平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2017年8月22日の放送は冒頭のミニコーナーで「水害の保険」について特集が組まれていました。
目次
- 目次
- 夢の3シェフ競演 「オレの冷やし中華」
- 女のニュース「水害にも火災保険」
- 火災保険で自然災害までカバーできる
- 注意点1:オプションであること
- 注意点2:写真を撮ること
- 自分の保険の契約内容を知りたい!
- おわりに
夢の3シェフ競演 「オレの冷やし中華」
2017年8月22日放送の『あさイチ』は「夢の3シェフ競演 」回で「オレの冷やし中華」を特集していました。
夢の3シェフとは、イタリア料理の「落合務」さんと、日本料理の「中嶋貞治」さん、そして中国料理の「孫成順」さんのお三方がテーマに沿った料理を披露してくださるコーナーです。
今回のテーマは、夏に欠かせない旬の料理の一つ「冷やし中華」でした。落合さんは「トマトとグレープフルーツの冷やし中華」、中嶋さんは「オイルサーディンと梅肉の冷やし中華」、孫さんは「切り干し大根と豚肉の冷やし中華」を紹介していらっしゃいました。
女のニュース「水害にも火災保険」
夢の3シェフも興味深かったのですが、個人的により強い興味を抱いたコーナーは、冒頭に放送されたミニコーナー、女のニュース「水害にも火災保険」です。女のニュースとする必要があるのかが私にはいまいち理解できません。
近年、梅雨時に大雨になりやすく、夏の時期はゲリラ豪雨も頻発していますから、「水害」は私たちの誰しもが直面している大きな懸案の一つであろうかと思います。今年の7月には福岡県朝倉市で大きな災害が発生したことは記憶に新しいですね。
大きな水害が発生し、自宅が床上浸水してしまうまで被害が大きくなると、畳は全て使い物にならず張り替えたり、フローリングの床も全面交換したり、家具や電化製品も買い替えたりと、家の補修にも多額の費用が必要になります。
その費用をどこから捻出すれば良いのかという問題が発生してきますが、そんなときに、もしかしたら「火災保険」が役に立つかもしれませんよ、というのが今回の特集でした。
火災保険で自然災害までカバーできる
「水害なのに火災保険?」と思いますけど、VTR取材に応えていた女性は、ご自宅の壁や床といった家の修理費用は約200万円にも及んだそうですけど、火災保険が適用されて修理費用のうちおよそ138万円が保険で賄えたのだそうです。
というのも、火災保険のオプション扱いになるようですけど、その中には火災だけでなく水害や「雹(ひょう)」、竜巻や台風といった「風」、「雷」、「雪」による被害など「自然災害」までがカバーされているものがあるということでした。
しかも、被害を被ってから日数が経っていたとしても、証拠となる写真があれば(被害の詳細を証明できれば)、遡って適用されることもあるそうです。過去「3年」まで遡れる、と番組では言っていました。
注意点1:オプションであること
注意すべきは水害などまで保険がカバーされているかは、オプション扱いになっていて、私たち自らが申請しなければならない点のようです。
現在オプションが付いていなかったとしても申請すればオプションを付けることも可能のようです。しかしその場合は当然、保険の料金が上がります。番組では、基本料金に加えて年額3,000-20,000円ほど上昇すると言っていました。
出来る限り保険料を下げたいと考えて契約をしてしまった場合、もしかしたらオプションを外してしまっているかもしれません。
注意点2:写真を撮ること
また、被害に遭ったときの状況を細かに「写真」に撮っておくことが非常に重要です。火災保険金を請求するときに必要になります。
請求に必要なものは写真の他に、被害を修理する際の「見積書」や「請求書」、被害に遭った日時や原因を証明する「罹災証明書(りさい・しょうめいしょ)」が必要になることが多いようです。
必要な書類などは保険会社や契約内容によっても異なると思われますので、契約内容をよく読んでしっかりと把握しておくことが必要です。
自分の保険の契約内容を知りたい!
自分が契約した内容を知りたい場合、それは皆さんが契約した保険会社のカスタマーセンターに電話をして確認することが一番手っ取り早いです。
契約した保険会社のWebサイトには基本的には契約者個人のマイページ(個人ページ)が用意されているはずです。マイページには契約内容を確認することができることが多いですから、インターネットが利用可能な方はそちらから自分の契約内容を確認することも手段としてあります。
お手持ちの保険証券に書かれている場合もあるそうです。
おわりに
放送を観て、これまで諦めていた方の中で、もしかしたら家にも適用されるかもしれない、と思った方もいらっしゃったと思います。かなり有効な情報でした。数百万円なんて、それはもう大金ですから、被害額の何割かでも保険で下りるのなら、利用しない手はないです。