人に伝えてきなさいと言うのです。

スオウはそれに反対しましたが自警団のリーダー「シュアン」に気絶させられました。最長老に「ファレナ」が全て知っていると知ってはいけない事実を聞いてしまったからです。

一方チャクロは、不思議少女「ネリ」にスオウに危機と長老たちによって泥クジラが沈められることを知り、島の仲間たちを集って体内エリアの奥へと向かうと、そこには大きな物体が存在していました。

 

 

泥クジラはファレナが動かす

チャクロが見た物体はやはり「ファレナ」と呼ばれるヌースでした。ヌース・ファレナ。ヌースとはヒロインの「リコス」がいた島にいて、彼女たちアパトイア兵の感情を食べて生きていた生物(?)「ヌース・リコス」と同じ存在です。

その直後に長老たちが現れて、手下に対してファレナへ矢を射させます。駄目だと叫ぶリコス、ファレナを助けるために自らの身を投げ打って防ぎ、自分は足に矢が1本当たってしまいました。

リコスに駆け寄るチャクロ、長老たちに向かってもう止めてくれと叫びます。長老会はリコスが身を投げ打つ理由がわかりません。自分たちを処刑しようとしている帝国の兵士である人間がどうして泥クジラが沈む=住人が死ぬことを妨げるのかが理解できないのです。

答えは簡単で、今の泥クジラの住人は罪人ではないから、そしてヌース・リコスから離れて感情を取り戻したことで泥クジラの住人たちが帝国の人たちが失くした大切なものを失わずにいるからだと伝えました。泥クジラの住人はこの世界の希望になり得るとリコスは考えているようです。

今の泥クジラの住人が罪人ではないというのは、自分たちの先祖が100年前(でしたっけ)に帝国で罪を犯し、流刑に処されて砂の海に放り出された者だということが事実だとしても、自分たちが罪を犯した訳ではないではないか、それなら自分たちが殺される理由はないということですね。正論です。

チャクロもリコスに同調し、帝国の人間であるリコスが自分たちのことを好きになってくれたことは一つの大きな希望で、そういう人が一人でもいるなら外の世界の人たちが自分たちのことを認めてくれることだってあるかもしれない、それなのに何もしないうちから勝手に絶望して集団自○などする必要などないのではないかと主張します。

その場にいた住人たちはチャクロとリコスの主張に折れ、また長老会の中でもチャクロたちに同調する人が出てきて、長老会の権威が失墜すると同時に泥クジラとしての今後の方針が固まりました。

泥クジラは、帝国の処刑という名の一方的な虐殺に抵抗して自ら活路を見出すということ、言い換えれば帝国と対決する選択をすることになりました。

 

 

ヌース・ファレナは特殊なファレナ

皆が治療中のリコスの元に集い、リコスから帝国のこと、外の世界のこと、帝国から見た泥クジラの住人のこと、ヌース・ファレナのことを聞きました。スオウはリコスから聞いたことは事実の全てではないと考えてはいますが、彼女からもたらされた情報は住人からすると驚くべきものばかりでした。

「全ての船にはヌースがいる」「敵の船はヌースを破壊すれば良い」「帝国には8隻の母船が存在する」「現在泥クジラを襲っている母船は『スキロス』という名の戦艦である」「ヌースは人の感情を食べる生き物で、ヌースを持つ者は人の心を支配できる」「ヌースファレナだけは特殊で感情は食べない(では何を食べるのか?)から狙われている」「帝国の他にも幾つも国があり、帝国と敵対する国もある」「帝国の他の国はファレナの存在すら知らない」「泥クジラの祖先はヌースによる支配を拒み感情を持ち続けることを選んだ」「帝国はファレナを檻にして砂の海に流し閉じ込めた」「敵国も砂の海を渡航する技術を得たから、ファレナの存在を敵に知らたくない奪われたくないとファレナを破壊し住人を殺そうとしている」

だいたいこのようなことを言っていたかと思います。情報が多すぎますよね……これらは一気に台詞で言っていましたから、私のような原作未読の視聴者はついて行けないかもしれないです。

リコスの情報を聞いたチャクロは、では帝国の他の国に自分たちのことを受け入れてくれるところがあるかもしれないと希望を持ちます。リコスは帝国のことしか知りませんから、あくまで可能性としてはあるかもしれないという答えを言っています。

 

スオウもそのとき(認めてくれる国が現れる)まで何とか帝国の攻撃から生き延びようと考えているようです。スオウは妹のサミを失っていますから、これ以上人の死を見たくないと、生き延びることを選択しています。

 

 

続・ネリの正体は何者なのか?

前回も気になっていた不思議少女ネリの正体についてですが、今回である程度絞れた感があります。今回もネリは気になる動きを見せていました。

ネリはファレナを殺し船を沈めようとした長老会の一人「ハクジ」に向かって「彼ら(チャクロたち)を招き入れたのは私です。ずっと悩ませてしまいましたね」と言い、その直後に背中からオーラの翼のようなものを発生させ、ヌース・ファレナに向かって「ごめんね、ママ」と言った後にファレナに吸収されました。かと思いきや、5話ラストでは再び現れて、オーラの翼を広げています。

ここから想像できることは、ネリの正体はファレナそのものであるということです。前回と同じ結論です。ファレナそのものというと少し語弊があるかもしれません。ファレナは自身が動いたり話したりできないため、自らの身体からネリを生み出して、彼女たちを動かしてチャクロたち住人に何かメッセージを発している可能性があります。ネリはファレナの分身?

ということはネリは1体ではなく何体も存在するのでしょうし、彼女らは同じネリでもあり違うネリでもあるのでしょう。『攻殻機動隊』の「タチコマ」のような……というとこれまた少し違いますか。

それと住人たちの様子を見るに、全ての人にネリが見える訳ではないかもしれません。

 

 

おわりに

スオウは住人を集めて彼らに帝国と戦い生き延びることを伝えました。しかしそのためには「サイミア(情念動)」を操れる「印」の者たちに戦ってもらわなければなりません。戦闘をすれば当然死ぬ可能性が高まりますから、スオウはそのことをなかなか口に出せないでいました。印の人間はただでさえ命が短いのに戦えとは言えないのですね。

 

そんなスオウに、「オウニ」が俺たち印の人間はとっくに短命の呪いを受け入れているのだから、お前は戦えと言えばいいのだ、自分も助けになろうと言うのです。オウニは泥クジラで一、二を争うサイミアの強さを誇ります。そのオウニが戦う姿勢を見せたのですから、指揮は大いに上がりました。シュアンはどうするのでしょうね。

やはり気になるのは、ファレナが感情を食べないヌースであるなら、ファレナは何を食べて生きているのかということです。前回の記事では命を食べているのではないかと書きましたが、それはもうかなり正解に近いかなと感じています。「印」の命の短さについてこれだけ何度も言及されていれば、否が応でも短命こそ物語の重要な鍵だという考えに行き着きます。

アニメ5話は原作マンガの3巻に収録されているみたいです。