ディスディスブログ

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光のリフレクティッドと煙のリフレクティッドへ移動が可能だと判明しました。つまり…? - アニメ『ザ・リフレクション』11話「ホワイトサンズ」の感想

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毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『ザ・リフレクション』が放送されています。2017年9月30日の放送は第11話「ホワイトサンズ」です。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「ザ・リフレクション」

http://thereflection-anime.net/

 

2017年9月30日の放送は第11話「ホワイトサンズ」でした。

 

 

11話「ホワイトサンズ」

主人公「エクスオン」から依頼を受けて敵方の親玉「レイス」について調べていたヒロインの「エレノア」が、敵対する「レイス」の誘いに乗って、L.A.郊外にある屋敷へと向かいました。

エクスオンや探偵の「ジム」、「リサ・リビングストン」、「マイケル・ホーデン」と「ヴィー・レ」たちは対リフレクティッドに関連する政府機関の施設にいましたが、彼らのうち唯一レイスたちと同様の「ダークネス側」のリフレクティッドであるヴィーが暴走を始め、どこかへ向かおうとしています。

夫(彼?)のマイケルは止めようとします。しかしエクスオンはヴィーがレイスの元に向かおうとしていると判断し、ヴィーを自由にさせ自分たちはヴィーを尾行することでレイスのアジトを暴こうとします。レイスたちに利用されていた「アイガイ」がそんなエクスオンたちを発見し、彼もまたレイスの元へ向かいます。

屋敷のある場所へ導かれたエクスオン、彼の前にはエレノアが項垂れていました。エクスオンがエレノアに話しかけると、エレノアはもはやエレノアではなく、自らを「イーサン・エヴァーツ」と名乗るのです。イーサンとなったエレノアはレイスへの姿を変えています。

 

 

イーサン・エヴァーツ

11話冒頭を見る限り、イーサン・エヴァーツ外見はエレノアのものです。ところが内面はイーサンになっているようでした。

エレノアには亡くなった双子の兄がいて、兄の名前がイーサン・エヴァーツです。今回何が起こったのかというと、これは私の解釈で合っているかの自信はないのですが、元からエレノアの精神の中で生きていたイーサンが10話でエレノアの精神を洗脳して支配し、エレノアの身体をも動かしているということでしょう。

そもそもイーサンは生まれる前に亡くなったのか、生まれた後に亡くなったのかはわかりません。可能性としては母親のお腹の中で死んでしまったことも考慮する必要がありそうです。お腹の中で(精神的に?物理的に?)エレノアの中に入った、あるいは始めから入っていたという可能性もあるのでしょうか?

そしてリフレクションが起こったとき、エレノアは光を浴びて、イーサンは煙を浴びていました。映像的にはエレノアが光も煙も同時に受けていたのですが、おそらくはそういうことでしょう。

 

 

アレン姓のリフレクティッドとしての能力は?

エクスオンとイーサンが出会った直後、場所が白い砂丘?砂漠?へと突如として変わりました。地名はホワイトサンズ。

 

ホワイトサンズ(英: White Sands)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ドニャアナ郡の国勢調査指定地域 (CDP) である。人口は、2000年の国勢調査現在で1,323人である。

- ホワイトサンズ - Wikipedia

ホワイトサンズのWikipediaにはこのように書かれています。ニューメキシコ州は米国の南部、テキサス州の西、アリゾナ州の東に位置します。南はメキシコと接しています。

話を戻しますと、ホワイトサンズに移動したのはエクスオンやリサ、マイケル、ヴィーたち、彼らの他にも北米各地から500人と言っていましたか、リフレクティッドが集められています。この全員がテレポーテーションで移動させられたようです。

テレポーテーションを使ったリフレクティッドは誰かというと、エクスオンやエレノア、そしてレイスたちもずっと追っていたアレン姓の人たちです。アレン姓の人たちはテレポーテーションの力を有していて、そのために彼らはレイスの標的にされていたのでした。一人より大勢揃った方がより大きなテレポーテーションを生み出せるようです。アレン姓の人たちはレイスの配下のリフレクティッドに操られ、テレポーテーションを使用していました。

レイスは集めたリフレクティッドをどうしようとしているかというと、レイスが彼らを味方につけて、世界を変えようとしています。どのような世界か、それは人間に蔑まれずに存在できる世界に、ダークネスの世界に。そのために我々の力をダークネスに捧げよと。

とか言いつつ、結局は自分の生まれを全方向に憎んでいる感じがしますけれども。私怨。こうなると一気に小物感が出てきますね。

 

 

陸軍登場、そして混沌へ

対リフレクティッドの政府機関のデボラからエクスオンに携帯電話が入り、陸軍が動き始めてホワイトサンズへ向かっている、自分たちの力の届かない軍隊が動き始めたから逃げるように言ってきました。

やって来た陸軍はヘリコプターの部隊です。陸軍はリフレクティッドたちを前にホバーをしつつ、危害を加えるつもりはないから直ちに解散しホワイトサンズから立ち去って欲しいと要求します。

しかし、レイスは部下に指示をして、ヘリに乗っている兵士の意思を(アレン姓の人たちを操ったように)操作してヘリの機銃を放射させ、リフレクティッドに危害を加えてしまいました。それと知らずに襲われたリフレクティッドたちは対抗して反撃をし、交戦が始まってしまいます。

エクスオンたちは戦闘を止めようとしますが事態は混沌へと向かっているようです。

 

 

光と煙の違いは曖昧

陸軍に反撃して戦っていたリフレクティッドの中には元から煙の者もいましたが、マイケルが見たところ、戦おうとした瞬間に光から煙のリフレクティッドに変化している者もいるようです。

マイケルはリフレクションで視力を失いました。視力を失くした代わりに、人がリフレクティッドか否か、リフレクティッドであるなら光を受けた者か煙を受けた者かが見える能力を得ています。

光と煙の境は実はかなり曖昧で、光から煙のリフレクティッドになることも精神状態次第で難しくないようです。ただし、これは意識的に変われるということのではないでしょう。今回陸軍に突然襲われるような、感情が激しく揺さぶられるようなことが起こらないと変わらないのだと思います。変われるけど変えられはしないと。

逆を言えば、煙のイーサンたちが光に変われる可能性を示したとも言えるかもしれません。実際にスティール・ルーラーは変わりつつあるように思います。いや、彼女は最初から光だったかもしれないですけど。

 

 

おわりに

さて、いよいよ次回が最終回です。どういう結末を迎えるか、鍵はもちろん女子高生4人組が握っています。彼女たちが解決の糸口になるか、解決の手段そのものになるかするでしょう。エンディングで踊っているあのダンスが登場して、歌も歌って……嫌な予感がしますね、これは。