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和久井映見さんがいるから「みね子」は向島電機に就職する流れだとバレますね - 朝ドラ『ひよっこ』20話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年4月25日放送の第20話は、みね子の就職活動が始まりました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第4週「旅立ちのとき」

www.nhk.or.jp

 

2017年4月24日月曜日の放送から『ひよっこ』の第4週「旅立ちのとき」が始まっています。物語は「東京オリンピック」の年、昭和39年(1964年)が舞台です。

先週は、本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」たちが企画した、茨城県奥茨城村で行われた「奥茨城村聖火リレー」は盛況で、本物の東京オリンピックも無事開催されました。

ところが、みね子の父「谷田部実(沢村一樹)」が東京へ出稼ぎに出たまま行方不明になっています。

谷田部家ではみね子とみね子の母「美代子(木村佳乃)」、みね子の祖父「谷田部茂(古谷一行)」がその事実を知っていて、みね子の妹「ちよ子(宮原和)」と弟「進(高橋來)」には伝えていませんでした。

東京では、茨城県出身の警察官「綿引正義(竜星涼)が、非番の日に実の行方を探してくれ、谷田部家に定期的に手紙を送ってくれていました。美代子は綿引からの手紙を仏壇に置いたまましまい忘れていて、その手紙を見つけたちよ子は父からの手紙と勘違いして文章を読んだことで、ちよ子に父の失踪がバレてしまいました。

 

 

みね子が上京すると宣言

実は、以前家の田んぼの稲刈りのために東京から奥茨城村に帰ってきたときに、また出稼ぎに行くけど正月には戻ってくるから、と言っていました。

みね子たちはその実の言葉を信じています。信じていますけど、みね子は高校を卒業したら上京して就職すると土曜日の放送で言っていました。実の失踪により家への仕送りが滞ってしまったため、残っている家の借金を返さなければいけないですし、農業だけでは生計を支えないためですね。

でもそれは上記にあるように、実が正月に家に戻ってくればみね子は働きに出なくて済みます。あくまで実が正月に家に戻って来なければ、の話です。

大晦日になり、みね子とちよ子と進の三姉弟は期待をしてバス停で実の帰りを待っていました。しかしその日の最終バスを待っても実の姿はありませんでした……。

初めてでしょう、実がいない正月を迎えるのは。昭和40年(1965年)の元日、家族皆で食卓を囲んでおせち料理を前にして、みね子は皆に東京へ行くことと実を捜すことを宣言していました。

 

 

みね子の就職活動

みね子は幼馴染みの「角谷三男(泉澤祐希)」と「助川時子(佐久間由衣)」に、自分も上京して就職することを宣言しました。それを聞いた三男たちはみね子に心配そうな顔を向けます。

そう、春に就職するために年を越してから就職活動するのではタイミングが遅すぎるのです。

就職活動の時期はとっくに終わっています。三男も時子もそうですけど、希望者の生徒も基本的には就職先が決まっていますし、企業側も採用枠は既に埋まっているところがほとんどのはずです。募集している会社があるのかと。

家業の農家を継ぐことしか考えていなかったみね子はそういうことを全く知らなかったのですね。希望を出せばすぐにでも決まると考えていたのでしょう。

三男と時子に言われて危機感を抱いたみね子は、高校の担任教師「田神学(津田寛治)」に相談し、事情を知った田神はかわいい教え子のために奔走することになりました。

 

 

おわりに

田神は時子が就職をする予定の、東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機」にも連絡を取り、欠員(枠の空き)はないかと聞いていました。

田神からの電話を受け取り応対をしていたのが「永井愛子(ながい・あいこ)」という女性でした。永井は「和久井映見(わくい・えみ)」さんが演じています。

和久井さんが演じているということは、みね子がそこに就職をするということですね。先週土曜日の次週予告では、みね子は就職をして寮に入っているような様子が映し出されていましたから。ていうか公式Webサイトの登場人物ページに書いてあるのですけどね。

また、みね子たちを心配して谷田部の家の様子を見に来た(遊びに来た)実の弟「小祝宗男(峯田和伸)」は、みね子に対して背負わず自由に生きろと伝えていました。「The Beatles(ザ・ビートルズ)」の音楽のように。

みね子の就職が決まらなければ自分の代わりにみね子が行けばい良いと時子は言っていました。谷田部の家の人達も、時子の母「助川君子(羽田美智子)」を始めとする奥茨城村の人たちも、田神も、皆良い人ですね。悪人が一人もいない、やさしい世界。

 

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