2017年7月22日土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『ザ・リフレクション』が放送されています。
目次
アニメ「ザ・リフレクション」
http://thereflection-anime.net/
『THE RERLECTION』第1話ご覧頂きありがとうございました!次回7月29日(土)23時~放送第2話「サバイバー」あらすじを公開。第1話の追悼セレモニーで一体何が起こっていたのか?ヒーローたちの正体は?徐々に明らかになる謎をお見逃しなく。 #RFLC_anime 宣伝ムラ pic.twitter.com/tgFFu0Cq7W
— アニメ「THE REFLECTION」 (@RFLC_anime) 2017年7月22日
2017年7月29日の放送は第2話「サバイバー」でした。
本作アニメ『ザ・リフレクション』はオリジナルアニメです。全12話。
イントロダクション
全世界を襲った謎の大災害。「リフレクション」と名付けられたこの現象は、おびただしい数の命を奪ったが、生き残った者たちに、ある特別な「力」を与えた--。
あれから3年。ニューヨークで行われた追悼セレモニーで、その「力」がテロという形で人類の前に突きつけられた。闇に染まった能力者に立ちはだかったのは、正体不明の男エクスオン、メタリックスーツを身にまとったアイガイ、エクスオンを追って、自ら戦いに身を投じてゆく少女、エレノア。
何故、リフレクションは起こったのか? 何故、彼らは人類に牙を剥いたのか? その謎が今明かされる--
『ザ・リフレクション』のイントロダクションです。
リフレクションとリフレクティッド
物語のキーワードは2つ、「リフレクション」と「リフレクティッド」です。
「リフレクション」とは、ある「現象」のことです。
その現象とは、ある日地球全土で同時に観測されたもので、緑色の光線が空を不規則に反射しつつ覆いつくしていき、光線は地表にまで到達することもあったのだそうです。
光と同時に黒い煙状の物質も現れていました。光は煙が地表に到達するのを防ぐように反射していたように見えたということです。
「リフレクティッド」とは「能力者」のことです。
リフレクション発生時に、地上に到達した光や煙に貫かれたことをきっかけにして、異能を得た人間のことをリフレクティッドと呼びます。
貫かれた人間は大抵が死んでしまいましたが、稀に生き残った人間もいて、彼らには常人とは異なる能力が宿りました。
「光」を受けた者は「瞬間移動や比較的人間の姿のままで発動できる能力」が多く、「煙」を受けた者は「獣化や液状化など、人の形を保てなくなってしまう能力」が多いということです。
単純に、光だから正義か、煙だから悪かについては今のところわかりません。しかし、基本的にはそのように考えると良さそうな雰囲気を感じます。
2話では煙を受けた者は犯罪者になる傾向があるとか何とか言っていました。
『ザ・リフレクション』2話で登場した人物
そして第1話放送後、第2話の予告をしてくださったのは…長濵監督と原作を務めるスタン・リー氏でした!聞き逃してしまった方はぜひ次回最後までご注目ください。Escelsior!! #RFLC_anime 宣伝ムラ pic.twitter.com/ZY8q2h9XmQ
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2話で登場した人物は多数いました。
リフレクティッドも何人(何体?)かいたようですけど、ほぼ台詞がないチョイ役的な存在ばかりだったと思います。
クレジットを観たところ、「スウェル」「アルファ」「ベータ」「強盗犯」がそれだたと思います。
アルファ(かベータ)は衣をまとっていたのであれですが、身体の半分が爬虫類のような姿をしていたように見えました。すぐに主人公の1人「エクスオン」に倒されていました。
スウェルはエクスオンと戦っていたアジア系の人物でしょうか? 身体の一部を大きくする(強化する?)能力があるようです。強盗犯は『キン肉マン』の悪魔超人「アシュラマン」のように腕が何本も生えている男でした。
物語上重要そうな人物は2人登場しました。
1人は、上記Twitterの画像にある原作者「スタン・リー (Stan Lee) 」さんをモデルにした「ミスターミスティック」です。CVは「西村知道(にしむら・ともみち)」さん。
Mr.ミスティックは元・天文学者で、リフレクション発生前から警告を発していたそうです。
能力は「とある条件下にある全てのリフレクティッドの場所を探知し、意思を伝えたり、観察することができる」と公式Webサイトのキャラクターページに書かれていました。
2話でも、Mr.ミスティックはフレイミング・フューリーやスティール・ルーラーと念話のようなことをしていたり、実際に会って会話をしていたりしていましたから、「煙」を受けて手に入れた能力者で、後述するレイスに与する存在である可能性が高いです。
もう1人は、「レイス」です。まだ名前だけで姿や台詞が入っていないと思いますが、WebサイトによればCVは「宮田幸季(みやた・こうき)」さんです。
姿はまだ本編には登場していないかと思います。しかしWebサイトによると、ドラクエに出てくる「まどうし(魔道士)」やFFに出てくる「黒魔道士」のように全身が布で覆われ、頭にも仮面を被せてあるため、正体は全くわかりません。
レイスは能力も不明です。「ある目的のために暗躍する人物」とあります。人心掌握に長けていて、リフレクティッドたちを次々と配下に取り組んでいるとのこと。
2話「サバイバー」
2話は、主人公の2人、「エクスオン」と「アイガイ」それぞれの動きが描かれていました。
エレノアへのレイス捜索依頼
「エクスオン」は1話での「リキッド・テラー」と「ヴァイン」との戦いを隠し撮りしていた、ヒロインと思われるリフレクティッド「エレノア」の家を訪れています。
エレノアは以前からエクスオンを追っています。エクスオン的にはストーキングだそうですが。エクスオンは自分を追いかけることを止めるように、彼女に釘を刺していました。
エレノアは自分が得た能力、短距離の瞬間移動、に対して戸惑いを抱いていて、能力を正しいことに使っているエクスオンに対して惹かれているみたいでした。
エクスオンはそんなエレノアを迷惑に思っていて、自分に向けられている情報収集の力を「レイス」のために使ってくれと依頼しています。エレノアはその言葉を素直に受けたのかレイス捜索を始めていました。あまり顔を突っ込むと危険ですね。
エクスオンの「X」印のマスクの下にはどのような顔が隠されているのか、その正体は未だ不明です。能力は他のリフレクティッドの能力のコピー、しかも複数ストック可能です。
ややチート気味ですが、Webサイトによれば相手に「3秒間」触れていないとコピーできないそうなので、そこが難しいところかもしれません。制約あり。
チーム「アイガイ」
「アイガイ」は80年代でしたか、超有名になったロック歌手です。声が衝撃になり拡散する能力を有していて、声を動力にするパワーアーマーを着ています。
彼の「スカイショー(またはスカイショウ)」という曲が当時かなり売れたようです。現在もヨーロッパでCMに使われるなどして、アイガイの中の人「イアン・イゼット」にはお金が入ってきているそう。
アイガイは戦うときにこの曲を歌っています。
スカイショーの収益を使っているのでしょうか、彼はロサンゼルスにチームを作って(?)、チームで「アイガイ」をヒーローに仕立てようとしているみたいでした。
チームがアイガイのパワーアーマーを開発・製作したり、場所を知らせるなど戦闘を補助したりするだけでなく、目立つ場所(ニューヨークのタイムズスクエア)での戦闘を指示したり、街頭モニターに戦闘に合わせた擬音を表示させたり、彼をヒーローにするためのプロモーションも行っていました。
ターゲットの変更
フレイミング・フューリーたちレイスの配下は、世界中に自分たちの存在を知らしめ、また同胞をより多く集めるために、エクスオンやアイガイのようなわかりやすいヒーローが必要のようでした。
レイス側の当初の目標はエクスオンだったようですけど、突如現れたアイガイにターゲットを変えています。
エクスオンは能力も性格もどちらかというと地味です。一方で、公表されていないですがアイガイは元ロック歌手ですし、能力的にも空を飛んだり歌を歌ったりビームのようなもの(衝撃波?)を出したりとかなり派手です。
フューリーたちから、自分たちの狙いのためにも相手は派手なアイガイの方が適切、と判断されたようです。一方でアイガイは目立ちすぎるともフューリーは感じています。
おわりに
第2話で明かされた、第1話の追悼セレモニーで起きたテロ事件の真相や、エクスオン&アイガイの戦闘の裏側。第1話がもう一度観たくなった際は各種配信サービスでぜひご覧ください!→https://t.co/zqfZNYMxxj #RFLC_anime 宣伝ムラ
— アニメ「THE REFLECTION」 (@RFLC_anime) 2017年7月29日
レイスたちはリフレクティッドの存在を世に知らしめ、リフレクティッドを集めた後、何をしようとしているのかは現状明らかになっていないと思います。わかりやすく「世界征服」でしょうか?
エクスオンはレイスのことをエレノアに依頼したということは、現時点で彼はレイスのことを知っている訳ですよね。何時、エクスオンはレイスの存在を知ったのでしょう?
リフレクション発生前からエクスオンの中の人はレイスのことを知っている可能性もありそうです。エクスオンとレイスは知り合いかそれ以上の仲だった可能性も?
となると、レイスの正体と同様にエクスオンの正体も重要になってくるはずで……その点が非常に気になっています。
展開としてありがちなのは、両者とも科学者で同じ研究室で研究していた同僚・仲間だった、的なものですね。
それと日本の女子高生、「カナエ」「ヒロナ」「ウキ」「サヤカ」の4人も今後物語に関わってきそうですから、こちらも気になります。
彼女たちはエンディングテーマを歌っていて、それが本編にも流れてきそうな予感があります。歌に関係するアイガイと4人が組んで……みたいな展開があるかもしれません。
それにしても、やはり戦闘シーンにもう少しスピード感や躍動感が欲しいです。もっさりしています。
絵柄や色つけに関しては2話で慣れてきた感があり、これはこれで恰好良く見えてきました。アリかな、と。
ちなみに私はリフレクティッドの中ではリキッド・テラー好きです。ドクロが宇宙服を着ているような、頭部に水が入っていて動くたびにゴポゴポいってる様子がイイ。