ディスディスブログ

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リコとレグは破天荒な母ライザを捜しに奈落の底へと向かうことになりそうです - アニメ『メイドインアビス』2話「復活祭」の感想

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毎週土曜日(金曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『メイドインアビス』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『メイドインアビス』

miabyss.com

 

2017年7月15日の放送は第2話「復活祭」でした。

 

 

イントロダクション

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?

このようなイントロダクションです。ジャンルはファンタジー・アドベンチャーでしょうか。私は原作未読です。

 

mangalifewin.takeshobo.co.jp

 

「まんがライフWIN」で『メイドインアビス』のWebマンガを読めるみたいですので、リンクを貼っておきます。全ては読めないかもしれません。

 

 

2話「復活祭」

本作のヒロイン、大穴の街「オース」の「ベルチェロ孤児院」の孤児の一人「リコ」は、探窟家の訓練で潜っていた巨大な穴「アビス」の一層で「レグ」と出会いました。

レグはロボットのようですが、レグ自身は自分の名前はおろか、過去の記憶や自身がロボットであること自体忘れてしまっていました。レグの名前はリコが付けています。

夜、子どもたちがリコの部屋に集まりレグについて話し合っています。仲間は「ナット」「シギー」「キユイ」です。

メガネをかけた男の子ジギーが図鑑の『遺物録(いぶつ・ろく)』で調べたところではレグに関する情報は載っていなかったことから、彼らはレグが「オーバード」ではないかと考えます。

オーバードとはアビス史上最も価値のある遺物の一つ、奈落の至宝のことだそう。

レグがオーバードだと周知されれば、レグは大人たちに取り上げられて分解されてしまうと考え、そうはさせじとリコたちはレグに孤児の設定を与えて孤児院のメンバーに入れることにしました。

レグは「リーダー」こと「ジルオ」に孤児院の前で孤児院に入りたいと申し出て、リーダーからの幾つかの質問にも無難に答えて(嘘をついて)入院を許可されました。

リコたちはリーダーを騙せたと喜んでいましたけど、リーダーはレグがロボットで、リコに関係している存在だとわかって受け入れた可能性が高そうです。リコたちの嘘に乗ったのでしょう。

2ヶ月ほど経ったある日、大穴から戻ってきた黒笛(?)の「ハボさん」こと「ハボルグ」が、リコの母「ライザ」の白笛を持っており、それが実子であるリコに手渡されました。

ハボさんのCVは「稲田徹(いなだ・てつ)」さんです。

笛だけが戻ってきたということは亡くなったということを意味するのでしょう。オースではライザの復活祭が催されることになりました。ライザは相当に人気の探窟家であったらしく、祭りは盛大です。

また、ハボさんはライザが書いたとされる封書も持ってきており、そこには数多くの遺物が描かれ、中にはレグに似た物も描かれていました。さらに封書には「奈落の底で待つ」と描かれていました。

 

 

『メイドインアビス』の設定

『メイドインアビス』2話「復活祭」で分かった設定を書きます。

まずアビスの階層と呪いについて。アビスへの探窟は帰路に問題があります。深く潜るほど帰路における身体的な負担が重く激しくなります。

深界一層は軽い目眩、深界ニ層は吐き気と頭痛と末端の痺れ、深界四層は全身に激痛・流血、深界六層から人間性の喪失もしくは死に至る。これがアビスの呪い。

探窟家が人間である以上避けては通れない、とジギーは言っていました。つまり人間であることを止めれば大丈夫ということでしょうか。それは過去に人間でなくなった例が見られたということでしょうか。

人間ではないロボットなら呪いにはかからない、つまりレグはアビスの底から来たのではないかとリコは考えています。だとしたらレグは何のために地上へとやって来たのか。

探窟家が首から下げている笛について。リコたち笛赤笛は見習いで、青笛が一人前の探窟家、月笛が師範代、黒笛が達人、白笛が人の限界を超えてアビスに挑む鉄人、白笛には深度制限がないと言っていました。他にはあるみたいです。

笛は、赤は意匠がありませんでしたが、階級が上になればなるほど凝った意匠が彫り込まれているようでした。

白笛の探窟家の一人がリコの母「ライザ」です。人々からは「殲滅卿」あるいは「殲滅のライザ」と呼ばれています。リーダーことジルオはライザの弟子だったそう。

ハボさんは黒笛、ジルオは月笛でした。

リコの出生について。リコはメガネをかけていますが、それは一般にいう視力が悪いからではなく、水晶体を通して物を見ないと頭痛が起こるからと言っていました。

それは「アビスの呪い」だそう。リコはアビスで生まれ、その後に地上へ出たと。

ライザがリコを身ごもった身重な身体にもかかわらず、国からの特命があり深界4層へダイブをしました(特命は断れない?)。 目的は特級の遺物「アンハードベル(時を止める鐘)」なるものの回収です。

その探窟の道中でチームの多くの仲間たちが死に、リコの父親も死んで、さらにライザはリコを産んだということです。

ライザはリコを地上へ戻すためにアンハードベルなどの他の遺物を放棄して、リコを遺物「呪い除けの籠」に入れて地上へと運んだそうです。その後にアンハードベルは回収。

呪い除けの籠の力を以ってしても、リコに降りかかる呪いを完全には退けられなかったようです。目がそれですね。わかっていないだけで他にもあるかもしれません。

リコがアビス生まれであるのなら、彼女はレグのようにアビスの呪いを受けないのかというとそうではなく、孤児院で初めてダイブをしたときは盛大に吐いたそうです。呪いを受けています。

 

 

おわりに

母ライザを捜すために、リコはレグとともにアビスの深淵を目指してダイブすることになりそうですが、それは次回以降の話。2話までがプロローグですね。

復活祭が催されたということは、ライザは亡くなったという認識をオースでは持たれているようです。しかし、封書に書かれた内容から察するにライザは生きていますし、物語のラスボスになりそうな雰囲気を醸しています。

リコはあまり泣いたり悲しんだりをしない子です。笑顔はしょっちゅう見せます。そういった負の感情は欠落しているのかもしれません。気持ちが強いだけかもしれませんけど、彼女自身にまだ何か大きな秘密が隠されていそうな気もします。レグの秘密と共にリコの秘密にも注目したいです。

 

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