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みね子と島谷が初デートは今後別れるためのフラグではないかと疑っています - 朝ドラ『ひよっこ』88話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年7月13日放送の第88話は、みね子と島谷純一郎のデート回です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第15週「恋、しちゃったのよ」

www.nhk.or.jp

 

2017年7月10日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第15週「恋、しちゃったのよ」が始まっています。物語の時代は昭和41年(1966年)の7月だったでしょうか。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は現在、両親と自分がこれまでお世話になってきた、赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」、みね子と同じホール係の「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」がいます。計6名。

みね子は転職と同時に住まいも変えています。「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの5号室です。

「あかね荘」には現在6人が暮らしています。大家が、鈴子と昔なじみの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は1号室が有楽町にある会社に勤務するオフィスレディー「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」、2号室(?)が富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、3号室(?)が佐賀で代々製薬会社を営む大会社の家庭の御曹司で慶應大学に通う学生「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」、そして4号室がなくて5号室にみね子でしょうか。

「あかね坂商店街」のお店は、「すずふり亭」の隣に構える中華料理店「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋「柏木堂(かしわぎどう)」、バー「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」でその妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」、「柏木堂」が店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、その息子が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」、「月時計」の店主は「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染で、邦子は省吾の幼馴染、ヤスハルは省吾の一人娘の「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」と幼馴染です。

15週は、みね子がかつて働いていた、向島にあったトランジスタラジオ工場「向島電機(むこうじま・でんき)」の女子寮「乙女寮(おとめ・りょう)」の同窓会が「すずふり亭」で催されました。

みね子の同窓は5人で、みね子は同い年の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」と、上京時の集団就職列車で出会った中卒の福島出身「青天目澄子(なばため・すみこ、演:松本穂香)」、上野駅で出会った中卒の青森出身「兼平豊子(かねひら・とよこ、演:藤野涼子)」、既に働いていた先輩の山形出身「秋葉幸子(あきば・さちこ、演:小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身「夏井優子(なつい・ゆうこ、演:八木優希)」です。

お互いの近況を話し合い、優子に至っては結婚する報告までなされ、旧交を温めていました。旧交というほどではないですか。ただそれぞれが新しい職につき、住まいも変えているため、懐かしさはあったことでしょう。

 

 

周りに流され恋人成立

同窓会の流れで、時子がそのままみね子と一緒に「あかね荘」に住むことになりました。しばらく泊めてもらうと言っていましたが、長くなりそうな予感がします。

時子は、みね子が好きな島谷さんにも挨拶しなければね、などと言ってみね子をたいそう驚かせました。というのもみね子は自分が純一郎のことを好きなどと一度も手紙で書いたことがないからです。もちろん話したこともありません。

しかし、みね子の叔父「小祝宗男(こいわい・むねお、演:峯田和伸)」にもバレるくらいにわかりやすいみね子ですから、手紙の文面で純一郎に恋をしていることがわかってしまうようでした。

目を見ればわかる、と時子は「あかね荘」1階の炊事場に行き、そこにいた純一郎と早苗に挨拶をして、彼がみね子のことを好きかどうか判断しようとしていました。実際そのときはわからなかったのか、特に何も言っていませんでしたが。

炊事場には純一郎と一緒に早苗もいて、早苗は時子とみね子のやり取りを見て察したようで、時子の歓迎会を開こうと提案しています。大家を除くあかね荘の皆で。

歓迎会はバー「月時計」で開かれました。実はお店に入る前に、以前、宗男がビートルズのコンサートのチケットを手渡した女性がみね子たちの前に現れ、純一郎にチケットのお礼をしていました。

月時計では、その女性とのやり取りが気になるからハッキリさせろという、早苗と時子の脅し(?)に屈し、純一郎が事情を説明しています。

ビートルズのチケットはそもそも純一郎のものでした。実家の佐賀から贈られてきたもので、自分はそれほど興味はないから宗男に譲ったのですね。隣人のみね子が宗男のために必死で抽選券付きの歯磨き粉を買い集めていることも知っているのに。

それはどうしてか。純一郎は当時宗男に話したことをもう一度、今度はみね子たちに話しました。理由は恥ずかしかったということです。みね子があんなに渇望し必死になっても手に入らなかったチケットを、自分は父親の権力で安々と手に入れられたことが。そんな家庭が、自分が、嫌だったのですね。

みね子が、父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」が失踪したことで、自分が家族の稼ぎ頭になっていることを、周りには可哀想などと思われたくないのと根本では同じことです。単に家庭環境に恵まれているだけの男だと思われたくなかったのですね。

だから、そんな経緯で手に入れたチケットをみね子には渡せなかったし、早苗たちに脅されるまで話そうともしませんでした。

そこまで話を聞いて、漫画家の啓輔はそれって島谷くんはみね子さんに恋をしているということじゃないか? と言ってきました。実は場にいた全員が気がついていましたがあえて言わなかったようです。お前が言うなと本人に言わせろと。

でも言ってしまったからには最早ブレーキは効きません。未成年のみね子の他はお酒も入っていますから。悪ノリしたのか、時子はみね子も純一郎のことが好きだと白状したのだから両想いで恋人成立ですね、などと言い出し……

……さらに祐二は、ビンをマイク代わりにして純一郎にそれを向けてみね子に告白させようとし、純一郎は始めこそ断ろうとしていましたが、最終的には場の雰囲気に流されてみね子に告白をしていました。カップル成立です。

 

 

初デートの行き先は?

88話は丸々デートでした。2人の初デート。行き先は東京タワーです。純一郎は高いところが苦手だったようですけど、みね子の希望のために頑張った様子。

次に、純一郎が通う大学へ向かいました。慶應大学ですけど、クレジットを見る限り帝京大学の敷地を使って撮影したようです。2017年現在の慶應大学ではなく1966年当時の慶應大学の面影を作り出すための策なのでしょう。50年ものタイムラグがありますから、現在の慶應大学で撮影をしてしまうとさすがに古すぎるのかなと想像します。

ちなみに、純一郎は経済学部だそう。いずれ実家の会社を継ぐのであれば商学部かなと思うのですが、そうではないのですね。意外でした。

最後、純一郎は大学の友人と構内でばったり会ったところで終わっています。みね子を紹介をすることになるのですが、何と言って紹介するのかは次回です。

 

 

おわりに

朝ドラの次にNHKで放送される『あさイチ』では、司会の「イノッチ」ことV6「井ノ原快彦(いのはら・よしひこ)」さんとNHK「有働由美子(うどう・ゆみこ)」アナウンサーの朝ドラ受けオープニングトークがあります。

87話でみね子と純一郎が付き合うことになったときは、やけに嬉しそうな表情で喜んでいました。普段より声が高く、ウキウキしていました。可愛らしかったです。キュンキュンしたのですね。

88話では、「即答せんかい」でしたっけ、かなり口が悪いことを言っていたようです。純一郎が大学の友人に会ったときのことを言っています。有働アナはカメラの前では言っておらず、モニターで放送を観ながらそう言っていたとイノッチさんがバラしていました。

確かに87話では島谷の告白にキュンキュンした女性は多いかなと思います。

 

その純一郎ですが、彼は自分をしっかりと持っていそうでそうでない部分があります。

宗男や時子&早苗から追及されたときにはその脅し(?)に負けて話してしまいますし、祐二からマイク(ビン)を向けられたときも断れずに話してしまいます。案外流されやすい人です。

また、そうやって周囲からそそのかされなければ、彼はみね子に告白することもしなかったのではないかと思われます。自分で決断できない人?

流されることが良い方向に進むこともありますけど、良くない方向に進むこともあるでしょう。今後、良くない方向に進む可能性は大いにあります。2人は今幸せなのですから、脚本は近々2人を困難に落とそうとしているはずです。そのためのフラグですね、デートなどは。

どのような困難か。それは純一郎の人に流されやすい性格が災いすることです。例えば、佐賀の実家にみね子との交際のことを話したら反対されたから、交際を止めようと言い出す可能性ですね。

 

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