2017年7月15日土曜日18:30からテレビ東京で放送された旅バラエティ番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』が面白いです。
出川哲朗の充電させてもらえませんか?
「充電させてもらえませんか?」と旅先の心優しき人にお願いしながら電動バイクで旅をする新たな人情すがり旅。
中学生が選ぶ「友達になりたい芸能人No.1」にも選ばれる、いまや老若男女を問わず絶大な人気を誇る“出川哲朗”が、個性あふれるゲストと共に電動バイクで旅します。
水を飲んでいるだけでもなぜかオモシロイ。しゃべると必ず言い間違える。そして、出川哲朗が行けば街はいつのまにか人だかりができ“出川フィーバー”に。
「オイあれ?デガワじゃねぇ?」と子供からお年寄りまで気軽に声かけられる出川哲朗ならではのハプニングが次から次と、“ヤバイよヤバイよ”必至です。
『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の番組公式Webサイトから抜粋しました。このような番組になっています。
出川さんと番組ディレクターさんですか、それとゲストを迎えて3人で電動スクーターに乗って旅をします。電動バイクは2時間でフル充電され、20km走ります。
充電が切れたら、あるいは切れそうになったら近くにあるお店や民家にお邪魔して「充電させてもらえませんか?」と掛け合い、許可をいただけたら充電をして、充電時間にお店や家の人たちと交流をする、これを繰り返すだけです。
それだけなのですが、これが面白いのです。
『水曜どうでしょう』のホンダのカブでの旅シリーズとどこか通じるところがあるかもしれません。バイク旅つながり。
と言っても私はきちんと観たのは今回が初めてです。きちんと観たといっても冒頭は見損ねているので完全にフルでは観られていません。これまでも何度か本番組の途中を観たことはあります。
初夏の“能登半島縦断”155キロ!絶景棚田!
今週の土曜はこの方と✨
— 出川哲朗の充電させてもらえませんか? (@tvtokyo_degawa) 2017年7月10日
“能登半島”どどーん縦断155㌔です!
お楽しみに〜っ!!#出川哲朗 の充電させてもらえませんか #出川哲朗#ヤバイよヤバイよ pic.twitter.com/WbR2NNe9Jw
2017年7月15日の放送はサブタイトルが「初夏の“能登半島縦断”155キロ!絶景棚田!」として、能登半島を旅していました。
能登半島(のとはんとう)とは、北陸地方の中央付近から日本海へ北に向けて突き出した半島である。日本における日本海側海岸線で最も突出面積が大きい半島である。
(略)
ほぼ全域が石川県に属するが、南東の一部は富山県に属する。東側の海岸線は途中から東に折れて、富山湾を形成する。
半島内部は、標高 200 m から 500 m 程の丘陵地帯が続く為に平地は少なく、輪島市などでは、千枚田が見られ、中でも白米千枚田は有名。海岸線を主体に広い範囲が能登半島国定公園に指定されている。古代からナマコの特産地である。
能登半島のWikipediaにはこのように書かれています。ほぼ石川県で一部富山県だそう。
能登の輪島は朝ドラことNHK朝の連続テレビ小説の2015年に放送された『まれ』の舞台にもなっていましたね。輪島と横浜の元町や中華街が主な舞台でした。
今回の「充電させてもらえませんか?」でも『まれ』やヒロインの「土屋太鳳(つちや・たお)」さんのことが話題に挙がっていました。棚田に土屋さんの田んぼがあるとかドラマにも登場した「しおサイダー」でしたっけ、ジュースや塩田の塩の話が。
夕暮れの棚田が綺麗でした。手前に棚田、奥に日本海、夕日、綺麗じゃないはずがありません。撮影スポットになっているらしく多くの方が道路の脇に陣取っていました。
はい!今週のゲストはこの方ッス!
— 出川哲朗の充電させてもらえませんか? (@tvtokyo_degawa) 2017年7月12日
是非ご覧いただければと〜✨#出川哲朗の充電させてもらえませんか #出川哲朗#ヤバイよヤバイよ pic.twitter.com/PPjcrEW0qd
今回のゲストはお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の「上島竜兵(うえしま・りゅうへい)」さんでした。ヘルメットを被りバイクに乗った背面のシルエットが似ている2人、いや3人。
出川さんの人の良さ
能登半島ゴールに出川さん感動ッス〜✨#出川哲朗の充電させてもらえませんか #出川哲朗#ヤバイよヤバイよ pic.twitter.com/M6xS86Jhbf
— 出川哲朗の充電させてもらえませんか? (@tvtokyo_degawa) 2017年7月14日
この『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』では出川さんの人の良さが存分で表現されています。
私は普段『世界の果てまでイッテQ!』など出川さんが出演しているバラエティ番組はほぼ観ていません。出川さんにも特別な感情がないので出川さんが出演しているからという理由で番組を観たり観なかったりすることもありません。
ディレクターとの掛け合いや、地元の方との触れ合い、充電や取材交渉時の態度や言葉遣いなど、出川さんのスタジオ以外の会話を観ることも、この「充電させてもらえませんか?」が初めてかもしれません。
そこで驚いたことは、出川さんが非常に人当たりの良い、相手の気遣いができる方だということです。言葉選びも行動も。私はこの番組を観るまで気が付きませんでした。これは新鮮な驚きで、私の中での高感度が急上昇しています。
叩くのは触れ合いじゃない
初夏の“能登半島”どど〜んと縦断!
— 出川哲朗の充電させてもらえませんか? (@tvtokyo_degawa) 2017年7月15日
まもなくッス✨#出川哲朗の充電させてもらえませんか #出川哲朗#ヤバイよヤバイよ pic.twitter.com/l14OmaMQZW
バラエティ番組などでしているリアクションを求めてか、あるいは親しみやすいお人柄が災いしているのか、出川さんに対して頭を叩く人がいたり、出川さんを呼び捨てにしたり、「嫌われ者」呼ばわりしたり、そういうことをする方いらっしゃいます。
出川さんはカメラの前ということもあるのでしょうし、場の雰囲気を壊さないようにしようとも考えていらっしゃるのでしょう。そんなことをされてもにこやかな表情でいるのです。
でも内心は相当に嫌な思いをしていらっしゃるだろうなぁと観ていて心配になります。
私なら、見ず知らずの人にいきなり叩かれたり呼び捨てにされたら相当嫌です。ムッとしますし、もしかしたら怒鳴ったりするかもしれません。
出川さんを叩いたり呼び捨てにしていた方も、自分が同じことをされたら嫌なはずです。それなら出川さんや上島さんだって同じなはずだと考えることが自然と思うのですが……。
「人との触れ合いは好きだ」と言った出川さんに対して、「叩くのは触れ合いじゃない」そういったのは上島さんでしたか。本当にそれですよね。
その人たちも、出川さんたちに会えて気分が高揚してしまい自分をコントロールできなかったのでしょう、悪気はなかったと思います。それにしたってという。
おわりに
そういう残念なこともありつつも、楽しめた今回の「充電させてもらえませんか?」でした。
上島さんも番組の趣旨を把握して、ゲストの立場も理解して、悪ノリしすぎることなく楽しく旅をしていらっしゃいました。出川さんも上島さんもしっかりと空気を読めるからこそ今の芸能界での地位があるのでしょうね。
また、出川さんの「ヤバイよヤバイよ」を知らず、本人に「ヤバイよヤバイよって何ですか?」と素で聞いた方がいて、出川さんがショックを受けていたのは笑ってしまいました。
自分の代名詞的なフレーズを「何ですか?」と聞かれ、自分が説明しなければいけない状況は確かに辛い……。出川さんは「頑張ります」と答えていました。
全国に漏れなく認知してもらうことは、出川さんでなくてもまず不可能と思いますので、そういうこともありますよねとしか言えないです。