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千夏は「人の持っているものを欲しがる」性格。策士すぎて怖いです - アニメ『月がきれい』6話「走れメロス」の感想

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2017年4月7日金曜日00:00(木曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『月がきれい』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

アニメ『月がきれい』 

tsukigakirei.jp

 

 

2017年5月5日の放送は第6話「走れメロス」でした。

『月がきれい』のサブタイトルはここまでのところ全て過去の日本文学のタイトルを使っています。

6話「走れメロス」は「太宰治(だざい・おさむ)」の小説です。メロスが王にセリヌンティウスを人質として差し出すところは、読んだとき子どもながらに酷いな思った記憶があります。

 

 

6話「走れメロス」

本作の主人公で中学3年生の文芸部部長の「安曇小太郎(あずみ・こたろう)」は、本作ヒロインで小太郎のクラスメイト、陸上部短距離専門の「水野茜(みずの・あかね)」とお付き合いを始めました。修学旅行中に。

小太郎は親友でクラスメイトの「山科ろまん(やましな・ろまん)」と「小笠原大地(おがさわら・だいち)」にも話していないですし、茜も親友で同じ陸部の「西尾千夏(にしお・ちなつ)」と「滝沢葵(たきざわ・あおい)」に話していないです。

2人はお互い初めての恋人でしょうから、ぎこちないです。学校では周囲に付き合っていることを話していないこともあって、目こそ合わせるものの会話をすることができません。

小太郎は相談相手のお兄さん「立花大輔(たちばな・だいすけ)」のお店「立花古書店」で会って初めて手をつなぎました……が!

そこで茜のLINEに千夏からメッセージが届き、そこには「茜に報告! 私、安曇くんのこと、好きになっちゃったみたい」と書かれていました。三角関係成立と。

ここまでが5話です。

 

 

千夏は知っていてLINEを送っていた!

茜は、陸上競技の大会中に千夏を呼び出し、小太郎と付き合っていることを伝えました。白状したというか。

千夏は茜が小太郎と付き合っていることを知っていたようです。知っていたというか察していたようです。

「知ってる。わかるよ、友だちなんだし。言ってくれてありがとう」と千夏は言っていました。友だちの箇所を強調しておきました。

ここから読み取れることは、つまり千夏は「茜と小太郎の関係を知っていたにも関わらず茜にあのLINEメッセージを送った」ことになります。

千夏には空恐ろしいものを感じます。普段さっぱりした性格に見えるだけに怖いですね。何を考えているかわかりません。

 

 

千夏は「人の持っているものを欲しがる」性格

人の持っているものを欲しがるところがあり

千夏の性格について公式Webサイトの「キャラクター」ページにはどのように書かれているのか気になったので調ました。

千夏の説明には上記引用部のように書かれています。「人の持っているものを欲しがる」性格です……。

Aパートでは千夏がガリガリ君的なものを茜と葵からもらっていた様子が描写されていました。人の持っているもの、それがお菓子なら可愛いものですが、それが人となると、しかも親友の彼氏となると……という。

 

 

手段を選ばない千夏

茜は陸上競技の大会で結果が出ずに落ち込んでいました。昨年よりもタイムが出なかったようです。

茜にとっては、その前に千夏に小太郎とのことを伝えたこともありますし、もっと前には千夏から小太郎のことを告白されていますから、競技に集中できていませんでした。

こういう意味でも千夏は策士なのでしょう。

千夏は茜と同じ短距離の選手です。恋だけでなく競技においてもライバルなのです。そんな千夏がライバルの茜に対して、大事な時期に精神攻撃を仕掛けたことを意味しています。

大会で千夏は自己ベストを更新して準決勝に進んでいました。茜は進めず敗退。

人の持っているものを手に入れるためには手段を選ばないということですか。茜を蹴落としにかかっているのでしょうね。

 

 

そして告白へ……

茜は家で姉の「水野彩音(みずの・あやね)」に相談をしていました。仲良しの子が同じ人を好きになったことをです。

それに対して彩音は速攻で「無理無理無理無理、速攻で絶交でしょ!」と言っていました。今回に関してはお姉さんの意見が正しいように思えますね……。

そして、6話のラストには千夏は茜に「私、告白していい? ちゃんと諦めたいから」などと意味不明な供述をしていました。茜の手を握りながら。何を言っているのでしょうか、本当に意味がわかりません。

茜は親友と思っている子から手を握られてお願いされてそれを断れるとは思えないです。

 

 

おわりに

今回、小太郎も壁にぶつかっていました。小太郎は出版社に呼び出され担当編集(?)の男性に純文学は向いていないからラノベ(ライトノベル)をやってみないかと言われてしまいました。ラノベの方がデビューもしやすいと。

小太郎は太宰好きですから純文学で勝負したいのですね……「向いていない」とは辛い言葉です。

でも茜と一緒に朝の図書室(会うようになっています)で「もっと頑張る」と誓い合っていましたね。めげずに続けてもらいたいです。

ていうか千夏は本当に小太郎に告白するのでしょうか? 小太郎はしっかり断ることができるでしょうか? 断ったら千夏はどのような反応をするのでしょうか? う〜ん、怖い。

 

 

今回も「東山奈央(ひがしやま・なお)」さんが歌っている挿入歌がありました。「レミオロメン」の「3月9日」のようです。

 

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