ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

Eテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』「神奈川・中央林間」編は「FLAT HOUSE cafe」さんでした。ランチハウス様式の米軍ハウスが格好良かったです

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毎週水曜日23:00-23:30にEテレで放送されている『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、2017年4月5日から新シリーズが始まりました。

2017年4月19日放送された新シリーズ第3回は「神奈川・中央林間 米軍ハウス! 謎の和洋折衷」です。

 

 

目次 

 

 

ふるカフェ系 ハルさんの休日 

www4.nhk.or.jp

 

今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。

こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。

ドラマの冒頭に「古い建物を活かしたレトロなカフェがあると聞けば、全国どこへでも訪ねる」という、俳優の「渡部豪太(わたべ・ごうた)」さんが演じる、本作の主人公「真田ハル(さなだ・はる)」のセリフが入っています。

台詞の通り、ハルさんは古くから営業を続けている純喫茶的な喫茶店ではなく、古民家など古い建物をリフォームしたカフェを対象にしています。ハルさんは一部に熱狂的なファンを持つブロガーで、古カフェを取材する体で番組が進行します。

当番組は、カフェのオーナーさんがご本人で、お客さんも現地の方を起用しているため、渡部さんの他の出演者は演技の素人さんです。基本的に台詞が棒読みですし演技も上手ではありません。渡部さんの演技もほぼ全編に渡って滑っています。

ただこれは渡部さんが滑っているというより、脚本や演出が滑っていると捉えた方が良いでしょう。古カフェ好きかつ演技面が気にならない方であるならば、大いに楽しめる番組になっていると思います。

 

 

神奈川・中央林間編のカフェは「FLAT HOUSE cafe」さん

 

FLATHOUSEcafe

 

2017年4月19日放送された『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の新シリーズ第3回「神奈川・中央林間」編で舞台となった古カフェは「FLAT HOUSE cafe(フラット・ハウス・カフェ)」さんです。

フラットハウスの意味は「平屋の家屋」と「フラッと立ち寄る家」のダブルネームと思われます。

 

flathouse.exblog.jp

 

「FLAT HOUSE cafe」さんのブログには、今回の『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の撮影に関する記事が書かれていました。

 

 

「FLAT HOUSE cafe」さんの場所と営業時間・休日

「FLAT HOUSE cafe」さんの場所は「神奈川県大和市中央林間(かながわけん・やまとし・ちゅうおうりんかん)」にあるそうです。面白い名前ですね。

 

「林間都市計画区域」の中央地域であったことから、「中央林間都市駅」として開業したが、1941年に「南林間駅」・「東林間駅」とともに「都市」の文字が駅名から外され、「中央林間駅」と改称した。

「林間都市計画」発足以前は「公所駅」となる予定であった。

中央林間駅 - Wikipedia

中央林間駅のWikipediaにはこのように書かれています。

私は小田急線や田園都市線で中央林間駅を通過したことはあります。降りたことは一度もないです。近くには東林間駅や南林間駅もあります。

お店の最寄り駅は前述していますけれども、「小田急」と「東急田園都市線」が乗り合わせる「中央林間駅」です。降りるのは駅の西口になるのでしょうか。デパートと思いますが「中央林間とうきゅう」や、スーパーの「オリンピック」がある側とは反対の、「中央林間アネックス」がある側です。

上記Webサイトによると駅から店まで徒歩5分ほどとのこと。

お店の営業時間は11:00-17:00とやや短く、定休日は毎週月・火曜日と、土・日曜日も隔週で休みです。

営業時間が短めでお休みの日も多いみたいです。特に放送直後は人が集まるでしょうから、特に注意をしたいところです。混雑が予想されるお昼前後に来店する場合はお店に連絡を取ることも考えた方が良いかもしれません。

 

 

「FLAT HOUSE cafe」さんは米軍ハウス

サブタイトルにもあるように、今回紹介されていた「FLAT HOUSE cafe」さんは、「米軍ハウス」でした。正確には「ランチハウス様式」という家屋です。

ランチハウス様式は、第2次世界大戦後の米国(アメリカ)で大流行した大衆住宅で、左右非対称の平屋になだらかな勾配の屋根が特徴なのだとか。

 

Ranch (also known as; American ranch, California ranch, rambler, or rancher) is a domestic architectural style originating in the United States. The ranch house is noted for its long, close-to-the-ground profile, and wide open layout. The house style fused modernist ideas and styles with notions of the American Western period of wide open spaces to create a very informal and casual living style. While the original style of the ranch was very informal and basic in design, starting around the early 1960s, many ranch homes constructed in the United States (particularly in the Sun Belt region) were increasingly built with more dramatic features like varying roof lines, cathedral ceilings, sunken living rooms, and extensive landscaping and grounds.

Ranch-style house - Wikipedia

 Ranch-style houseのWikipediaにはこのように書かれています。うん、わからん。とりあえず「Ranch」は「牧場」の意味ですね。

ランチハウスは米国の国内発の建築様式だということ。長く、地面に近い(平屋?)、広大なレイアウトが特徴。近代的なアイデアやスタイルを西部開拓時代のオープンスペースの様式と融合させたもの。オリジナルのスタイルはカジュアルでベーシックなものだった。1960年代のサンベルト地区のランチハウスは特徴的なランチウスが建てられていた……的なことが書かれているみたいです。誤訳御免。

 

「FLAT HOUSE cafe」さんのお店は、日本の米軍基地の一つ「厚木基地(あつぎ・きち)」のある大和市にあります。朝鮮戦争やベトナム戦争のために多くの米国人が厚木基地にやって来て、近くには彼ら向けのランチハウス様式が多く建てられたのだそうです。そのうちの一軒なのですね。ですからお店の建物のことを通称「米軍ハウス」と呼んでいるのだそう。

「FLAT HOUSE cafe」さんの家屋は、いわゆる基本的なランチハウス様式とは異なっているようです。平屋の家屋ではありましたが、昭和の時代によく見られた平屋の日本家屋の外観でした。今でも下町や郊外に行けば見られますね。玄関扉は引き戸ではなかったです。ドア。

内装は綺麗に白くペイントされていて、1960年代よりも今どきな雰囲気が漂います。外壁も白くペイントされていました。

とはいえアメリカンな雰囲気も色濃く出ています。例えば、玄関前のドラム缶の燃料タンクや、玄関を開けたらすぐにリビングがある間取り、食堂から見られるよう大きめの窓が設置されていて、お風呂やトイレも当時の日本ではまだ珍しかったであろうユニットバス(床のタイルが古そう!)で、家具や調度品も古き良き米国を思わせる物が置かれ、キッチンには大きなガスオーブンがあり、クローゼットにはランプが付いている点はやはりこの建物が米国の建築様式で建てられたのだと感じさせます。

一方で日本的な点も見られ、先述のように外見は日本家屋のように見えましたし、玄関口には玄関土間が設置されていました(入店は土足でOKです)し、米国人向けの住宅とは思えないほど敷居の高さが低く抑えられていました。その辺の和洋折衷さが非常に興味深かったです。

番組の後半には神奈川大学の教授の方が出演して、ハルさんとこの「FLAT HOUSE cafe」さんのランチハウス様式について語っていました。

教授は、家屋が建てられた1967年当時は「ベトナム戦争」の最中で、設計した方が戦争が終わった後に日本人が住むことも見越して、日本人が住みやすいようにも設計されているのではないか、というようなことを仰っていました。

しかし、最近ではランチハウス様式の建物は老朽化が進んで取り壊されるケースが多いのだそうです。「FLAT HOUSE cafe」さんのある家屋も前オーナーが退去したことで壊されそうになっていたところを、現在カフェを経営されている方々が自分たちで補修してカフェとして再生させたのだとか。

 

 

オーブンでじっくり焼いた「ミートローフ」

ハルさんは「FLAT HOUSE cafe」で「ミートローフ」を食べていました。ガスオーブンでしっかり焼かれたミートローフ。

カフェのWebサイトのMENUページに、11:00-14:00のランチメニューに「ミートローフプレート」がありました。ハルさんはおそらくそれを食べていたのでしょう。特製ミートローフと前菜・スープ・パンor白米or黒米・ドリンク付きで値段は1,100円、デザート付きだと1,350円と書かれています。

 

ミートローフ(英: meatloaf)は肉料理の一種で、アメリカ合衆国の家庭料理である。

(略)
通常は豚の挽肉が主であるが、牛やラムも用いられる。挽肉にタマネギのみじん切りを炒めたものを混ぜ、卵、パン粉などの穀物粉を成型のためのつなぎとして加え、塩、コショウ・ナツメグなどの香辛料で味付けしてよく練り混ぜ、長方形をした専用の型に詰めてオーブンで焼き上げる。

ミートローフ - Wikipedia

ミートローフのWikipediaにはこのように書かれています。米国ではごく一般的な料理、家庭料理です。

番組ではミートローフの作り方の簡単な紹介がありました。「つなぎにオートミールを使い栄養満点!」「ひき肉に玉ねぎなどを混ぜてタネをつくる」「ベーコンを敷いた型にタネをつめる」「オーブンで50分じっくり焼き完成!」だそうです。

ハルさんが言っていましたが、オーブンで焼いた肉の旨味があるそうです。肉が口の中で溶ける、ジューシーですって。

私はもしかしたらミートローフを食べたことがないかもしれません。記憶にはないです。ハンバーグ的なものですよね、美味しくないはずがない印象があるので食べてみたいです。

 

 

おわりに

米軍ハウスなだけあって、コーヒーカップやティーカップは「Fire King(ファイヤー・キング)」や、「PYREX(パイレックス)」の品が多かったように見えました。「硼珪酸ガラス(ほうけいさん・がらす)」ですね。ミルキーな耐熱ガラスです。

私もこれらのメーカーのカップは幾つか持っていて、一つお店のものと被っていました。多分同じものです。やはり米国のアイテムは米軍ハウスのような米国スタイルにマッチしていました。当たり前ですけど。

いやぁ、「ランチハウス様式」の建物、良いですね。昔の映画などを観るとよく出てきますよね、この様式の家屋は。個人的に平屋の建物に住みたい願望が子供の頃からあるので、ランチハウス様式の家はかなりツボでした。正直言うとカフェとしてはほぼ見ていなかったです。このランチハウスの建物に目が奪われていました。

番組的にもカフェとしてより、建築をより重視して構成されているように感じましたし。

 

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