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「てん」は伊能との政略結婚を選ぶのでしょうか?藤吉を選ぶのでしょうか? - 朝ドラ『わろてんか』7話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年10月9日放送の7話は「てん」が。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第2週「父の笑い」

www.nhk.or.jp

 

2017年10月9日月曜日の放送から朝ドラ『わろてんか』は第2週「父の笑い」です。

第1週では『わろてんか』の時代設定は明治35年(1902年)でしたが、6話ラストで時代が進んでいるためその10年後ほどになるのでしょうか、本作のヒロイン、京都の老舗薬問屋「藤岡屋」の娘「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は17歳になりました。

「てん」が「薬祭り」で大阪の旅芸人一座の芸人「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」に出会い、「てん」は自覚があるかわかりませんけど藤吉に惚れていて、また藤吉にとっては自分の芸で初めて笑ってくれた人といこともあって、藤吉から定期的に手紙が届く間柄になっています。

 

 

7話からの登場人物の変化

時代が少し経過したことで登場人物にも変化が起こっていました。

17歳の「てん」は前述した通り「葵わかな(あおい・わかな)」さんが演じています。「てん」の家族でいうと、父「藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ、演:遠藤憲一)」と母「藤岡しず(ふじおか・しず、演:鈴木保奈美)」、祖母「藤岡ハツ(ふじおか・ハツ、演:竹下景子)」、兄「藤岡新一(ふじおか・しんいち、演:千葉雄大)」は変わりません。「てん」の妹「藤岡りん(ふじおか・りん)」のみ、堀田真由(ほった・まゆ)」さんに代わっています。

「藤岡屋」でいうと、「てん」の従兄で「藤岡屋」で丁稚をしている「武井風太(たけい・ふうた」は「濱田岳(はまだ・がく)」さんに代わっています。「てん」に付いている女中さんが新たに加わっていて、「トキ」という名前で「徳永えり(とくなが・えり)」さんが演じています。

旅一座は、藤吉は変わらず、「キース」は「大野拓朗(おおの・たくろう)」さんに、「リリコ」は「広瀬アリス(ひろせ・ありす)」さんにそれぞれ代わっています。

他にも何人か新キャラがいましたがそれはおいおいです。

 

 

7話現在の状況

7話現在、「てん」やその周りに大きな変化はないようです。年齢は17歳ということで「てん」と「りん」は女学校(?)に通っていますが、相変わらず「てん」は藤吉が旅先から書いてよこす手紙を待ちわびている生活をしています。「りん」やおトキから藤吉に恋しているとからかわれていて、必死にそれを否定していました。恋としている自覚がないのか誤魔化しているのかわかりませんけど、藤吉が「てん」の心の多くを占めていることは間違いないようです。

兄の新一は未だ病気の療養中のため帝国大学の薬学科を休学していて、現在は知り合いの研究所に通っています。フラグは折れていません。

その籐吉は「てん」への手紙に、大阪のとある寄席でトリを任された、日本一の芸人になったら「てん」に会いに行くと書いていましたが、これは間違いなく嘘で、鳴かず飛ばずの旅芸人を続けているのでしょう。トリとは寄席の最後に演じる主役のことです。

てんは学校の敷地内で手紙を読んでいると、友達に見つかり手紙を後ろに隠したまま芸人さんからの手紙だと素直に答えていました。友達は芸人と聞くと表情を変えています。芸人は人に笑われてお金を貰う人、落ちこぼれがなるものと良い印象がないようです。「てん」は芸人さんは人を笑顔にするお人やだと言っていましたが、世間の認識は友達が言っているようなものなのでしょう。

さらに、自分の背後に隠した手紙が、事もあろうか学校の先生の目に止まってしまい、母「しず」さんも学校に呼び出されて一緒に注意を受けていました。ずっと内緒にしてきた藤吉からの手紙のことが初めてバレてしまいました。

「てん」は手紙は年に一度か二度、会ったのも昔に会ったきりでそれからは一度も会っていないと言って「しず」に弁明をしていました。「しず」は優しいながらもはっきりとあなたは商家に嫁ぐ身なのだと、暗に藤吉との交際を否定しています。

そんな折、父の儀兵衛が大阪の「伊能製薬」という先進的な薬品会社の社長を訪ねていて、「藤岡屋」はそこと関係を深めたいと考えているようでその話し合いです。伊能側は関係を深めるためには家と家の結びつきが肝心と言い、自分の息子と「てん」の見合いを申し出たようです。

 

 

おわりに

儀兵衛が家に戻ってくるなり、「てん」のところへ急ぐと、「てん」に見合い写真を見せていました。そこに写っていたのはモノクロの「高橋一生(たかはし・いっせい)」さんです。高橋さんは「伊能栞(いのう・しおり)」を演じています。伊能製薬の次期社長ということでしょう。

いよいよ物語も本番に入りました。ここからどう展開するのか、「てん」は家のために伊能と結婚をするのか、自分の恋を貫くのか……ということになろうかと思います。物語の盛り上がりを考えれば当然、後者を選ぶでしょう。