ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

Eテレ『Rの法則』で紹介された「フリマの達人」の技「いつ、誰が買うのかを考えて」などが参考になりました

スポンサーリンク

平日18:55からEテレで放送されている『Rの法則』、2017年4月20日の放送は2016年11月9日放送分の再放送で、「家スッキリ!親子で!フリマ活用術」でした。 

 

 

目次

 

 

Eテレ『Rの法則』

www.nhk.or.jp

 

『Rの放送』の「R」は、「リサーチ (Research) 」と「ランキング (Ranking) 」の意味だそうです。10代が「気になる話題」をピックアップして、高校生視点でリサーチ&ランキングをし、10代に役立つ話題をお届けする情報番組とのこと。

メインMCはTOKIOの「山口達也(やまぐち・たつや)」さん、MCにはNHKアナウンサーの「秋鹿真人(あきしか・まさひと)」さん。他、多くの10代の方、主に高校生さんが出演しているみたいです。

 

 

Rの法則「家スッキリ!親子で!フリマ活用術」

2017年4月20日の放送は2016年度の再放送「家スッキリ!親子で!フリマ活用術」でした。私は初見です。ゲストは「若槻千夏(わかつき・ちなつ)」さん。

 

 

フリーマーケットとは?

蚤の市(のみのいち、flea market)は、ヨーロッパの大都市の各地で春から夏にかけて、教会や市庁舎前の広場などで開かれる古物市。パリの蚤の市が有名。北米では大規模な倉庫や体育館など屋内で開催されるものもある。出店者は一般家庭や仲間で集まったグループから、古物商や雑貨商の様な事業者まで幅広い。

蚤の市 - Wikipedia

蚤の市のWikipediaにはこのように書かれています。

よくある間違いとして、「フリー」を「自由」や「無料」の意味として使う「Free」と思ってしまうパターンです。引用部にあるように「フリー」のスペルは「Flea」です。

日本語にした方がわかりやすいですね。「フリーマーケット」の日本語訳が「蚤の市」ですからは「蚤(のみ)」です。蚤が湧いたような衣服を出品していたみたいな意味から来ています。

私は古着が好きなので若い頃はよくフリマに行っていました。出店はしたことがあるというかないというか……よくやっていたのが友人が出店すると聞いて便乗して、洋服をその人に預けて売ってもらって……という方法です。

代々木公園や明治公園など有名所のフリマは朝一で行かないと良い物は業者に取られてしまう、という話はよく聞きましたね。確かに業者の方はすぐにわかります。

今は私は全くそういう場所には行かないです。楽しそうではありますけど人混みがやはり駄目ですね。そこへ行くまでの電車がもう無理なので。

フリマで掘り出し物の古着を探すことは、古着屋で探すのとはまた違った面白さがありますね。もちろんフリマで探す方が古着屋で探すよりハズレが多いです。でも好みの物が見つかったときはより安く手に入る可能性もありますので。

それと古着屋に置いてある物はあくまでバイヤーや店員の眼鏡にかなったアイテムですから、そこからさらに私が選ぶことは本当の意味で自分の意思で選んでいるのか、という疑問があります。選ばされている、操られている感覚が私にはあるのです。

 

 

フリマアプリ「メルカリ」

番組ではフリマを扱っていました。ネットのフリマ(スマホのフリマアプリ)からリアルのフリマまで紹介されていましたが、フリマアプリの紹介やフリマの紹介ではなく、いかに売るかにフォーカスを当てていました。

スマホアプリに関してはアプリの名前が挙がったくらいで、それぞれがどのような特徴があるのかなど、アプリそのものの紹介はほぼありませんでした。前述したように、フリマアプリで手持ちの洋服や小物などをいかに売るかです。

 

https://www.mercari.com/jp/

 

スマホ(スマートフォン)で利用できる「フリマアプリ」のうち、10代の女子から真っ先に挙がったアプリが「メルカリ」でした。ネットでも最近よく見かけるワードですね。

 

minne.com

otamart.com

 

他にも「minne(ミンネ)」や「オタマート」の名前も挙がっていました。「minne」はハンドクラフトのアイテムを売買するアプリというかWebサービスですか。「オタマート」はフリマアプリで、こちらはアニメや漫画、同人誌などのグッズ販売にジャンルが特化されているみたいですね。

 

 

フリマアプリの商品の受け渡し

番組では実際に出演者の女の子があるフリマアプリに出品する様子が紹介されていました。アプリは具体的な名称は一切触れられていませんでしたが、おそらく「メルカリ」を使っていたのではないかと思われます。

個人的に興味を持ったのは出品した品を購入した方への商品の発送に関してです。

そのアプリでは、フリマアプリの運営会社には出品者も購入者も名前や住所などの個人情報は登録していますけれども、取引成立後の品のやり取りをする上で出品者と購入者双方の個人情報は、お互いに知らない状態で商品の受け渡しができるのだそうです。

フリマアプリの運営会社が間に入ることで、出品者から出品された品は一旦会社に預けられ、会社から購入者へと送られるのだそうです。運営のワンクッションがあるから出品者と購入者が名前も住所も電話番号もメールアドレスも知らない状態でやり取りができる、ということでした。

特に女性が、となるとやはり個人情報は相手に知られたくないですものね……購入者が私のようなおっさんだったら怖いでしょうから。

 

 

リアルの方のフリマ

アプリではない、実際に公園などで商品を陳列して来場した購入者との直接やり取りをするフリマについても紹介されていました。

出演者の女の子が普段の生活でもう着なくなった洋服や小物などを出品していました。その子のお母さんと2人で参加することになっていたので、ご家庭の不用品も一緒に。

彼女たちの他にも「フリマの達人親子」の母娘も出演して、その2人の達人技が面白かったです。参考になりました。

 

達人技その1「フリマ部屋を作れ」

フリマ専用の場所を作って、常に不用なものをストックしているのだそう。そうすればフリマ直前になって家中を探し回らなくて済むと。

しかも、その場所は「コート類」、「子供服」、「おもちゃ」、「バッグ・アクセサリー類」、「洋服(春夏)」、「洋服(秋冬)」、「雑貨」、その他とで分けられていました。なるほど……。

 

達人技その2「いつ、誰が買うのかを考えて」

出品物の選び方が重要だそうです。「季節」に合わせること、子どものオモチャを用意したりターゲットの「客層」に合わせることです。

出品物を選ぶ際は、いつ、誰が買うのかを考えましょう。

 

達人技その3「値段は200円だけ」

達人親子はストックしている時に既に値段で分けていました。200円で売る物はそれだけで「仕分けて」ストックしていました。フリマで200円均一コーナーを設けて売っていました。

どうして200円にしたのかというと、「100円だと100円均一ってイメージに近くなってもあれだから」「300円だと高いから間を取って200円という感じ」だそうです。100円だと安いイメージで、300円だと高いイメージがあって買ってもらえないと。いい加減に決めたというより、経験知なのでしょう。

200円と決めた物の他は、値段をつけずにお客さんとの交渉で決めるそうです。

 

達人技その4「スタートダッシュに備える」

フリマはオープンから2時間が一番売れる時間帯だそうです。ですから、早めに売り場を完成させてスタートダッシュに備えることがフリマ攻略の秘訣だそうです。

 

達人技その5「子どものハートをつかむべし」

親子連れの客を立ち止まらせるためには「子供のハート」をつかむべし、だそうです。

達人親子はミニカーを通路に面した場所に並べていました。親子連れの来場者のうち子どもがミニカーに興味を持つと、親が買ってくれると。ついでに他の品も買ってくれるかもしれないですね。

 

達人技その6「値下げのときはまとめ買い」

品の値下げは「まとめ買い」をしてもらった場合に限って行うようにしていました。

「複数買っていただければお安くします!!」とホワイトボードに書いてアピールしていました。

具体的には、200円の品を6点購入してくれたお客さんには200円*6=1,200円のところを1,000円に値下げしていました。

 

達人技その7「会話の連携プレー」

親子や友だち同士で会話の連携プレーをしてお客さんに商品をアピールして購入してもらっていました。

洋服を購入しようとしていたお客さんに、髪留めもありますよと娘さんがアピールすると、すかさずお母さんが家は女の子一人の家だから状態が綺麗ですよと続いていました。

  

フリマで品物以外に必ず用意する物3点

達人がフリマで商品以外で必ず準備するものは3つあるそうです。それは「お釣り用のお金」と「商品用の袋」と「お弁当」です。

お弁当は盲点ですね。確かに、お弁当を持っていかないと昼ご飯などを買いに行っている間はお店を一時的に閉じなければならず、利益がゼロになってしまいます。ですから食べ物はあらかじめ用意しておきましょうということです。

 

その他

大きめの高さの浅めの箱を用意して100円均一コーナーや200円均一コーナーを作り、その中に洋服などをまとめて入れておくことでお客さんの注目度がアップしていました。

また、小さなオモチャ類は容れ物にまとめて入れて、ダンボールに「つかみどり1回30円」と書いて子どものお客さんにわかりやすくアピールしていました。先述の「子どものハートをつかむべし」ですね。

 

 

おわりに

フリマの達人の達人技は本当にためになりました。これは何もフリマに限った話ではなく、実店舗で小売をしている方にももしかしたら参考になるのではないかと思える内容です。

私のようなブログ運営にも通ずるかもしれないですね。お客さんにとって読みたい内容になっているか、読みやすい内容になっているか、カテゴリはわかりやすく分けられているか等など……。私はできていないような……他人のブログの見やすい見にくいはわかっても、自分のこととなるとどうしても客観視できないです。

そうそう、達人親子は1回のフリマで売れ残っても無理に売り切ろうとはしないそうです。次回以降に持ち越して、本当に必要とする人に買ってもらえれば、という判断とのこと。

 

dysdis.hatenablog.com