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綿引がとうとう実の手がかりを見つけたようです。実が失踪した理由・原因は何でしょうか? - 朝ドラ『ひよっこ』32話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年5月9日放送の第32話は、みね子たちが会社及び寮に馴染んできたところです。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第6週「響け若人のうた」

www.nhk.or.jp

 

2017年5月8日月曜日の放送から『ひよっこ』の第6週「響け若人のうた」が始まっています。物語は「東京オリンピック」の翌年、昭和40年(1965年)が舞台です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」は、父「谷田部実(沢村一樹)」が東京へ出稼ぎに出たまま行方不明になったことで、家計を支えるためと実を探すために自らが高校卒業後に北茨城村を出て東京へ就職しました。

みね子は同い年の幼馴染「助川時子(佐久間由衣)」と「角谷三男(泉澤祐希)」と共に上京し、みね子と時子は東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機」に、三男は日本橋の米屋に就職します。

向島電機は工場と女子寮「乙女寮」が隣接しています。寮ではみね子と時子、それと4人の計6人が同じ部屋で共同生活をしています。

みね子と時子の他の4人は、上京時の集団就職列車で出会った中卒の福島出身「青天目澄子(松本穂香)」と、上野駅で出会った中卒の青森出身「兼平豊子(藤野涼子)」、既に働いている先輩の山形出身「秋葉幸子(小島藤子)」、同じく先輩の秋田出身の「夏井優子(八木優希)」です。

4人は皆東北地方出身ですね。みね子と時子は関東出身ですけど訛りは近いものがあるように聞こえます。特に茨城と福島は隣りですから当然と言えば当然です。

第5週、29話でしたか、時子と豊子が喧嘩を始めてしまい、また時子とみね子が言い合いをしてしまっています。

仕事でドジばかり踏むみね子と仕事が遅い澄子の2人について、みね子と澄子が寝ている間に2人のことを話し合っていました。話し合うというより、みね子のために(みね子だけのせいにさせまいと)わざとミスをした時子を、豊子が咎めたのですね。

悪いことをしたことを自覚している時子はそれはそれとして、そのときの豊子の物言いが気に入らなかったらしく、2人は喧嘩を始めてしまいます。当のみね子は話の始めから目が冷めてしまっていて会話を全て聞いています。皆に背を向けて寝たふりをしながら。澄子は爆睡。

結局は、みね子の寝たふりはバレて、皆がお互いに言いたいことを言って、謝るところは謝って丸く収まり、それまで以上に仲が深まった回がありました。あの回は私には異様に面白く感じられて、今でも観返すほどです。今日も1回観ました。

 

 

綿引が訪れる

前回31話では、実の捜索をしてくれている警察官の「綿引正義(竜星涼)」が、みね子たちの「乙女寮」へと訪れていました。

その日は日曜日で、みね子たちは入社後初めての休日(週休1日)で、皆が女子寮にいました。男性が訪れたとあって、玄関には黒山の人だかりというと大げさですが大勢、綿引を見るために集まって、さながら品評会です。

みね子は家族に手紙を書いた後に、母「美代子(木村佳乃)」から預かった赤坂の洋食屋「すずふり亭」へと挨拶に行こうとしていましたが、綿引が訪れたことで彼と外出することに。一応人生初デートになりますか?

綿引が唐突に訪れたため、みね子は実の消息がわかったのかと思ったようです。ところが、綿引は美代子との手紙のやり取りでみね子が上京したことを知り、挨拶に訪れただけでした。

 

 

クリームソーダと宿泊所

寮を出たみね子と綿引の2人は街の喫茶店に入りました。みね子はそういったところに入るのは初めてのことで何を注文して良いかわかりません。

綿引は近ごろは「クリームソーダ」なるものが流行っているからとそれを頼むと、みね子はたいそう感激していました。大きなグラスにはグリーンのメロンソーダが注がれて、その上にはバニラのアイスクリームが乗っている、あれですね。

「増田明美(ますだ・あけみ)」さんのナレーションでは「昭和30年代、メロンが憧れの果物になり、メロンソーダの上にアイスクリームを乗せたクリームソーダが人気を博しました」と言っていました。

喫茶店を出た2人は、みね子たっての要望で父・実が東京で過ごしていた宿泊所を訪れています。綿引は最初、宿泊所へ行くことを反対をしました。若い女性が行くところではないからです。ところが、綿引はみね子の圧に押され、場所を知ったからと言って決して一人では行かないことを約束した上で、みね子を連れて行きました。

現場を見てショックを受けるみね子。やはり社会人とはいえ高校を卒業したばかりの女の子には刺激が強かったようです。ただそういう場所を見られたことで父への想いもより強くなったかもしれないですね。

 

 

銭湯とゲンブラムネ

綿引と別れて乙女寮に戻ったみね子、同部屋の皆も戻ってきました。6人で銭湯へ行き、その帰りに駄菓子屋で「ゲンブラムネ」なる15円のラムネを1本買って皆で分け合いつつ、お互いのその日に起こったことを報告しあっています。

時子は敵情視察としてテレビ局(NHK)へと赴き、テレビ局の人に女優になりたいと訴えたそうです。その男性からドラマ『昭和ガール』の出演者オーディション応募用紙をもらっていました。

幸子は婚約をしている、乙女寮コーラス部の指導員の男性とのデートしていたのでその内容と、喧嘩をしたことを話していました。彼は音楽家を目指していて、稼いだお金を全て音楽につぎ込んでしまうことを中心に色々と文句を言っていましたが、ああだこうだ言いつつも別れず付き合っているのですから……ですね。ご馳走様です。

みね子はクリームソーダの話をしていました。澄子が「うめえものが2つ合わさってるんだねぇ」と羨ましそうに反応をしていたり、豊子は「溶けちゃうでねぇですか、そんだこどしだら」と“らしい”反応をしていました。溶けたらそれがまた美味しいのよ、とみね子。

 

 

おわりに

東京編なってからとても楽しく観られています。前述した29話の喧嘩回が神回レベルで面白かったです。これから「すずふり亭」やその他の人たちも登場するみたいですから楽しみですね。

32話のラストでは実の捜索のために聞き込みをしている綿引が、実を見かけたという男性と出会ったところで終わっています。その男性が見かけた人は本当に実なのか、実だとしたらどうして仕事を投げ出して谷田部家に戻るなり連絡を取るなりしないのか、気になるところです。

私は実は事件や事故に巻き込まれて記憶を失っていると予想しています。

 

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