ディスディスブログ

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NHK『“血圧サージ”が危ない』で紹介されたタオルを2分間握るだけで血圧が下がる「タオルグリップ法」が簡単でした

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2017年10月29日21:00から、NHKスペシャル『“血圧サージ”が危ない 〜命を縮める「血圧の高波」〜』という医学番組が放送されていました。

 

 

 

目次 

 

 

NHKスペシャル 『“血圧サージ”が危ない』

www.nhk.or.jp

 

2017年10月29日、NHKスペシャル『“血圧サージ”が危ない』という番組が放送されました。

 

www9.nhk.or.jp

 

血圧サージに関しては毎週水曜日19:30からNHK総合で放送されている生活情報番組『ガッテン!』の2017年10月4日の放送で「血圧急上昇の真犯人 『血圧サージ』にご用心!」の中で扱われていました。

 

 

血圧サージとは何か?

まず「血圧サージ」って何なのか?というところからです。上の血圧は一般的に140mmHgを超えると高血圧と言われています。血圧を測っても正常範囲内に収まっている人でも、何かの拍子に突発的に血圧が急上昇して、140mmHgを優に超え180mmHg以上の数値を示す場合があり、そのことを「血圧サージ」と呼ぶそうです。

『ガッテン!』ではこのようなことを私がブログに書いています。サージとは波のことです。高波。

今回のNHKスペシャルでは、朝目覚めた後にトイレを済ませ、起床後1時間以内に血圧を2回測り、その平均値を記録し、最高(収縮期血圧)が「135mmHg以上」、最低(拡張期血圧)が「85mmHg以上」の数値が頻繁に出るようであれば、血圧サージのリスクがあると言えるということでした。

ガッテンでは上140で下90、NHKスペシャルでは上135で下85となっていますが、これは上140下90が病院で計ったとき、上135下85が家庭で計ったとき、の違いのようです。

さらに、元々が高血圧の人は血圧サージの影響が出やすいということでした。具体的には、5日間、朝に血圧を計り、最も高い値と低い値の差が「20mmHg以上」ある場合は注意が必要です。病院で診てもらい、計った結果を伝えるのも良いです。

自分が血圧サージのリスクが高いか低いかを見極めるためにも、普段から血圧を計る習慣を身につけて、自分の血圧を把握しておいた方が良いでしょう。血圧計が欲しいですよね、私も欲しい。

 

dysdis.hatenablog.com

 

基本的には『ガッテン!』の内容の繰り返しのようなものでしたから、上にリンクを貼った『ガッテン!』記事をご覧になってください。

 

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今回のNHKスペシャル『“血圧サージ”が危ない』のWebサイトでは、血圧サージの「危険度チェック」もできますから、興味のある方は一番上にある番組Webサイトのリンクをクリックしてみてください。私も受けてみました。

画像にあるように、今のところ私は血圧サージの危険度が「低い」ようです。簡単な質問が幾つかあってそれに答えるだけですから、結果を鵜呑みにはしない方が無難です。結果私のように低かったとしても、普段血圧が高めの方や気になる方は毎日のように血圧を計ったり、かかりつけ医に相談したりしてみるのも良さそうです。

 

 

血圧サージ対策「ハンドグリップ法」

血圧サージ対策で興味をひいたのは「ハンドグリップ法」です。こちらはNHKスペシャル独自の内容で、『ガッテン!』では放送されていなかったものかと思います。

カナダで開発された高血圧の対策法で、専用の器具をただ「握る」だけで血圧が下がるという方法でした。

握るといってもどのくらいの力加減なの?となりますが、番組では全力の「30%」の力で2分間何かを握ることによって血圧が改善されるのだそうです。「アメリカ心臓学会」の運動療法などのガイドラインで「グレードⅡB(さらなるデータの蓄積が求められるが、おそらく推奨できる)」と位置づけられている方法と紹介されていました。

ハンドグリップ法のメカニズムは以下のように説明されていました。物を握ると腕の血圧が一時的に高くなります。その情報は神経を通じて脳に届けられ、脳は血圧が上がりすぎていると判断し交感神経の活動を抑えます。これを繰り返すことで交感神経の異常な興奮が抑えられ、血圧サージが減ったと考えられます。だそうです。

 

 

家庭で簡単にできる「タオルグリップ法」

番組ではこの「ハンドグリップ法」を応用した「タオルグリップ法」が紹介されています。タオルグリップ法の方法は簡単で折りたたんだタオルを握ると、ちょうど全力の20-30%の力で握ることになることがわかったのだそうです。

具体的なタオルグリップ方のやり方は、片手で握ったときに「親指と他の指がつかない」程度にタオルを折りたたみます。折りたたんだタオルを片手で2分間握る、それを左右2回ずつ、1日おきに4週間続ける、これだけです。すると血圧が改善されるということでした。

タオルグリップ法を行うときのポイントは、できるだけリラックスした状態で行うことと、タオルを握っているときに呼吸を止めないことです。無理なく2分間握っていられる強さが全力の20-30%になると。

 

 

おわりに

本文中にあるように私は血圧サージの危険度は今のところ低いみたいです。しかし、血圧が高い、または高めと言われたことは何度もあるため、番組を観た直後からタオルグリップ法を毎日行っています。毎日といっても2日しか経っていませんけど、しかも1日おきでいいのに毎日しています。毎日しないと忘れそうなので……。

血圧を計ることを習慣づけたいので血圧計を買おうか思案中です。朝昼晩と計って自分の血圧の平均値を知りたいです。