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有村架純さんがカメラに向かって「大好き」と告白し、イノッチが照れていました - 朝ドラ『ひよっこ』148話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月21日放送の148話はみね子の人生2人目の恋人ができた回でした。二股という意味ではなく。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第25週「大好き」

www.nhk.or.jp

 

2017年9月18日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第25週「大好き」が始まっています。物語の時代は先週に引き続き昭和42年(1966年)の8月か9月頃と思われます。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在8人が暮らしています。大家は、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきたみね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、元女優の「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」がみね子と一緒に暮らしています。

みね子の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」は「ツイッギーそっくりコンテスト」で優勝をしたことで、それまで転がり込んでいたみね子の部屋から出ていきました。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

あかね坂独身女性の会

何でも最近は、休日になると「あかね荘」と「すずふり亭」の間にある広場に女性たちが集まることが習慣になっているそうです。

集まるのは鈴子さんと富さん、愛子、世津子、早苗、みね子です。皆が皆独身なことからこの集まりを「あかね坂独身女性の会」と早苗は名付けています。

147話では世津子が広場で漢字の書き取りをしていて、みね子たちがそれを見ていました。世津子は幼い頃から働いていたためろくに学校へ行っておらず漢字が苦手です。その世津子に対して富さんは、芸能界を退かざるを得ない状況に追い込まれた叔父(伯父)夫婦との金銭トラブル後どうなったのか、縁を切るのか芸能界に戻るのかなどを聞いていました。

色々あったけど、身寄りのない自分を引き取ってくれたのは叔父(伯父)夫婦なのだからなんだかんだ縁は続けるだろうとか、芸能の仕事ももう一度やってみようかなとか言っていました。

 

 

ヒデとみね子

独身女性の会は世津子の次にみね子をターゲットに捕捉します。いえ、みね子の前に愛子と省吾のこともありましたが、それはおそらく金曜日や土曜日がメインになりそうなので、そこまで取っておきましょう。

みね子はヒデこと秀俊から食事に誘われていて、その待ち合わせでした。コック見習いであるヒデは研究・勉強のために休日、他のレストランに出向いているそうで、みね子も一緒にどうかと誘われていたのです。毎回でなくても良いからと。

でもそれは周りから見れば明らかにヒデからみね子へのデートの誘いな訳です。当のみね子だけが気がついていませんでした。そのことを指摘されて慌てるみね子。みね子はヒデのことをどう思っているのかと聞かれます。しつこいくらいに。

周りにそそのかされたみね子は「私、谷田部みね子はですね、ヒデさんのことが大好きです。ずっと隣りに居たいなって思います。そうなれたら素敵だなって、思います。大好きです、ヒデさんのこと」と宣言するのです。

ちょうどそのとき、ヒデが広場にみね子を迎えにやって来て、みね子の告白を聞いてしまいます。ヒデはヒデで、ネコッパチこと元治にみね子が好きなのだろうと追求されていて、誘導尋問に引っかかって白状していましたから、レストランデートの当日に告白する覚悟でやって来ていました。しかしみね子の勇み足で、自分が告白するよりも先に告白されてしまっています。

「ああああああ!嘘だこんなの!おかしいおかしい絶対おかしい!神様ひどい!嫌だぁぁ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……」とみね子は錯乱。

皆に見送られつつヒデとみね子は出かけていきました。皆に対して恨めしそうな表情を浮かべていましたね、みね子は。

横浜にある老舗レストランでランチを食べた後、公園でしょうか、のベンチに2人は座って、そこで改めてヒデが告白をしていました。ずっと好きだ、恋人として付き合ってくれないかと。みね子の答えはもちろんYesです。結婚まで考えているみたいでしたね、ヒデは。

 

 

おわりに

今回は全体的にダダ滑り感がありました。下手なコントを見ているような感じの上辺だけの台詞回しに聞こえてしまい、少々寒々しいやり取りでしたね……ツイッギーそっくりコンテストもそうでしたし、早苗の初恋話もそうでしたから、最近は多いように感じています。

今回の最後、みね子がカメラに向かって「大好き」と言っていました。これはヒデに言っているセリフなのですが、みね子がカメラを正面にして言っているので、みね子がまるで視聴者に向かって告白しているかのようでした。それを狙っています。

直後に放送されているNHK『あさイチ』の司会の、イノッチことV6「井ノ原快彦(いのはら・よしひこ)」さんも照れたフリをしていましたね。あなたは妻子がいるでしょうと。