ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

男の影? サチの合コン話に源導さんが激しく動揺していました - ドラマ『サチのお寺ごはん』5話「飛龍頭 男の胃袋つかみ隊」の感想

スポンサーリンク

毎週水曜日23:00からtvk(テレビ神奈川)にて、ドラマ『サチのお寺ごはん』が放送されています。

 

最新話のネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

ドラマ『サチのお寺ごはん』

www.nagoyatv.com

 

2017年8月16日の放送は第5話(五の膳)「飛龍頭 男の胃袋つかみ隊」でした。実は4話の記事を書いていません。

 

 

イントロダクション

臼井 幸(うすい さち)という名前のとおり、何かといちいちツイてない、毎日コンビニ飯ばかりのOLが出会ったのは、料理で仏の道を伝える3人組。お寺で精進料理をいただきながら、ごはんをきちんと食べることの大切さを教わり、生きにくい毎日がだんだん楽しくなっていく。そんなサチが毎回、仕事、人間関係、恋愛でつまずきながら少しずつ成長していく、お寺を舞台にしたグルメ・ラブストーリー。

イントロダクションはこのように書かれています。

 

 

5話「飛龍頭 男の胃袋つかみ隊」

5話は「臼井幸(うすい・さち、演:谷村美月)」が4話で合コンをし、その場で知り合った有村に気に入られたようで、「お昼は何を食べるんですか?」というメールが届いたことで、どのような返信をすれば良いのか悩んでいるところ、偶然通りかかった「縁泉寺(えんせんじ)」から良い匂いが漂ってきたので、お寺へ入って行きました。

サチが返信に悩んでいた理由は有村に対して取り繕おうとしていたのですね。今でもコンビニ食が多いみたいですから、食生活を晒して引かれたくないと思ってのことかもしれません。

また後日、サチの親友「まっちゃん」が、同棲する彼氏が手料理を食べてくれない悩みをサチに相談して、その解決のために2人で一緒に「縁泉寺」へ行っています。まっちゃんは料理が上手なのに彼氏はなぜ食べてくれないのか……? というお話でした。

 

 

 

「夏野菜と厚揚げのお寺カレー」が美味しそう

Aパートで登場した料理は「夏野菜と厚揚げのお寺カレー」でした。このお寺カレーは、いつものように、住職の「源導(げんどう、演:水野勝)」さんと、お坊さん見習いの「唐丸篤(からまる・あつし、演:田村侑久)」、源導から精進料理を学んでいる「小木武徳(おぎ・たけのり、演:清水天規)」の男3人で作っていて、ちょうど良いところでカレーの匂いを嗅ぎつけてやって来たサチがご馳走になっていました。

「夏野菜と厚揚げのお寺カレー」は、精進料理のうちですから動物の肉は使いません。牛肉や鶏肉は使わず、肉の代わりに「厚揚げ(あつあげ)」を使っています。「お寺っぽい」とはサチ。

またサチは「厚揚げがジューシーです」と言っていて、それを受けて小木くんが「お肉とタマネギを入れない代わりに、八丁味噌と練りゴマを少し加えてコクを出しました」と説明しています。サチは「なるほど。トマトの酸味があって、サッパリしているのにコクがあるのはそのせいなんですね」「ズッキーニもコリコリしてる!」と。

他の具材は、ニンジンとジャガイモ、赤パプリカ、オクラが入っていたように見えました。「夏の料理!」という感じですね。

 

 

源導さんが動揺する

「夏野菜と厚揚げのお寺カレー」を食べていると、サチは急に思い出してスマホを取り出し、カレーの撮影を始めました。源導さんがどうしたのか尋ねると、サチは合コンをしたことと、ある男性からお昼は何かを聞かれたことを話します。

それを聞いた源導さんは明らかに動揺を見せていました。唐丸くんなどは彼氏じゃないのと茶化していて、小木くんもそれに乗るようなことを言っていましたから余計に動揺をして、でもそれを周囲に察せられないよう平常を努めていました。

が、カレーを食べ終えサチが帰った後でも、源導さんの心はサチとその男性のことで頭がいっぱいになっているようで、唐丸くんにも小木くんにも悟られてしまっている様子です。

源導さんは動揺はしているものの、まだ明確には自分のサチへの想いに気がついていないのでしょう。男性の存在が明るみになったことで、初めて自分の気持ちに気が付き始めたのかもしれません。コントロールできていなかったです。

ちなみに、サチは有村へは素直に「今日のお昼はお寺カレーでした」と返信しています。源導さんから変に取り繕わず素直に答えれば良いとアドバイスを受けたのですね。直接的なアドバイスではなく気づかせるように。

 

 

飛龍頭とは何か?

まっちゃんの悩みは、まっちゃんはサッパリした料理が好きで、彼はコッテリした料理が好き、という齟齬が原因でした。まっちゃんは彼の健康ために考えて作っているつもりですけど、ほんの少し歩み寄りが足らなかったようです。

源導さんは、そんなまっちゃんと彼氏のためにサブタイトルにある「飛龍頭(ひりゅうず)」を作っていました。京都や大阪の呼び名で、こちらでは「ガンモドキ」と呼んでいる料理です。

飛龍頭は具材は野菜たっぷりで健康に良いですし、油で揚げているので適度なコッテリ感もある、まさにまっちゃんと彼氏の好みを合わせたような料理です。彼を想う気持ちが形になっています。

 

がんもどきは、豆腐をつぶして、ニンジンやレンコン、ゴボウなどと混ぜて、油で揚げた料理。古くは麸を揚げたものであった。がんもや飛竜頭ともよばれる [1][2][3][4]。 「雁擬き」と字を宛てて表記することもある。

- がんもどき - Wikipedia

がんもどきのWikipediaにはこのように書かれています。皆さんご存じのとおりです。

 

 

おわりに

5話の最後に、有村からデートの誘いが届いていました。サチは誘いに乗りそうですけど……問題はサチ自身も源導さんへの気持ちに気がついていないことですね。まっちゃんにお寺の3人に好きな人はいないの、と聞かれて「いないよ〜」と答えていました。

いや、サチは源導さんのことが好きなのですよね? それすら怪しいほどにサチは自分の想いに、恋に、鈍感です。

といいますか、サチは薄幸の設定であるはずですが、とっくに幸が薄くなどない、リア充な女性ですよね。