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和久井映見さん演じる外巻き愛子さんが「ちゃんと毎日生きていないと良いことはやって来ない」など名言を言っていました - 朝ドラ『ひよっこ』34話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年5月11日放送の第34話は、みね子の父親を見かけたと言う人が現れたようです。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第6週「響け若人のうた」

www.nhk.or.jp

 

2017年5月8日月曜日の放送から『ひよっこ』の第6週「響け若人のうた」が始まっています。物語は「東京オリンピック」の翌年、昭和40年(1965年)が舞台です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」は、父「谷田部実(沢村一樹)」が東京へ出稼ぎに出たまま行方不明になったことで、家計を支えるためと実を探すために高校卒業後に奥茨城村を出て東京へ就職しました。

みね子は同い年の幼馴染「助川時子(佐久間由衣)」と「角谷三男(泉澤祐希)」と共に上京し、みね子と時子は東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機」に、三男は日本橋の米屋に就職します。

向島電機は工場と女子寮「乙女寮」が隣接しています。寮ではみね子と時子、それと4人の計6人が同じ部屋で共同生活をしています。

みね子と時子の他の4人は、上京時の集団就職列車で出会った中卒の福島出身「青天目澄子(松本穂香)」と、上野駅で出会った中卒の青森出身「兼平豊子(藤野涼子)」、既に働いている先輩の山形出身「秋葉幸子(小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身「夏井優子(八木優希)」です。4人は皆東北地方の別の県出身です。

以前から実の捜索をしてくれている警察官の「綿引正義(竜星涼)」が、みね子たちのいる「乙女寮」へと訪れて、2人は初めて対面しました。

 

 

新キャラ「高島雄大」

前回33話から登場した人物がいます。その人は「高島雄大(たかしま・ゆうだい)」です。高島を演じているのは「井之脇海(いのわき・かい)」さんです。

高島は「乙女寮コーラス部」で歌を教えている、幸子の婚約者です。存在自体は第5週からわかっていました。

高島は芝浦にある大きな工場で働きながら音楽の勉強をしているということで、稼いだお金を全て音楽に費やすため金欠な様子を幸子が語っていましたね。34話でも綿引にラーメンを奢ってもらっていました。ていうか奢ってくれるように綿引に頼んでいました……たかる、ですか。

高島役の井之脇海さんは、2013年秋から放送されていた同じく朝ドラの『ごちそうさん』で、「杏(あん)」さんが演じたヒロイン「卯野め以子」、後の「西門め以子」の弟「卯野照生(うの・てるお)」を演じていたようです。

私は『ごちそうさん』を観ていましたが……失念しています。め以子が大阪へ嫁いでからは実家の東京のシーンはあまりなかったですから、という言い訳。

ちなみに、コーラス部の練習でアコーディオンを弾いていたのは、乙女寮の料理人「森和夫(陰山泰)」さんでした。意外。

 

 

父見つかる

コーラス部は月曜日の夜に行われ、みね子たちが33話のラスト、練習後に和夫さんが作ってくれたおやつ(この日はフレンチトースト)を食べながら談笑しているところ、綿引が駆け込んできました。女子寮に男性が勝手に乗り込んで良いものなのか……。

綿引はみね子に実を見た人がいることを伝えました。それも1ヶ月ほど前に。つまり実の失踪が発覚してから彼を見かけた人がいるということですから、少なくとも事件や事故で亡くなった訳ではないようです。といっても、この1ヶ月で事件や事故に巻き込まれて亡くなっている可能性は否定できませんけど。

みね子はどうしたら良いか思案していると、一刻も早く家族に知らせた方が良いということになります。豊子は「チチミツカル」と電報を打ったらどうかと提案しますが、それだと再会できて直ぐに家に帰るかのように受け取られると幸子から意見が入り、「乙女寮」舎監の「永井愛子(和久井映見)」から手紙を書くように言われ、みね子はそうすることにしました。

そこで時子が自分の実家にかけようと言い出しました。まずは母の「助川君子(羽田美智子)」に知らせて、君子からみね子の実家「谷田部」家に知らせてもらおうということになり、みね子は「助川」家に電話をすることに。

事情を知った君子はそのまま自転車を走らせ谷田部家へ行き、みね子の母「谷田部美代子(木村佳乃)」と「谷田部茂(古谷一行)」に実のことを伝えました。みね子の妹「ちよ子(宮原和)」と弟「進(高橋來)」は既に寝てしまっているようです。

 

 

自分たちは捨てられた?

実が生きていることがわかって安堵したみね子ですけどその胸中は複雑です。綿引にはわるいけど、父がこのまま見つからない方が良いなと心のどこかで思っています。

というのも、実が生きているのならどうして家族と連絡を取らないのか、どうして突然に仕事を辞めたのか、どうして家に戻って来ないのか、という疑問が湧いてきたからです。

家族のことを嫌になってしまったのかな、だから居なくなってしまったのかなと。

 

 

おわりに

話を聞いていた同部屋の5人と愛子さんは時子を励ましていました。時子はみね子の父ちゃんは絶対そんな人じゃないよと言っていましたし、愛子さんは毎日を頑張って生きていこうと言っていました。

頑張って生きていれば神様が見つけてくれるかもしれない、必ず見つけてくれるかはわからないけど、頑張っていなければ気づいてもらえない、父・実に関して今みね子にできることはないのだから、今を頑張って生きましょう、ということでした。自分が神様なら、辛いことがあっても頑張っている人がいたら幸せをあげたいなぁって思うしね、と。

愛子さんは両親を若くに亡くしており、兄弟を養うために15歳の時から向島電機の工場で働いていて、さらには婚約者を戦争で亡くしている苦労人です。そういう人が言うからこそ、みね子に伝わるものがあるのだろうと思います。

以前から何度か書いていますけど、私は実の「記憶喪失説」を推します。実が事件か事故に遭ってその拍子に記憶を失ってしまったということです。給料を銀行か郵便に振り込もうとしたときにスリに遭い、犯人を追いかけていたら……ということかなと。

 

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