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太平洋戦争のインパール作戦とは何か? 宗男が笑うようになったきっかけが語られました - 朝ドラ『ひよっこ』80話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年7月4日放送の第80話は、今日も宗男回です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第14週「俺は笑って生きてっとう!」

www.nhk.or.jp

 

2017年7月3日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第14週「俺は笑って生きてっとう!」が始まっています。物語の時代は昭和41年(1966年)の6月です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は現在、両親と自分がこれまでお世話になってきた、赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長をしている「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」、みね子と同じホール係の「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」がいます。計6名。

みね子は転職と同時に住まいも変えています。「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの5号室です。

「あかね荘」には現在6人が暮らしています。大家が、鈴子と古い付き合いで、明治生まれ、昔は赤坂きっての売れっ子芸者だった「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は1号室が有楽町にある会社に勤務するオフィスレディー、永遠の25歳「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」、2号室(?)が富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、3号室(?)が佐賀で代々製薬会社を営む大会社の家庭の御曹司で慶應大学に通う学生「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」、そして4号室がなくて5号室にみね子でしょうか。

「あかね坂商店街」のお店は、「すずふり亭」の隣に構える中華料理店「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋「柏木堂(かしわぎどう)」、バー「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」でその妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」、「柏木堂」が店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、その息子が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」、「月時計」の店主は「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染で、邦子は省吾の幼馴染、ヤスハルは省吾の一人娘の「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」と幼馴染です。

昭和41年6-7月というとイギリスのロックバンド「The Beatles(ザ・ビートルズ)」が日本に来て3日間の公演をした時期だそうで、あかね坂商店街の面々もビートルズ来日の報に沸き立っています。

失踪したみね子の父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」の弟、つまりみね子の叔父「小祝宗男(こいわい・むねお、演:峯田和伸)」もその一人で、彼は居ても立っても居られずに茨城県から東京へやって来て、みね子と同じ「あかね荘」に泊まっています。ビートルズのコンサートチケットを持っていないにもかかわらず。

 

 

警備員600人分の赤飯を炊く

79話では、みね子たち「すずふり亭」と「福翠楼」「あかね荘」の面々が皆で赤飯を炊くことになっています。

成り行きで「柏木堂」がビートルズの日本武道館公演で働く警備員600人分の、昼と夜の弁当を用意することになってしまいました。

一郎とヤスハルを助けるために働く警備員のために来日したビートルズのために、ご近所総出で赤飯を炊くことになりました。それぞれの店の営業はどうなっているのかはよくわかりません。

その赤飯作りを手伝ってくれるからか、宗男は毎日のように「すずふり亭」で「ハッシュドビーフ」を食べています。

メニューは他にもたくさんあるのに、宗男は毎日「ハッシュドビーフ」を頼むそうです。要はハヤシライスですね。その理由は兄の実が失踪以前に「すずふり亭のハッシュドビーフは世界一美味しい」と何度も何度も話していたからだそう。

実際に自分で食べても「すずふり亭のハッシュドビーフは世界一」だと思えるくらいに美味しいと感じているみたいです。といっても他のお店でハッシュドビーフを食べたことはないんだけどね、と舌を出して笑っていました。

ガンジこと元治は、宗男のハイテンションぶりについていけないようで、あいつとは合わないと言っています。省吾やヒデは元治と宗男の2人は似ていると思っているようですが。同族嫌悪?

 

 

宗男がいつも笑っている理由

80話では宗男がいつもヘラヘラ笑っている理由を話していました。

 

インパール作戦(インパールさくせん、日本側作戦名:ウ号作戦(ウごうさくせん))とは、1944年(昭和19年)3月に[3]日本陸軍により開始され7月初旬まで継続された、援蒋ルートの遮断を戦略目的としてインド北東部の都市インパール攻略を目指した作戦のことである。
補給線を軽視した作戦により、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫し、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される。

インパール作戦 - Wikipedia

インパール作戦のWikipediaにはこのように書かれています。

突然太平洋戦争の話題を出したのは、宗男がいつも笑っている理由に出てきたからです。宗男は太平洋戦争時に陸軍にいてこの「インパール作戦」に参加していたそうです。

インパール作戦は日本とイギリスの戦いです。宗男はビートルズを崇拝するレベルで好きです。戦争では自分の敵だった国の人間をどうして好きなのか、省吾は宗男に聞きました。

インパール作戦参加中のある晩に、「斥候(せっこう、意味は進行状況の偵察・警戒だそう)」を命じられた宗男は、ジャングルを歩いているときにいきなりイギリス兵に出くわしたそうです。

自分も驚いたけどあちらも驚き、両者は持っていた銃を構えました。目が暗闇に慣れてくると、相手は顔に黒ずみを塗っていたものの、年齢は自分と同じくらい、今のみね子くらいです。

相手には仲間がいて、遠くから仲間の声が聞こえてきました。相手は何かを仲間に返した後、宗男の方を見てニッコリ笑い、そして仲間の方へ去っていきました。

宗男は男がどうして笑ったのかわからなくてわからなくて……でも、自分はその英兵のお陰で死なずに済みました。

宗男は悔しかったそうです。自分はあのとき笑うことができなかったから。だからそのときから自分の命はあの英兵にもらった命、拾った命だから笑って生きようと決めたのです。悔しかったから。

そしてビートルズです。またもイギリスです。ビートルズとあのときの英兵とは関係ないでしょうけれど、宗男にとってはビートルズと英兵はリンクするようで、何だビートルズの登場はただただ嬉しかったそうです。

「だからよ、何かよ言いてえんだ、ビートルズによ。『俺は生きてっぞお!』ってな。『俺は笑って生きてぞお!おめえも生きてっか?!笑ってっかあ?!』ってな、言いてえんだ。叫びてえんだぁ」

と言っていました。宗男の笑顔にはそのような背景がありました。

 

 

おわりに

宗男はビートルズがイギリスのバンドではなかったら好きにならなかったのか、その点は気になりますね。

彼らの音を聴いて感動した的な話も以前していた気がしますが……。となると、80話の英兵の話は無関係にビートルズを好きだということになりますし、それだと今回のインパール作戦のエピソードはあまり意味を成さなくなりますから、やはりビートルズがイギリスのバンドであることが重要になりそうです。

2017年7月4日の生活情報番組NHK『あさイチ』では、その宗男を演じる峯田和伸さんが出演する予定でしたが、台風3号が九州に上陸したことを受けて、災害特別番組に変わってしまい、『あさイチ』の放送が休止となりました。

ですから峯田さんの出演もありません。仕方ないことですが残念です。いつか出演してくれるのでしょうか。楽しみです。

 

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