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上京後初の帰郷。川のせせらぎや木々が風に揺れている音がみね子を眠りに導いていました - 朝ドラ『ひよっこ』60話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年6月10日放送の第60話は、みね子の上京後初めての帰郷でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第10週「谷田部みね子ワン、入ります」

www.nhk.or.jp

 

2017年6月5日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第10週「谷田部みね子ワン、入ります」が始まっています。物語の時代は「東京オリンピック」の翌年、昭和40年(1965年)の年末です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は、みね子は同い年の幼馴染の2人、「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」と「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希)」と共に上京し、みね子と時子は東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機(むこうじま・でんき)」に、三男は日本橋の米屋「安部米店」に就職します。

向島電機は、みね子たちの仕事場の工場と寝泊まりする女子寮「乙女寮(おとめ・りょう)」とが隣接しており、寮ではみね子と時子、他4人の計6人が同部屋で共同生活をしています。

みね子と時子の他の4人は、上京時の集団就職列車で出会った中卒の福島出身「青天目澄子(なばため・すみこ、演:松本穂香)」と、上野駅で出会った中卒の青森出身「兼平豊子(かねひら・とよこ、演:藤野涼子)」、既に働いている先輩の山形出身「秋葉幸子(あきば・さちこ、演:小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身「夏井優子(なつい・ゆうこ、演:八木優希)」です。

しかし、昭和40年11月、みね子たちが働く「向島電機」が倒産してしまい、同年12月20日をもって工場は閉鎖、みね子たちが生活していた「乙女寮」も翌年早々に閉鎖されることになりました。みね子たちは早急に次の仕事を探すことに。

時子は、活動している劇団の人の紹介で銀座の大きな喫茶店で住み込みの仕事、豊子は食品会社の事務、幸子は婚約者でもある「高島雄大(たかしま・ゆうだい、演:井之脇海)」と同じ工場でそれぞれ働くことになりました。幸子と高島は結婚をします。優子は実家のある秋田へと戻っています。地元の港の近くにある魚の加工場で働くそうです。

そして今週に入って澄子が両国にある石鹸工場で働くことに決まりました。みね子が澄子に席を譲った形です。

みね子は、両親ともに世話になり自身も毎月のように通っている赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」に行き、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」に事情を話すと、鈴子から店で働かないかと誘われました。

鈴子の息子で料理長をしている「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」も、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」も、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」もみね子の加入を喜んでくれます。

「すずふり亭」を牛耳っている(?)ホール係の「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」の最終面接もクリアしたみね子は無事に「すずふり亭」の一員になることができました。

「乙女寮」も閉鎖されるため新居を探す必要がありましたが、こちらは鈴子と大昔から付き合いのある「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートに入ることができました。

 

 

「愛子姉ちゃん」からのお年玉

年末、みね子は「乙女寮」で「向島電機」の事務員で寮の舎監である「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」と2人きりで過ごしました。

閉鎖されるのに「乙女寮」を大掃除し、管理人室といえば良いでしょうか、愛子が使っていた部屋で2人『紅白歌合戦』を観ていました。愛子は「倍賞千恵子(ばいしょう・ちえこ)」さんが好きで、みね子は「森繁久彌(もりしげ・ひさや)」さんが良かったそうです。「ゴンドラの唄」、渋い。

昭和41年(1966年)の年が明けました。みね子が目を覚ますと同じ部屋で寝ていたはずの愛子がいません。すぐ帰ると書き置きがあり、みね子は庭で1人日向ぼっこです。

すると書き置き通りに愛子が戻ってきて、愛子はみね子にお年玉を手渡します。開けてみるとポチ袋の中には往復切符が入っていました。

「つくば号 準急行券 東京電環から常陸大子ゆき/常陸大子から東京電環ゆき」と書かれた指定席券です。

既に年は明けてしまったけれど家族に報告したことがたくさんあるでしょ、と愛子からの粋な図らいです。

愛子はここのところずっとみね子を振り回してしまったことを申し訳なく思っていたのでちょっとした罪滅ぼしの意味があったようです。でもみね子は愛子に振り回されたなど微塵も思っていないと思います。むしろ一緒に居てくれる人がいてありがたかったのではないかと。

指定席ですから時間も指定されていて、実は時間がほとんどありませんで、みね子は急いで支度を始めました。「ありがとう、愛子姉ちゃん」とお礼もしっかり言って。

 

 

常陸大子と東京電環

ちなみに、この切符に印字されている「常陸大子」は「ひたち・だいご」と読むようです。JR水郡線にあるとのこと。茨城県久慈郡大子町大字大子。

「東京電環」は東京駅から50-100km圏内を指す言葉ということのようです。「電環」とは、そのまま「電車の環状路線」のことを意味すると思われますから、「山手線」になるのでしょうか?

 

 

みね子の初めての帰郷

茨城の北部、奥茨城村にある谷田部家では、みね子の母「美代子(みよこ、演:木村佳乃)」と祖父「茂(しげる、演:古谷一行)」、妹「ちよ子(ちよこ、演:宮原和)」と弟「進(すすむ、演:高橋來)」がみね子の帰りを心待ちにしていました。

元日の夜遅くでしょうか、みね子は谷田部家に里帰りし、家族から大歓迎を受けます。お雑煮など正月料理を楽しみつつ、ちよ子と進の催促に応えていました。東京話が聞きたくて聞きたくて仕方がない子どもたちです。

翌日になると、奥茨城村の人たちがこぞって谷田部家を訪れました。時子の母「助川君子(すけがわ・きみこ、演:羽田美智子)」や三男、三男の母「角谷きよ(すみたに・きよ、演:柴田理恵)」です。それぞれみね子が帰郷していることは知らずに新年の挨拶に訪れています。

村民の他にも高校時代の担任教師「田神学(たがみ・まなぶ、演:津田寛治)」とみね子の叔父「小祝宗男(こいわい・むねお、演:峯田和伸)」も来ていました。田神は「向島電機」が倒産したことを今頃になって知ったらしく谷田部家に駆けつけていて、宗男も新年の挨拶に来ていただけで、みね子が戻っていることは知りません。

みね子の滞在は1日だけだったようです。3日には戻ってきたということでしょうか。滞在中、みね子はほぼ寝て過ごしていました。やはり実家は落ち着くのでしょうね。川のせせらぎ、林の木々の枝が風に揺られてこすれる音……。

 

 

おわりに

「あかね荘」に入居する際、みね子はベルボトムのジーンズ、ボタンフライではないボタンが見えるタイプの物を穿いていましたね。パンタロン。そういう時代に入っています。

60話は大きな出来事はなかったですけど、ホッと和みましたね。凄く良い回でした。

私には田舎がないので、帰れる場所というものがあるみね子が羨ましいです。帰省ラッシュなど移動のことを考えるとゲンナリしてしまいますが。

さて、次週は第11週「あかね荘にようこそ!」です。みね子の新生活が始まります。「向島電機」の工場での仕事も最初は苦戦していましたから、「すずふり亭」でも当然苦労するでしょうし、また「あかね荘」の他の住人も一癖も二癖もありそうな人たちばかりですから、そちらも苦労しそうです。

住人の一人は、以前みね子が道路で注意を受けていた「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」ですね。慶應ボーイ。他には、売れない漫画家さんと、もう一人女性がいるようです。

 

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