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修羅場!川本世津子の辛そうな表情を見て『あさイチ』の有働アナも涙をしていました - 朝ドラ『ひよっこ』106話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年8月3日放送の第106話は、みね子の母・美代子と大女優・世津子の修羅場でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第18週「大丈夫、きっと」

www.nhk.or.jp

 

2017年7月31日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第18週「大丈夫、きっと」が始まっています。物語の時代は昭和42年(1966年)の4月です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名です。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は現在、みね子の幼馴染「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城にいます。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの5号室に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は1号室が有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」、2号室が富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、3号室にみね子、4がなく5号室が省吾目当てで引っ越してきた(?)みね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいるます。

以前、愛子の部屋に住んでいた佐賀で代々製薬会社を営む大会社の御曹司で慶應大学に通っていた学生「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」は、みね子と交際をしていましたが、別れてしまい、その後「あかね荘」から引っ越しをしています。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」でその妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」、「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」、「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みです。

 

 

そして修羅場へ…

みね子は母「谷田部美代子(やたべ・みよこ、演:木村佳乃)」に対し手紙を書きました。

行方不明になっていた父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」が見つかったこと、実が記憶喪失に陥っていて自分のことも家族のことも忘れていること、「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」という名の女性に保護されていることを伝えています。

美代子は早速東京へ出てきて上野駅でみね子と落ち合い、そのまま2人で川本邸へと向かいました。川本邸には既にみね子から連絡が行っています。

対面を果たした夫婦、対面を果たした妻と恋人、そこは当然のごとく修羅場となりました。修羅場というか、美代子が世津子を一方的に責めていました。

それはそうです。実は記憶を失っているのですから、発見した世津子が取るべき行動は、何よりもまず「警察に通報すること」のはずです。通報の際に救急も要請すれば良いでしょう。

一応、世津子はそういった行動を取ろうとしたようです。怪我をしている実を家へ連れて行き、手当てを施した後、実から記憶喪失のことを聞いたときに、警察と病院へ行くことを提案したそうです。

しかし、自分が何か事件を起こしたのではと怖がり、自分の提案を拒否をした実に対し、世津子はそれ以上のことはしなかったようです。以後、2年半ほどですか、世津子は実と同棲をしていました。

男女が一つ屋根の下で2年半も暮らすということはどういうことを意味するのか、それはもう想像に難くないでしょう。お互いに情が生まれているでしょうし、関係も持っているでしょう。恋人以上夫婦未満の関係である可能性は極めて高いです。

美代子は、おそらくそういった事情を全て把握した上で、2人が幸せに過ごしていた2年半を、残された家族がどういう思いで過ごしてきたかわかりますか? と世津子を責めていました。

世津子としては、みね子を自宅に呼んでアメオ(雨男? 実のこと)と再会させたときに、アメオと別れる覚悟を決めていたでしょう。知らないふりもできたはずなのに、そうしなかったのですから。

ですから、世津子は自分を責める美代子の言葉に一切反論しないでいました。大女優が農家の女性とその娘(みね子)に頭を下げて謝ってもいました。

そして、実の荷物をまとめ、実を美代子とみね子に返しています。世津子の視点で見れば、2年半も一緒に過ごしてきた大切な人との別れです。辛そうでしたね……。

実としても辛いです。世津子は命の恩人ですし、記憶喪失をして以降に作った思い出は世津子とのものばかりなはずですから。

 

 

愛子の言葉が重要

話が前後しますが、みね子が母・美代子と実を引き合わせる日、「あかね荘」から上野駅へ向かおうとするときに、アパートの前で愛子と言葉を交わしていました。

愛子は事情を知っていて、みね子を待っていたのですね。愛子はみね子の心情を察してある言葉をかけています。

「あのね、みね子さん。あなたは、良く言うと色んな人の気持ちを察することが出来る人。悪く言うとどっちの気持ちも考えてしまって、どっち付かずになってしまうところがある」「今日あなたはお母さんだけ見ていなさい」

……と言っていました。これはかなり重要な言葉と思います。

 

 

おわりに

今回の世津子と実の別れのシーンを観て、NHK『あさイチ』の司会をしている「有働由美子(うどう・ゆみこ)」NHKアナウンサーが泣いていましたね。

洋服の形にカットしたスイカを、遠近法で手前にカメラに映して、有働アナはそれを着ているかのように離れたところに立ちながら、泣いていました。シュール。

 

今回の修羅場は、どちらの立場で観るかによって感想がかなり変わってくるかなと思います。

もちろん美代子が正しいと思います。思いますが、世津子の立場に立つと、いけないことをしているとわかっていても、いつか別れる日が来るとわかっていても、一緒にいたいと思うくらいに実のことを好きになってしまったということでしょうから……この別れは辛いです。

世津子の辛そうな表情は観ているこちらにも心情がよく伝わってきて、菅野美穂さんの名演だったと思います。

もちろん美代子が正しいのです。美代子からすれば世津子は、こういうシチュエーションによくある「この泥棒猫!」ですものね。

ただ、本件は世津子ばかりではなく、実にも罪があるかなと感じます。いくら記憶がないとはいえ、現実から逃げてきたこともまた確かなので。この2年半の間に自分に妻や子供がいる可能性を考えなかった訳がありませんから。

それと、美代子の、洋服でなく着物で来れば良かったかなと言ってみたり、洋服のちょっとしたほつれが気になって取ろうとしていたり、そういった木村佳乃さんの演技や演出も良かったです。

今回の美代子は大切な男を取り戻すべく、母としてではなく、一人の女として敵と対峙していたのだなと強く感じさせました。女として世津子に負けまいとしていたのでしょう。

娘として女として、女・美代子を見たみね子はどう思ったのでしょうね。

106話を観た後に「サザンオールスターズ」の「シュラバ★ラ★バンバ」を聴いた人、聴こうと思っている人は多そうです。

 

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