『Panasonic(パナソニック)』のデジタルカメラ「LUMIX DMS-FZ10」を使って、2017年7月24日までに撮影した写真の中から撮影日ごとにいくつか選んで紹介します。
カメラの設定はデフォルトです。「トリミング(一部切り出し)」や「レタッチ(加工・修正)」はしていません。ブログ用にリサイズしただけの、ほぼ撮って出しになります。
今回紹介する写真は、8年ほど前に発売された「Nikon(ニコン)」のデジタル一眼レフカメラ(デジイチ)「D3000」で撮影したとものと一部対象が被っています。カメラやセンサー、センサーサイズ、レンズの違いを比べると面白いかもしれません。
D3000で撮影した記事のリンクを貼りましたので、あわせてご覧になってください。
また、今回の記事には虫やトカゲなどの画像が含まれます。大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
2017年7月19日撮影分
2017年7月19日です。曇天でわずかに青空もあったと思います。
画像は「ヒルガオ(昼顔)」か「アサガオ(朝顔)」です。2枚目は露出をもう少しオーバーにすれば良かったです。
2枚目はマクロモードです。5cmマクロ。
「アガパンサス」です。花の時期は終わり。
「シダレザクラ(枝垂れ桜)」です。雨粒と思われる水滴が付いていました。
川の水流で川下方向へ傾いている「ガマ(蒲)」です。
「ニホントカゲ」でしょうか? にゅるんとした質感。
真っ白な「ムクゲ(木槿)」です。綺麗。
「キバナコスモス(黄花秋桜)」です。花が咲いていました。キバナコスモスの花期は長い印象があります。
下に紹介する「カボチャ(南瓜)」と思われる葉に付いていた「セミ(蝉)」の抜け殻です。
この葉だったと思います。黄色い花と実が大きくなりつつある様子を窺えます。
「アサガオ」ですがピントが合っていません。DMC-FZ10はフォーカスが難しいです。
2017年7月21日撮影分
2017年7月21日です。晴天でした。
「ケヤキ(欅)」の木の幹に葉の影がオチていました。こういうの、好きです。
「トウモロコシ(玉蜀黍)」です。元気に育っています。食べたい。
「ザクロ(柘榴)」です。奥では電線が交差しまくっています。
道端によく生えている雑草の花です。白が入ったレモン色が美しい。
名前を知らない草もよく撮ります。
「サルスベリ(百日紅)」です。ピンク色が目立ちます。
「カモ(鴨)」?
「カモ」?です。こちらは望遠端の420mmで撮りました。こういうことができるのが望遠の利点ですよね。遠くから動物を狙えます。
草が生い茂っている合間から「ヒルガオ」。
「ムクゲ」でしょうか「タチアオイ(立葵)」でしょうか。似ていますが時期的に前者かなと。
この花もよく見かけます。艶っぽいです。
「キバナコスモス」の影。モノクロ設定で撮っています。
2017年7月22日撮影分
2017年7月22日です。晴天で暑い日でした。
画像は「ガクアジサイ(額紫陽花)」ですね。この日はモノクロで撮影した写真が多いです。DMC-FZ10のモノクロがどんなものか試していました。
上の「ガクアジサイ」と同じ場所に咲いていたものです。
「エノコログサ(狗尾草)」あるいは「ネコジャラシ」です。
こういうコンクリートに固められた川もどこか悲しげで好きです。昭和感があります。現在ならここまでガチガチにコンクリートで固めないと思いますので。
工事現場から空に伸びていたクレーンです。逆光で撮影すると、どのくらいのレンズフレアが出るかについて、もう少し試したいです。
こちらも昭和感の漂う川ですね。暗渠になっていないです。
「ヒマワリ(向日葵)」です。奥のボケ感、このような感じでボケ感が出るのですね。このカメラの特徴を徐々に掴んでいきます。
2017年7月24日撮影分
2017年7月24日です。曇天。
ピントが……「セミ」の抜け殻に合っていないですね。
「サルスベリ」と鉄塔です。
この「ムクゲ」は花の中央が赤紫色をしています。上に貼った白いムクゲは赤紫部分も白かったです。
トタン(塗炭)と「ヒマワリ」。前ボケも「ヒマワリ」。
やっぱりピントが「セミ」の抜け殻に合いません。
「アブラゼミ(油蝉)」が「ソメイヨシノ(染井吉野)」に止まっています。
おわりに
ということで買ったばかりの「LUMIX DMC-FZ10」で撮った画像でした。
1,500円で買った中古カメラでこれだけ撮れるのであれば私には十分です。プリントするとなればまた違うでしょうけれども、私はプリントはしないので考えに入っていません。
本機の問題はフォーカスが難しいことです。フォーカスが迷ったり抜けたり、合ったとしても狙ったところから微妙にズレたりします。
EVFも液晶も小さく視認が難しいため、勘に頼ってフォーカスする機会が多いです。出来上がりはご覧の通り、合っていたり合っていなかったしています。
この辺は14年ほど昔の機種だから、ということなのでしょう。私がまだ本機の画角をつかめていないことも原因にありそうです。
モノクロも今回まとめて撮ってみました。私の手持ちの「Olympus(オリンパス)」の「XZ-10」はモノクロは「ラフモノクローム」のため、味わいはかなり異なります。ラフの方はその名前の通り粒子の粗いモノクロ写真になります。
「DMC-FZ10」はラフではないので、素直なモノクロ写真です。ラフモノクロームの方が叙情的な雰囲気を出しやすい気がします。ラフではなくてもそれはそれで良いですね。
カメラメーカーではないメーカーのカメラを今回初めて購入しました。思っていた以上にカメラらしいカメラで、色の表現も素直ですから好感を持てる良いカメラです。
皆さんもジャンクなどで見かけたら買ってみると良いかもしれません。中古、特にジャンクはハズレも多いでしょうから、その点は覚悟の上で購入してください。私は運良くアタリを引いたと思います。
フォーカスの問題は被写界深度を深くすることで解消される部分もあるかと思います。次は絞り優先オートで撮ってみましょう。