ディスディスブログ

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愛子が省吾と結婚をしあかね荘から出ていきました。みね子は帰郷し実からある報告を受けるところです - 朝ドラ『ひよっこ』153話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月27日放送の153話は愛子と省吾のその後、そしてみね子の帰郷の話でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第26週「グッバイ、ナミダクン」

www.nhk.or.jp

 

2017年9月25日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第26週「グッバイ、ナミダクン」が始まっています。最終週。物語の時代は昭和42年(1967年)の秋頃でしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在8人が暮らしています。大家は、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきたみね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、元女優の「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」がみね子と一緒に暮らしています。

みね子の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」は、「ツイッギーそっくりコンテスト」で優勝をしたことをきっかけにみね子の部屋から出ています。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

愛子と省吾のその後

前回152話では、漫画家の2人啓輔と祐二が漫画家として売れっ子になったこと、世津子が女優を再開しようとしていること、早苗が初恋の相手との再会を果たしてアパートから出て行ったことがわかりました。

次は愛子の番です。愛子は「すずふり亭」のシェフである省吾に恋をして、先週末にお互いの気持ちを確かめあっていいましたが、どうやら翌年昭和43年(1968年)に結婚をしたようでした。愛子も「あかね荘」を出ていくことになります。しかし、アメリカのサンフランシスコに旅立った早苗とは異なり、「すずふり亭」はアパートと広場を挟んだ隣り同士ですから、愛子とは会おうと思えば、いや会おうと思わなくとも毎日会える距離にいます。

愛子は「すずふり亭」で働かず、これまでのまま会社勤めをするようです。

ちなみに昭和43年は物語の始まりから4年の月日が経っているそうです。みね子たちの環境は大きく変わっていますけど、朝ドラとしては極めて遅い時間進行かと思います。

 

 

みね子の帰郷

実家からみね子に葉書きが届きました。そこに、できるだけ早く戻ってこられないか、報告したいことと見せたいものがあると書かれていたことから、みね子は一時帰郷することにします。

帰る途中、奥茨城時代に毎日乗っていたバスは車掌がおらずワンマンになっていて、少し様変わりしていました。しかしその他は道中に大きな変化はなさそうです。バスを下りる直前にはみね子の妹「谷田部ちよ子(やたべ・ちよこ、演:宮原和)」と弟「谷田部進(やたべ・すすむ、演:高橋來)」が迎えに来てくれて、みね子がバスを降りると3兄弟で一緒に家に歩いていきました。

みね子が家の前に着くと、眼前にはお花畑が広がって……。

みね子が帰郷すると「すずふり亭」のホールスタッフがいなくなります。そこはやはり由香でしたね。代理を頼んでいたようです。

 

 

その他

みね子が上京後すぐに働いていた「向島電機」に隣接していた女子社員寮「乙女寮」で、食堂のおじさんをしていて、寮のコーラス部ではアコーディオンも奏でていた「森和夫(もり・かずお、演:陰山泰)」が153話で登場していました。

ある日曜日、みね子と秀俊が洋食屋のランチデートをしているときに、洋食屋のシェフとして登場していました。カレーライスを食べていたみね子は、そのカレーの味がどこかで食べたことがある味だと感じていて、そのときに客に水を出していた人が和夫さんでした。

奥茨城でバスの車掌をしていた「益子次郎(ましこ・じろう、演:松尾諭)」は会社は辞めているようで、今は村長になろうとしているようです。政治に進出? でも村長選の状況は厳しいそうです。

あかね坂商店街の中華料理屋「福翠楼」の主人「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」と妻「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」は「茜(あかね)」という名前の女の子を養子に迎えていました。以前も夫婦で真剣に会話をしていましたから子どもを迎えるのだろうと予想できていました。

 

 

おわりに

みね子の父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」が葉書きで書いていた、見せたいものとは花のことでしょう。先週末の次週予告の花を見る限り「菊(きく)」のようでした。

報告したいことは、おそらく仕送りを止めていいよということかと思います。みね子は父・実が行方不明になったことをきっかけに、父の代わりに家族を養うために、それと父を捜すために上京し就職しました。しかし、実は見つかり記憶は戻っていないですが実家に帰って、そして花農家として再出発をしています。

だから、みね子はもう家の金の心配をする必要はないのだよ、と実たちは言うのではないでしょうか。解放してあげるのですね。