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「三バカ高校生」の卒業式。三男を突き放して育ててきた「きよ」さんの涙が悲しかったです - 朝ドラ『ひよっこ』22話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年4月27日放送の第22話は、みね子が高校を卒業しました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第4週「旅立ちのとき」

www.nhk.or.jp

 

2017年4月24日月曜日の放送から『ひよっこ』の第4週「旅立ちのとき」が始まっています。物語は「東京オリンピック」の年、昭和39年(1964年)が舞台です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」の父「谷田部実(沢村一樹)」が東京へ出稼ぎに出たまま行方不明になっています。家への仕送りも滞っているため、家には農協からの借金があるのですが、返済できていません。農協には待ってもらっているようです。そのためみね子は父の代わりに家族のために東京へ行き働く決意を固めました。

実は以前、正月に戻ってくると言っていたので大晦日まで彼の帰りを待ちました。しかし実は帰ってこず、昭和40年(1965年)を迎えたため、元日に家族皆に高校を卒業したら上京して働くことと実を捜すことを宣言しています。

家族に宣言と言ってもみね子の母「美代子(木村佳乃)」とみね子の祖父「谷田部茂(古谷一行)」は既にみね子の上京を知っていたので、みね子の妹「ちよ子(宮原和)」と弟「進(高橋來)」に伝えたということです。

 

 

みね子の就職先は?

みね子は高校の担任教師「田神学(津田寛治)」に相談しました。田神は今の時期は既に就職活動は終わっていて、欠員を探すしか就職の道はない、とみね子には伝えつつ、家庭の事情を知ったこともあり、かわいい教え子のために奔走することにします。

職安(職業安定所)、今のハローワークですが、そこに問い合わせたり、これまで培った人脈をたどって欠員がないかを一軒一軒電話で尋ねているようです。学校の仕事が終わった夕方や夜になっても電話をかけたりしています。

そんな田神の想いに心を打たれたのが化学の教師「藤井(ふじい)」先生です。田神はみね子を就職させられるならどの会社でも良いとは考えていません。しっかりした会社に送ってやりたいと考えているのだと藤井先生に話すと、藤井先生は手伝ってくれると言っていました。藤井先生は「原扶貴子」さんが演じています。

そのとき田神に電話がかかってきました。それはみね子の幼馴染み「助川時子(佐久間由衣)」が就職をする予定の東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機」からでした。「永井愛子(和久井映見)」からです。

向島電機は田神がみね子のために電話で相談をしていた会社の一つで、そのとき田神の電話応対をしていたのが永井でした。永井は以前、田神からの申し出(みね子の就職)は断っていましたが、後日一人の欠員が出たので申し出を受け入れたいという連絡を届けたのでした。

 

 

時子がみね子の就職を泣いて喜ぶ理由

永井からの連絡を受けた田神は学校を飛び出して、夜だというのに谷田部家に猛ダッシュで駆け込み、ゼーゼー息を切らせながらみね子たち一家にみね子の就職が決まったことを伝えています。

田神から自分の就職決定を伝えられたみね子も、田神を家に置いて時子の助川の家へ自転車を走らせ、時子に一緒の会社に就職できたことを伝えます。

時子は自分のことのようにみね子の上京・就職を泣いて喜んでくれています。大泣きでみね子に抱きついていました。

でも彼女が泣いた理由、彼女涙はみね子に対してよりも自分に向けられたものだったようです。もちろんみね子の就職を喜ぶ意味もあったでしょうけど。

というのも、時子は一人で上京することが不安で仕方がなかったようで、周りには強がって見せていたけど、やはり一人で東京へ行くことが怖かったということでした。だから同じ会社にみね子が就職してくれることが嬉しかったのです。

時子もみね子も向島電機の寮で生活することになっています。

抱き合い泣き合っている2人を遠巻きに見て、これまでずっと時子の東京行きを反対していた時子の母「助川君子(羽田美智子)」も、時子の東京行きを認めざるを得なかったようです。君子はみね子の家庭の事情を知っていますからね。みね子たちを助ける意味でも自分の娘の上京を認める必要を感じたのでしょう。

 

 

三バカ高校生の卒業式

22話はみね子たち三バカ高校生の卒業式でした。みね子は実からプレゼントされた綺麗な黒いレザーシューズをおろしていました。卒業式ですから綺麗にしたいのでしょう、モンペもこの日は穿いていません。

三バカ高校生とは、みね子たちが通学に利用しているババスの車掌「益子次郎(松尾諭)」が22話の中で言っていたことです。次郎にとってもボンネットバスに3バカ高校生を乗せることは今回で最後です。次に乗せるのは彼らが上京するときですか。

美代子と君子、そして三男の母「角谷きよ(柴田理恵)」も谷田部の家に集まって、それぞれの娘・息子の高校卒業をしみじみと感じていたようです。3人とも卒業後に上京しますから、3人の母にとっても子別れ、卒業のタイミングになります。

みね子たちは卒業式で絶対泣かないと言っていましたが、案の定3人とも泣いていましたね。

 

 

おわりに

 

きよさんは、三男に対してこれまで邪険に扱ってきたから三男には好かていないだろう的なことを言っていました。嫌われるくらいで良いと思っていたと。

三男は生まれたときから大人になったら村を出ることは決まっていた訳で、家族としてもあまり大事に育ててしまうとそれができなくなるから、意識して突き放して育ててきたそうです。優しくしてやらなかった、あいつは私のことは嫌いなんだと。

美代子も君子もそんなことないと励ましていましたね……悲しいですね。本当は可愛がってあげたいのに突き放さなくてはいけないなんて。家を継がせられないにしても家を分けて村に住まわせることはできなかったのでしょうか。谷田部家ほどお金に困っている様子もないですから。

ドラマに関しては、先週の第3週からどうも内容が薄くなってしまっているように感じています。先週の聖火リレーも今日の卒業式も、表層だけで中身がないものに感じられます。第2週までの丁寧さはどこへ行ったのかと。薄く感じられるようになったタイミングは実がいなくなったタイミングと符合しているように思います。

それにしてもその実はどうしているのでしょう……失踪直前に日雇い狙いのスリがいるとか何とか同僚から話を聞いていましたよね。

私は実の失踪はそのスリが関係していると思っていますが、具体的にどのように関係しているかは全くわからないです。スリに遭った実が犯人を追いかけていたら転んだか自動車とぶつかったかの事故に遭って、それをきっかけに過去の記憶を失っている……とか?

 

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