ディスディスブログ

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レグのヘルメットの文字が意味することとは何でしょう?別の文明の文字のようです - アニメ『メイドインアビス』5話「火葬砲」の感想

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毎週土曜日(金曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『メイドインアビス』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『メイドインアビス』

miabyss.com

 

2017年8月5日の放送は第5話「火葬砲」でした。

 

 

イントロダクション

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?

このようなイントロダクションです。ジャンルはファンタジー・アドベンチャーでしょうか。私は原作未読です。

 

mangalifewin.takeshobo.co.jp

 

「まんがライフWIN」で『メイドインアビス』のWebマンガを読めるみたいですので、リンクを貼っておきます。1-6話までと最新話(?)だけ読めるようですね。

 

 『メイドインアビス』の設定

本作『メイドインアビス』の設定について、これまでの放送でわかっていることを書き出しています。

 

アビスの深界の階層について

『メイドインアビス』のアビスの深界の階層は少なくとも6つあるようです。

深界一層は「アビスの淵」と呼ばれ、一層だけで1,350mの深さがあるとのこと。

深界ニ層は「誘いの森」。ここから上昇負荷も急にきつくなります。リコたち「赤笛」がここまで降りればもう追手はかからなくなり、「自殺」扱いされるそうです。

ニ層のある地点から森がねずみ返しになっている「逆さ森」に入ります。気流が不安定で空の猛獣もたくさんいます。

深界三層は「大断層」。4,000mを超える垂直の崖が立ちはだかります。

深界四層は「巨人の盃」。ここへは「黒笛」以上だけが行けます。深度は約7,000m。

深界五層は「亡骸の海」。ここへは「白笛」だけが行けます。五層から戻ってきた人は数えるほどしかいません。

深界六層は「還らずの都」。白笛が六層に潜ることは二度と帰ってこられないことから「ラストダイブ」と呼ばれます。

 

「アビスの呪い」について

「アビスの呪い」について。アビスへの探窟は帰路に問題があります。深く潜るほど帰路における身体的な負担が重く激しくなります。

深界一層は「軽い目眩」、深界ニ層は「吐き気と頭痛と末端の痺れ」、深界四層は「全身に激痛・流血」、深界六層から「人間性の喪失もしくは死に至る」、です。

 

 

探窟家のランク(笛)について

探窟家が首から下げている「笛」について。リコたち笛赤笛は「見習い」で、青笛が「一人前の探窟家」、月笛が「師範代」、黒笛が「達人」、白笛が「人の限界を超えてアビスに挑む鉄人」という分類です。

前述のとおり、白笛には深度制限がありません。

 

 

5話からの登場人物

5話から登場人物がいました。それがTwitterにある「マルルク」と「オーゼン」です。

オーゼンは既に4話で「ハボルグ」の口から名前だけが語られていました。「不動卿」「動かざるオーゼン」と呼ばれる「白笛」です。

現在オーゼンは深界ニ層の外れにある「監視基地」にいます。ハボさん曰く「曲者」だそう。

そして5話ラストでオーゼンはレグを見て「まだ生きていたのか、あのガキ」と発言をしていました。レグを知っているようです。

オーゼンのCVは「大原さやか(おおはら・さやか)」さんです。

そのオーゼンと一緒にいると思われるTwitter画像の子が「マルルク」のようです。現状マルルク詳細は不明ですけど、オーゼンのことを「お師さん」と呼んでいたので、師匠と弟子の関係にあるようです。

マルルクのCVは「豊崎愛生(とよさき・あき)」さん。

いよいよオーゼンが登場!というところで5話は終わっています。オーゼンとマルルクについての詳細は6話以降ですね。

ていうかTwitter画像の望遠鏡のような装置が恰好良いですね。

 

 

5話「火葬砲」

本作のヒロイン、大穴の街「オース」の「ベルチェロ孤児院」の孤児の一人「リコ」は、探窟家の訓練で潜っていた巨大な穴「アビス」の一層で出会った「レグ」と2人で、アビスの底へと出発しました。

孤児院を抜け出したため、孤児院の「リーダー」こと「ジルオ」から捜索隊が出され、捜索隊は深界一層にいる間は追ってきますので、二層にさえ到達できれば追手から逃れられたことを意味します。

リコとレグのような「赤笛」の見習い探窟家は、二層に行くと自殺扱いになるため、二層までは追手がかからないそうです。

一層で、リコたちを追ってきた黒笛の探窟家ハボさんです。孤児院の仲間「ナット」「シギー」が二層まで同行を頼んでハボさんが引き受けたため追いかけてきました。

ハボさんは「タチキリ熱の予防接種」とお土産の辛子饅頭を与え、先述したオーゼンの忠告をして別れています。

ハボさんはナットたちの依頼を叶えようと同行を申し出ていました。しかしリコがそれを断っています。

というのもリーダーは最終授業としてわざとリコたちを逃したからです。一層で逃げ切れないのなら、二層以降で確実に死ぬよということ。

ハボさんと別れたリコとレグは、何とか二層まで到達しています。ここまでが4話。

 

 

ナキカバネ

5話はいきなり2人にピンチが訪れていました。「ナキカバネ(鳴き屍?)」という魔獣?妖鳥?に襲われました。

ナキカバネは人が助けを呼ぶ声真似をしてエサ(探窟家)を呼び寄せ、捕食するようです。しかも群れで連携を取って。

リコとレグはナキカバネの罠にまんまとかかり、リコが背後を突かれて他のナキカバネに連れ去られてしまいます。子供を育てているようで子供のエサにするつもりのよう。

レグは伸びる腕部でリコを助けようとしますが他のナキカバネの邪魔が入って助けられず、最終手段でしょうか、1話でリコを助けたときにも使った手のひらのビーム砲でナキカバネたちを倒しました。

 

 

火葬砲

気がついたリコによって、レグの手のひらビーム砲は「火葬砲」と名付けられています。いわゆる○ニなネーミングです。

コブラのサイコガンで的な武器「火葬砲」を発した後、レグは「アビスの呪い」がかかって吐瀉物を吐き意識を失っているリコを介抱し、その後自身も意識を失っていました。

1話でもリコを助けた後にレグは気を失っていましたから、火葬砲は内部のパワーをほとんど放射してしまうのでしょうね。で、パワー切れでシャットダウンする的な。

 

 

アビスの呪いで気になる点

今回リコがナキカバネに連れ去られたときに、空を飛んだことで彼女の身にアビスの呪いの上昇負荷がかかっていました。

アビスの呪いとは何なのか、ということがやはり気になるのです。

下へ行くほどにアビスの呪いは重くなる、深界六層の上昇負荷は「人間性の喪失もしくは死」でしたっけ、それほどに酷い負荷がかかるそうです。

リコたちが地上から地下へ潜っている、という視点に立っているため、私たちは下へ行くほど強い呪いがかけられると捉えてしまいがちです。

でもそれはもしかしたら逆に捉えるべきなのかもしれない、と思いました。つまり、どちらが地表か、どちらが底かが逆ではないかと考えると合点がいきます。

アビスの底、奈落の底と表現するから勘違いしてしまうのであって、実はリコたちがいた大穴の街「オース」こそが底にあって、リコたちが奈落の底と呼んでいる場所こそが地表として捉えれば、上昇負荷は私たちが深海に潜るときにかかる水圧の負荷と同じように考えられるのではないかと思いました。

深く潜れば潜るほど水圧はかかりますから。天地を逆転して考えれば、リコたちは深いところから上へ上へと昇っていることになります。

私は、リコたちは途中から二層の「逆さ森」に入ったことで、この考えに思い至りました。逆さではないのではないか、リコたちが逆さまに存在していたのではないか、と思ったのですね。

物語を観る限り、重力はリコたちのオースから奈落の底へと向かって発生しているようですので、呪いの謎が解けている訳ではないのですが、何か足がかりになりそうな発想ではないかなと私は思っています。

それこそがアビスの呪いなのかもしれないですね。

 

 

レグのヘルメットの文字は何か?

火葬砲を放射して意識を失い、再び意識を取り戻した後、レグが被っているヘルメットの液晶部分に何か文字のようなものが書かれていました。

あの文字はレグの故郷の文字かもね、とリコは言っていました。

リコの発言が真実だとすると、やはり底にあるであろう世界こそが真の世界で、リコたちの世界が裏なのかもしれません。レグが造られた技術(文明)の方が進んでいるようですから。

重力が逆さまになっていることも、真の世界の文明の技術で出来上がっているのでしょうか?

それと、レグのヘルメットの文字があのタイミングで表示されたこと自体が非常に気になっています。

絶対に意味があることですからね、あれは。火葬砲と関係しているように感じられますし、嫌な予感がします。

 

 

おわりに

リコたちがナキカバネをみつけたとき、ナキカバネは探窟家を1人捕食していました。

あの探窟家が首から下げていた笛は青色でしたか、紫色でしたか。いずれにしてもリコたちより上位の探窟家でした。

現状ではリコは戦力になっていません。レグ頼みです。これから先はどんどんと強くなるはずで、少々どころではなく2人の行く末が心配です。

次回はオーゼンとマルルクと出会うのですよね。戦闘になったら勝てるのでしょうか……勝てなさそうですけど。

今は戦闘では役に立っていないリコですけど、食事では自分を食べようとしていたナキカバネを焼いて食べていました。逞しい。

レグは人間を食べていた魔獣を食べることに抵抗を感じていたので、その辺のサバイバル的な意味での強さはリコの方が断然強いですね。しっかり割り切れています。

 

話は変わりますが、本作『メイドインアビス』の作者さん「つくしあきひと」さんのお顔を初めて拝見しました。

 

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