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カミナとヨーコがキス!しかしそのカミナが……シモンもヨーコも私もショックでした - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』8話「あばよ、ダチ公」の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

 

  

目次

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年8月24日の放送は第8話「あばよ、ダチ公」でした。サブタイトルでネタバレ感満載ですねぇ。

  

 

8話「あばよ、ダチ公」

公式さんも今日の話は絶対に観て欲しいと言うほどの内容でした、確かに。

 

というのも主人公の「シモン」と「カミナ」のうち、カミナが8話で死んでしまうからです。

前々回6話で以前登場したカミナたちのライバルキャラと思われる、「人間掃討軍極東方面部隊長」の「ヴィラル」がガンメン「エンキドゥ」に乗って再び襲いかかってきました。

それだけでなく、獣人の本拠地「ミヤコ(都?)」ではヴィラルより上位の獣人である「螺旋王四天王」の1人「チミルフ」も登場しています。

チミルフは超巨大な移動要塞型ガンメン「ダイガンザン」に乗っていました。ダイガンザンは前線基地の役割を果たしているらしく、以前獣人から奪ったカミナのガンメン「グレン」のCPU(?)に設定されていた帰投ポイントはこのダイガンザンのようです。

ダイガンザンは圧倒的な火力を誇り、カミナとシモンの乗る「グレンラガン」ですら苦戦を強いられていましたが、「黒の兄妹」の「キタン」やヨーコの生まれ故郷であるリットナー村の村長「ダヤッカ」の他、カミナたちの活躍の噂を聞きつけ駆けつけた「キッド」「アイラック」「ゾーシィ」「ジョーガン」「マッケン」「レイテ」「アーテンボロー」「テツカン」「ガバル」といった面々が援軍に加わり、さらにシモンの機転によって、ダイガンザンとエンキドゥを一旦は退けることに成功しました。

しかし、翌日にも再度来襲するであろうということで、カミナたち「大グレン団」はダイガンザンをチミルフたちから奪い取ってやろうと作戦を練っています。

 

 

カミナとヨーコがキスをする

大掛かりな作戦を前にして、カミナと初期から一緒に行動をともにしている「ヨーコ」がキスをしていました。

ヨーコは以前からカミナのことを好いている様子を窺わせましたが、カミナもヨーコのことを好きなようです。というよりヨーコの想いを受け止めた、と言った方が良いでしょうか。しかしそれだけに……。

しかも、それはカミナの死のフラグにもなっていたかと思います。というのも、2人のキスシーンをシモンが見てしまっていたのですね。シモンはヨーコに好意を寄せていましたから、ショックだったのです。

 

 

ダイガンザン強奪作戦

翌日、宣言通りにダイガンザンとエンキドゥは襲来しました。ということはダイガンザンを強奪する作戦も実行に移されます。

作戦はシンプルといえばシンプルです。他のガンメンをジャックする能力を有するシモンのガンメン「ラガン」が、ダイガンザンのブリッジ(頭脳)の上に乗り、自らをドリルで突き刺してジャックする、というものです。

チミルフもヴィラルもラガンの能力を正確には把握していないはずで、実際にヴィラルは頭部のない「グレン」のみとなっている機体を見て驚いていました。グレンラガンとして自分と対峙するものとばかり思っていたようです。

そういう意味ではヴィラルは非常に騎士道精神があるというか、ある意味で正直過ぎる性格をしています。

 

 

カミナが……

まんまと騙されたヴィラルとチミルフ、まんまとラガンはダイガンザンのブリッジを占領してジャックも仕掛けましたが……先述したように、シモンはカミナとヨーコのことにショックを受けて動揺しているため、思うようにジャックできません。

ガンメンは精神力が物をいう機体ですから、搭乗者の精神状態がダイレクトにパフォーマンスに反映されてしまいます。

そんなラガンというかシモンにいち早く反応したのはカミナで、グレンでシモン(ラガン)のところまで駆けつけて、ラガンの頭頂部のハッチを開けさせて……グーパンチを御見舞して目を覚まさせていました。

「お前の側には俺がいる。だから信じろ。俺が信じるお前を信じろ」

カミナのおかげで集中力を取り戻すシモン、順調にジャックを進めますが……しかし、その直後にチミルフの乗るガンメン「ビャコウ」の持つ槍によってグレンが貫かれてしまいます。さらにエンキドゥまでも襲ってきて……。

カミナがやられた……と大グレン団にこれまでになく激しい動揺が走ります。シモンが再び動揺して、今度はダイガンザンが暴走を始めてしまいます。

暴走をしたダイガンザンを鎮めたのも、やはりカミナでした。既に血だらけで瀕死の状態のカミナとグレンでしたが再び動き始め、外れかかったグレンの腕部をラガンに投げつけて、再びシモンとラガンを正気に戻させました。

敵にダイガンザンを明け渡すくらいなら自ら破壊すると襲うビャコウたちに対して、最後はやはりグレンとラガンが合体(ダイガンザンは完全にジャックしたので外せるようです)して、グレンラガンの巨大ドリルで倒しています。

「いいかシモン、忘れるな。お前を信じろ。俺が信じるお前でもない、お前が信じる俺でもない、お前が信じるお前を信じろ」

「あばよ、ダチ公」

それがカミナの最期の台詞でした……白黒になって、まるで矢吹ジョーのように燃え尽きていました。

 

 

おわりに

いやいや……7話で強烈なフラグが立っていましたから、近々フラグ回収回が来るだろうとは覚悟していましたが、8話は視聴している私もショックでした。

これから『天元突破グレンラガン』の物語をカミナ抜きで進められるのでしょうか? これまでの8話で主人公扱いは明らかにカミナでしたから、主人公がこんなに早くに退場してしまって……という不安が強くあります。

シモンはまだ頼りないですし、頼りがいが出てきたとしてもカミナほどの強烈な個性を発揮できるとは少々考えづらいです。どのように展開していくのか俄然興味が湧いてきました。

予告に登場していた女性(少女?)がヒロインになりそうですね。