ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

「たい焼き」に天然モノと養殖モノがあるなんて『マツコの知らない世界』を観るまで知りませんでした

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毎週火曜日20:57からTBSで放送されている『マツコの知らない世界』、2017年8月22日の放送は「レトルト麻婆豆腐の世界」と「天然たい焼きの世界」でした。

 

 

 

目次 

 

 

マツコの知らない世界

www.tbs.co.jp

 

『マツコの知らない世界』は、その道に詳しい方がスタジオに登場して、マツコ・デラックスさんに対して1対1でプレゼンをする番組です。基本的には一般の方がプレゼンをしますが、芸能人・有名人の方が行う場合もあります。

 

 

「マツコの知らない天然たい焼きの世界」

『マツコの知らない世界』の2017年8月22日放送分では、「レトルト麻婆豆腐の世界」「天然たい焼きの世界」の2つのテーマが扱われていました。

今回は個人的に当たり回でして、どちらもとても面白かったですが、より強く興味を抱いたのは2つ目の「天然たい焼きの世界」です。

 

 

「天然たい焼き」って何だ?

何よりもまず、番組を観た誰もが思ったであろう疑問がありますよね。それは「『天然たい焼き』って何だ?」ということです。

天然があるということは養殖があるということ。たい焼きに天然と養殖があるの? え、生き物なの? 「およげたいやきくん」の世界の話なの? と私もなりました。

 

たい焼き(鯛焼き、たいやき、タイヤキ)は、鯛を形とった金属製焼き型で焼いて作られた食べ物であり、餡(あん)入りで小麦粉主体の和菓子である。明治時代から食べられている日本の菓子[1]。

(略)

小麦粉・砂糖・重曹などから作った生地を、鯛をかたどった焼き型に流し入れて小豆餡を載せ、もう片側は生地だけを入れ、合わせて焼く。

たい焼き - Wikipedia

たい焼きのWikipediaにはこのように書かれています。念のため貼っておきますね、たい焼きとはこのように、魚の「鯛(たい)」の形をした焼き型で焼いた、中に餡(あん)が入った小麦粉メインの和菓子のことです。餡こは基本、小倉餡です。

 

話を戻しますが、プレゼンターの方が仰るには、たい焼きを作るときに使う「焼き型」、この焼き型のタイプによって天然と養殖とが分けられるそうです。

明治41年頃にたい焼きが発祥した当時の焼き型を使って、1個ずつ(一匹ずつ)手間をかけて回して焼いて作られたたい焼きのことを「天然モノ」と呼んでいます。

天然モノは、焼き型1つで1個のたい焼きしか作ることができないため効率がよくありませんし、焼き型が1個2kgほどと重く腕力が要りますから、ご高齢の方が使うことが大変な重労働のため、どんどん使う方が減っているということでした。

一方、養殖モノは現在主流になっている、鉄板のプレートを使って何個も一気に焼き上げるタイプのことです。養殖モノが一気に広まったきっかけは「およげたいやきくん」です。1975年にこの曲が大ヒットしたことによって、たい焼きが売れに売れ、プレートで大量に焼いていかないと生産が追いつかなかった、ということでした。

プレゼンターさんは、天然モノと養殖モノとは優劣を分けているものでなく、あくまで製法の違いであると仰っています。プレゼンターさんは天然モノが絶滅危惧種になっているため(理由は前述)、何とか天然モノを守りたい、あるいは天然モノの記憶を残したいと考えていらっしゃるようです。

天然モノと養殖モノについてはWikipediaにも書かれているので、興味のある方は是非ご一読なさってください。

 

 

全国にある天然モノのたい焼き

プレゼンターさんは、たい焼きの「魚拓」を取っていらっしゃいます。体長と体重を計測までしています、天然モノを守りたい一心で。

たい焼きなんてどれも同じなんじゃ……などと失礼なことを私は考えていましたが、氏のコレクションを見てみるとそれぞれに異なる形をしていて、なかなかに興味深いものでした。

たい焼きそのものよりも魚拓の方が可愛らしさや味のようなものがありました。また、お店によって型の違いも明確になっていて、例えばあるお店のものはより鯛に似せて作られた型を使っていたり、あるお店は油で揚げているため魚拓の和紙にも油が大量に染みていたり……としっかりとお店ごとの特徴が魚拓に写し出されていました。

驚いたことは、プレゼンターさんが全国を歩き回って探した、天然モノのたい焼きを扱うたいやき屋さんは全国に数えるほどしか残されていない、ということです。

スタジオに大きな日本地図と共に、お店の名前と位置と魚拓が張り出されていましたが、33店しかありませんでした。全国にわずか33しかないのです。まさに絶滅危惧種。たい焼きは東京が発祥の餡菓子のため、東京に最も多く残されているそうです。

プレゼンターさんが知らないお店もまだどこかにあるかもしれないそうです。見つけたら番組にご一報くださいとのことでした。

 

 

たいやき屋の場所は和菓子屋が知っている

天然モノたい焼きハンターのプレゼンターさんが言うには、たいやき屋さんがある場所は地元の和菓子屋さんに聞けばたいてい知っているそうです。

マツコさんの憶測ですけど、たいやき屋も和菓子屋も餡を使いますから、小豆を仕入れるところが同じのためにわかるのではないかと言っていました。おそらくそうなのでしょう。

プレゼンターさんが全国の天然モノを探し始めた当時は、まだインターネットが普及していませんでしたから、自らの足で稼がなければいけなかったのですね。探している中で見つけた技が和菓子屋に聞く、ということでした。

ですから今私たちが使う機会はまずない技ですね。そもそも和菓子屋を探さなければならないですし。

 

 

番組で紹介された天然モノたいやき屋さん

番組で紹介された天然モノたいやき屋さんは3店舗紹介されていました。

東京文京区の「根津のたいやき」さん、値段が170円です。体長145mm、体高80mm、体重95g。こちらは鯛の周りに「バリ」が付いているタイプです。「何これ、素敵な焼き方〜」とマツコさんも興奮していました。

岐阜県美濃白鳥にある屋台です。屋台ですからお店の名前はないのでしょう。値段が100円(1994年当時)。体長が110mm、体高55mm、体重65gです。自動車事故に巻き込まれて警察に事情を説明した後に、警察署の近くでたまたま見つけた、という奇跡の天然モノとのこと。

三重県伊勢市の「日吉屋」さん、値段が150円です。体長148mm、体高75mm、体重100g。こちらは10-3月のみの営業だそう。初代の娘さんが一人で切り盛りしているということでした。

値段は全て税込み価格です。

他にも色々なお店がパネルにはありました。例えば東京麻布十番の「浪花家総本店」さんや東京都新宿区にある「わかば」さん、青森県五所川原市にある「あげたいの店 みわや」さんなどです。

元祖を謳っているお店が「浪花家」さんだそうで、「わかば」さんはマツコさんも好きなお店で餡が尻尾まで詰まっているたい焼き、「みわや」さんは前述した油で揚げて砂糖をまぶした「揚げたい」屋さんです。

 

 

おわりに

プレゼンターさんは写真家をしていらっしゃるそうです。驚いたことは、彼は日吉屋さんのたい焼きを「干物」にしていて実物をスタジオに持ってきていました。20数年間干しているそうです……そこまでやったら誰も文句は言えないですね、極めています。頂点です。

どこが美味しいという話にはほとんどならなかったですね。記憶している限りなかったと思います。プレゼンターさんは味より形だと考えていらっしゃるようです。

天然モノのたい焼きの良さについては、Wikipediaに「高温で焼くために皮がカリッっとしている」とありました。私はふわっとした生地よりも外側がカリッとした方が好みなので、天然モノの方が好きかもしれません。食べてみたいです。

マツコさんは尻尾まで餡が入っているものがお好きなようでしたが、私は尻尾には入っていない方が、生地とのバランスが取れているように感じられて好きです。身の部分で餡を堪能しつつ、箸休め的に尻尾の生地部分を食べる、食感との違いも楽しめるので良いかなと。

今若い人が天然モノでこだわったたい焼きを始めれば話題になりそうですけどね。今回の放送を観て、たい焼き屋やろうかなと思った方もいらっしゃったりするかもしれません。

 

 

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