ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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血圧サージが起こりやすいのは深酒をした寒い月曜日の朝などとNHK『ガッテン!』で言っていました

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毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン!』、2017年10月4日の放送は「血圧急上昇の真犯人 『血圧サージ』にご用心!」として、「血圧」について特集していました。

 

 

 

目次 

 

 

血圧急上昇の真犯人 『血圧サージ』にご用心!

www9.nhk.or.jp

 

NHKの生活に役立つ情報番組『ガッテン!』、2017年10月4日の放送は「血圧急上昇の真犯人 『血圧サージ』にご用心!」として「血圧(けつあつ)」が特集されていました。

高血圧は、心筋梗塞や脳卒中という直ちに命に関わる病気につながるため、私も血圧が高めの人間ですが、私を含めて多くの人が気にしているところかと思います。

しかし、今回の放送で紹介された「血圧サージ」は、普段から血圧が高めの人はもちろんのこと、普段血圧が正常の範囲内に収まっている人にも起こり得る、血圧が急上昇する現象だそうです。前述した脳卒中の発症率が、この血圧サージのときには普段の倍以上に跳ね上がると言われています。

 

 

血圧サージとは何か?

まず「血圧サージ」って何なのか?というところからです。上の血圧は一般的に140mmHgを超えると高血圧と言われています。血圧を測っても正常範囲内に収まっている人でも、何かの拍子に突発的に血圧が急上昇して、140mmHgを優に超え180mmHg以上の数値を示す場合があり、そのことを「血圧サージ」と呼ぶそうです。

具体的には、睡眠時の最低値を含む1時間の収縮期血圧と起床後2時間の収縮期血圧の平均との差が「55mmHg」を超える急上昇は、血圧サージの危険があるということです。この血圧サージが毎日のように起こると脳卒中などの重大な循環器疾患にかかってしまう可能性が高まります。

サージの意味は「波」のことだと番組では言っていました。英語のスペルは「surge」で、自動詞だと「海や人が波のように押し寄せる」など、名詞だと「高まり」などの意味のようです。

 

 

血圧レベルの分類

血圧は上が140(mmHg)未満で下が90未満が正常な血圧とされているそうです。他局の番組では上が130未満(か以下)と言っていたのですが、幾つかあるのでしょうか?

上が160未満で下が100未満だとⅠ度(軽度)高血圧、上が180未満で下が110未満だとⅡ度(中等症)高血圧、上が180以上で下が110以上だとⅢ度(重症)高血圧とボードには書かれていました。

ちなみに私は上が130台の半ばで下が90台の前半のことが多いので、下が少し出てしまっています。平常値、また高めだねとお医者さんに言われることが多いです。

 

 

血圧サージが起こりやすい時間帯や要因

「血圧サージ」が起こりやすい時間帯や要因が番組で挙げられていました。

時間帯は「朝」が多いそうです。要因は「通勤」「月曜日」「階段」「寒さ」「緊張」「トイレ」「コーヒー」「深酒」「煙草」でした。会社勤め・学校通いをしている方は多くの項目が当てはまってしまうことと思います。

大事なことはこれらの要因が複数同時に起こっている場合です。要因が重なれば重なるほど血圧サージが起こりやすく、脳卒中などにかかるリスクが上がっているといいます。

番組で取り上げられていた血圧サージによって脳梗塞になった方は、朝ゴミ出しをした後に朝ご飯を食べていたら、お箸や茶碗を持てなくなって、すぐに病院に緊急入院したのだそうです。ご自宅前が坂になっていたことも要因として挙げられるそうです。上記だと「階段」に近い行動でしょうか。

 

 

血圧サージを避ける方法

「朝」だったり、「通勤」「月曜日」「階段」「寒さ」「緊張」「トイレ」「コーヒー」「深酒」「煙草」だったりは誰しもが日々の生活で行っている行動です。

例えば、前日深酒をしたある冬の月曜日の朝にコーヒーを飲みながらタバコを吸いながらテレビや新聞を見ている、これだけの行動で複数該当してしまい、血圧サージの危険度が増しています。

それなら避けるのは無理なのではと思ってしまいますが、生活習慣を改善することで回避することは可能だと番組では言っていました。例えば、寒い日の朝は煙草を吸うことを控える、階段の使用(運動)を控える、トイレでいきまない、深酒は止めるなどですね。

要因を全て避けることは難しいですから、複数の要因を同時に抱え込むような状況を避けることが重要です。

運動に関しては、普段から「有酸素運動」をすることに関してはむしろ推奨されています。運動をすることによって血圧が上ることは確かですけど、細胞がしなやかになる物質を出してくれて血管壁を柔らかくしてくれます。上記のようなサージの要因ならないタイミングでウォーキングなどの運動をすると良さそうです。

また、ちょっとした行動でリスクを避けられることも専門家のアドバイスにありました。3つほどあったでしょうか。

1つはズボンやベルトです。サイズのきついズボンを穿いたりベルトをキツめに絞めたりするだけでも、腹部が締め付けられて血圧が上がってしまうことがあるそうですから、サイズの合ったズボンを穿いたりベルトをきつく締めることは避けると良いです。

1つは靴下やスリッパです。家では靴下やスリッパを履くと良いそうです。足は寒さを感じやすいので、素足で床に触れると寒さを感じて血圧が上ることがあるから、靴下、できればスリッパも履いて家の中を移動するだけでも血圧の急上昇を抑えることができます。

1つは深呼吸です。深呼吸も血圧を下げる効果があるそうです。30秒に6回、つまり5秒に1回の速さで行うと良いとのこと。結構速めの深呼吸ですね。

普段から運動をすること、睡眠時間をしっかりとること、塩分を控えることといった生活を見直すことも前提として大事になりそうですね。

 

 

おわりに

血圧サージの名前は放送を観るまで知らなかったので驚きました。ただ、脳梗塞や心筋梗塞など循環器疾患は朝起きがけが危険だという話はよく聞きますから、これはとても納得できる話でした。

本文中にも書いたように私は少し高血圧の領域に足を踏み入れていることが多いですし、気分変調症の薬を飲んでいた頃は上が150を超えることもありました。薬が原因で血圧が高くなっていたのか、病気やストレスなどが原因で血圧が高くなっていたのかはわからないのですが。一応降圧剤も処方されていたのですけど高かったですね。怖い。

数年前に内科で血圧を測ったところ上が130半ばに落ち着いていて安心しました。今現在はどうかは測っていないので測りたいです。