ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

Eテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』「長野・上田」編のお店は「ルヴァン」さん。カンパーニュが食べられる造り酒屋の大工さんの家でした

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毎週水曜日23:00-23:30にEテレで放送されている『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、2017年4月5日から新シリーズが始まりました。2017年9月13日の放送は「長野・上田編」です。

 

 

 

目次 

 

 

ふるカフェ系 ハルさんの休日 

www4.nhk.or.jp

 

今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。

こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。

ドラマの冒頭に「古い建物を活かしたレトロなカフェがあると聞けば、全国どこへでも訪ねる」という、俳優の「渡部豪太(わたべ・ごうた)」さんが演じる、本作の主人公「真田ハル(さなだ・はる)」のセリフが入っています。

台詞の通り、ハルさんは古くから営業を続けている純喫茶的な喫茶店ではなく、古民家など古い建物をリフォームしたカフェを対象にしています。ハルさんは一部に熱狂的なファンを持つブロガーで、古カフェを取材する体で番組が進行します。

当番組は、カフェのオーナーさんがご本人で、お客さんも現地の方を起用しているため、渡部さんの他の出演者は演技の素人さんです。基本的に台詞が棒読みですし演技も上手ではありません。渡部さんの演技もほぼ全編に渡って滑っています。

ただこれは渡部さんが滑っているというより、脚本や演出が滑っていると捉えた方が良いでしょう。古カフェ好きかつ演技面が気にならない方であるならば、大いに楽しめる番組になっていると思います。

 

 

長野・上田編のお店は「ルヴァン」さん

uedalevain.exblog.jp

 

ルヴァン信州上田店 - ページ情報 | フェイスブック

 

2017年9月13日放送された『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の「長野・上田編」で、舞台となった古カフェは「ルヴァン 信州上田店」さんです。

番組内では「うだつが上がらないカフェ!」と紹介されていました。

ハルさんは仕事でうだつが上がらないそうですが、上田といえば2016年の大河ドラマ『真田丸』、同じ真田姓ということもあってテンション高めです。そんなハルさんが向かった店は絶品パンが特長の「うだつが上がらないカフェ」でした。

 

 

「ルヴァン」の場所と営業時間・定休日

今回ハルさんが訪れたカフェ「ルヴァン」さんのある場所は、長野県上田市にあります。Webサイトによれば、住所は「長野県上田市中央4-7-31」です。

最寄り駅は、地図を見る限りJR東日本の「北陸新幹線」の「上田駅」です。「しなの鉄道」と「上田電鉄」も乗り合わせているとのこと。ハルさんは東京から1時間20分かけて新幹線で訪れています。

Webの地図を見る限り、お店は上田駅からは北方向にあります。駅の目の前にある県道77号線からすぐ国道141号線に入って(道なりに進むだけ)、中央3丁目交差点を左に曲がり、また直ぐ縁結び水掛け地蔵の角を右に曲がると左手にあります。

「ルヴァン」さんの営業時間は10:00-17:00です。パンは09:00-18:00。定休日は水曜日のようです。上記にリンクを貼ったブログに月毎に定休日を知らせてくれていますから、来店の際はブログをご覧になると良いでしょう。

放送直後は来店客が多くなるでしょうから注意をしたいところです。特に混雑が予想される土曜日や日曜日のお昼前後に来店する場合は、事前にお店と連絡を取ることを考えた方が良いかもしれません。

 

 

「ルヴァン」は酒蔵の大工さんの家

ハルさんが今回訪れた「ルヴァン」さんの建物は、約350年前の江戸時代初期から営んでいる老舗の造り酒屋で専属の大工として働いていた人たちの住まいとして使われていたものだそうです。

「ルヴァン」さんと造り酒屋さんの建物には「うだつ」がありませんでした。「うだつ」とは火事の際に隣りに火が燃え移らないための防火壁のことで、江戸時代中期に富を表す飾りとして流行したものです。周辺の建物には「うだつ」が多く見られましたけど、「ルヴァン」さんと造り酒屋さんは江戸初期なので、周囲の家とは建てられた時代が異なり「うだつ」がないのです。建築様式が異なるのですね。

「ルヴァン」さんの建物は「うだつ」がない代わりに煙突がありました。入り口を入るとパンが並んでいてカフェではなくパン屋にしか見えませんけど、1階奥と2階がカフェスペースになっています。

雰囲気のある中庭があり、隣りの酒蔵とつながっています。カフェスペースも元々は蔵だったようです。2階へ上がると色も材質も異なる古い梁(はり)が入り乱れるように配置されていました。梁と梁を途中でつなぎ合わせているものまで。

カフェとして魅せるために様々なタイプの梁を張り巡したのではなく、先述した造り酒屋の専属の大工さんが住まうために自分たちで廃材を組んだものです。

どうして酒蔵に専属の大工がいるのかという疑問が湧いてきます。関係ないのではないかと。実は昔は大きな蔵元では「もろみ」仕込みの樽などを造るために大工を雇っていたのだそうです。

現在のオーナーさんは13年前にこの大工の家を借り、建築士の方が昔の柱や梁を生かして現在のようにリノベーションしました。

 

  

  

「ルヴァン」の「ミネストローネ」と「カンパーニュ」

ハルさんは「ルヴァン」さんで「ミネストローネ」と「カンパーニュ3種」を頼んでいました。

カンパーニュ (Pain de campagne) はフランス語の田舎を意味する言葉でパンのことです。田舎パン。「campagne」は英語の「country」でしょうか? 『アルプスの少女ハイジ』などで出てくる丸く大きなパンですね。「ルヴァン」さんのパンは全て酵母から作られている酵母パンとのこと。

ハルさんはたくさんあるパンから選べずにいて、店員さんに3種選んでテーブルに運んでもらっていました。実際に私たちが来店してもそのように頼めるかは不明ですけど、可能であるならばそうした方が良いかもしれません。特に初めての場合は。

カンパーニュはオリーブオイルやミネストローネなどに付けて食べています。「外はパリッ、中はしっとり、噛めば噛むほどしっかりパンの味がする」とはハルさん。ミネストローネもパンに合う、パンがミネストローネに合う、みたいなことを言っていました。いずれにしても美味しいと。

パンが美味しい秘密は水にあるとオーナーさんは言います。カフェのある柳町(やなぎまち)には「保命水」と呼ばれる天然水があり、この保命水は菅平水系の水で長い年月をかけて大地を巡った名水です。

「上田の水は軟水で、pH4.5-6.5の弱酸性が良いと言われる酵母の発酵に適しているのだと思います」と店員さんが仰っていました。なるほどわからん。いやそのままの意味ですけどね。

カンパーニュの作り方のVTRで、発酵させるために生地を「籐(とう)の籠」に入れていたように見えました。なのであのような丸い形状になるのですね。

 

 

ルヴァン東京・富ヶ谷店

オーナーさんは小学校の教師をしていた方で、33歳の頃からパン作りを始めて毎日食べても飽きないヨーロッパの素朴なパンに魅せられたのだそう。

平成元年に東京の富ヶ谷にベーカリーをオープンさせて、教師の経歴を活かして後進の育成にも心血を注いだ方です。平成16年に故郷の上田にカフェをオープンさせたと。

 

ルヴァン - ページ情報 | Facebook

 

今も東京の富ヶ谷にお店があります。といいますかそちらが本店なのでしょう。富ヶ谷ですから渋谷ですね。住所は「東京都渋谷区富ヶ谷2-43-13 GSハイム代々木八幡」とありました。

「代々木八幡駅」が最寄り駅でしょうか。「渋谷駅」や「原宿駅」、「駒場東大前駅」などからも行けないことはない距離かと思います。富ヶ谷というと『フレッシュネスバーガー』の1号店もあったかと思います。フレッシュネスの富ヶ谷のお店は15年ほど前に当時付き合っていた彼女と行った思い出があります。

 

 

おわりに

ルヴァンの上田のお店は雰囲気がありました。前回の山梨・甲州編で紹介されていた「大黒屋サンガム」さんと通ずるものがあります。古い木造家屋で、木材が黒く変色して、梁が立派で、照明により店内がオレンジ色にふんわりと照らされている様子が。

木の黒と照明のオレンジ色は、カンパーニュの濃い茶色の色合いに絶妙にマッチしていて雰囲気が素晴らしく良かったです。一度行ってみたいですね、こちらも。パンを食べたいだけであれば渋谷に行った方が早いです、私としては。

 

 

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