毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『3月のライオン』が放送されています。
2017年10月21日の放送は24話(2期2話)「Chapter.48 混沌」「Chapter.49 隈倉」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
- アニメ「3月のライオン」
- イントロダクション
- 第23話「Chapter.46 西陽」「Chapter.47 ラムネ」
- 第24話 「Chapter.48 混沌」「Chapter.49 隈倉」
- 後藤と香子
- おわりに
アニメ「3月のライオン」
アニメ第2シリーズ第1話の再放送はこのあと16:35からNHK総合テレビにて!今夜の第2話放送前にぜひご覧ください☆
— TVアニメ「3月のライオン」公式 (@3lion_anime) 2017年10月21日
※一部地域では放送がございません。 pic.twitter.com/AuMw6saNoI
2017年10月21日の放送は第24話(第2シーズン2話)「Chapter.48 混沌」「Chapter.49 隈倉」でした。
私は先週旅に出ていたため第2シーズン1話の記事を書いていません。録画はしていたので観ています。
イントロダクション
これは、様々人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
主人公・桐山零は、長兄ころに事故で家族を失い、心に深い孤独を負う17歳のプロの将棋棋士。
東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく−。
アニメ『3月のライオン』第1シリーズのイントロダクションです。
第23話「Chapter.46 西陽」「Chapter.47 ラムネ」
本作の主人公「桐山零(きりやま・れい)」は、東京の下町「六月町」にあるマンションで独り暮らしをしている、高校生にしてプロの棋士です。将棋のプロ。
1期の終盤で、それまで孤立していた高校に居場所ができました。将棋部を作ったのです。正確には「放課後理科クラブ」と「将棋部」を遭わせた「将科部」です。零は放科部のメンバーに将棋を教えたり、逆に放科部からラムネの作り方を教わったりしています。
1年時に担任教師だった「林田高志(はやしだ・たかし)」先生も相変わらず零のことを気にかけてくれています。いい人。
零は部活で手作りをしたラムネを手に、いつも世話になっている「川本家」を訪れています。川本家は「あかり」と「ひなた」と「モモ」の三姉妹が暮らしていて、零を家の食事に誘ったり、零が風を引いたときには看病をしたりしています。まるで第2の我が家のよう。彼女たちには母方の祖父「川本相米二(かわもと・そめじ)」がいますが、彼は三姉妹と一緒には暮らしていないようです。
第24話 「Chapter.48 混沌」「Chapter.49 隈倉」
将棋のタイトルのうち「名人戦」が行われています。本作で将棋界の頂点にいるであろう「宗谷冬司(そうや・とうじ)」がタイトル防衛をかけて、「隈倉健吾(くまくら・けんご)」九段と戦っています。
隈倉は前回23話で本作初登場でしょうか。格闘家と見紛うほどの巨漢で、宗谷と正面から張り合うことができる実力の持ち主だそう。大の甘党で、対局中にケーキを手づかみで頬張る様子は名人戦の名物と化しており、必ず中継されるとのことです。3個食べます。隈倉のCVは「竹内良太(たけうち・りょうた)」さんです。
対する宗谷も、紅茶にブドウ糖を大量に入れて飲んでいました。隈倉も宗谷も対局中には脳に直接エネルギーになるものを摂りたがるようです。
名人戦は3勝3敗で最終戦までもつれ込んでいました。最終戦はホテル内の他の部屋で感染していた零たちによれば隈倉が優勢に進んでいたように見えましたが、隈倉は突如として投了しています。負けを認めたということですね。宗谷のタイトル防衛。
零たちが対局の続きを打ってみると隈倉の負けにしかならなかったとわかりました。宗谷と隈倉の2人は他の棋士には見えない高みで戦っているのです。
隈倉は敗戦後のインタビューで落ち着きを払った堂々とした受け答えをしていました。その様子がスミスこと「三角龍雪(みすみ・たつゆき)」や「松本一砂(まつもと・いっさ)」から羨望の対象になっていましたが、実際隈倉は腸が煮えくり返るほど悔しかったようで、ホテルの部屋の壁を破壊していました。怖い。
後藤と香子
「後藤正宗(ごとう まさむね)」と「幸田香子(こうだ きょうこ)」の関係が24話でまた少し振れられていました。
香子は零の義理の姉です。後藤は妻子持ちにもかかわらず香子と愛人関係にあります。といっても肉体関係にはないのでしょうか?(1期は既に忘れている部分が多いです)零にとっては義姉を手玉に取る悪人で、露骨な敵意を見せています。
しかし、24話では零の師匠である「島田開(しまだ・かい)」の陰口を叩く棋士たちに対してきつい言葉を浴びせ黙らせていました。零にとっては憎むべき相手なのか何なのかわかりにくいみたいです。
香子は相変わらずで、後藤につきまとっています。後藤は入院している妻がいて、その御見舞にも付いて来ようとしていました。さすがに連れて行かなかったですが、香子は後藤のマンションへ先回りし、部屋で一緒に寝ています。後藤によって両手をベッドに縛られていたので、あんなことやこんなことはしていませんでした。
後藤は香子を完全に突き放すことはせず、ベッドでも香子の身体に顔を埋めるように寝ていました。口では厄介者扱いをしますが……。そんなんだから香子も付いて来てしまうのでしょうね。
人間そんな簡単に割り切れるものではないと。
おわりに
2期1話の先週分を本放送で見逃してたのでついて行けるか心配していました。しかし物語はそれほど大きくは動いておらず安心しました。
以前から何度か書いていますが、『3月のライオン』は以前、本の雑誌『ダ・ヴィンチ』にて特集が組まれ、その中でかなりネタバレが書かれていました。なので今後の展開が概ね理解できるというか、特に川本家の次女「ひなた」関係のことは凡そ把握してしまっています。
その例のあれがいつアニメで放送されるのか気が気じゃないです。そういうの苦手なので。そのシーンは観ないかもしれません。そのくらい駄目です。