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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

次郎おおおお!どうしでおめはそだにデリカシーがねえんだ? - 朝ドラ『ひよっこ』10話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年4月13日放送の第10話は、実の失踪を受けての谷田部家では……という話です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」

www.nhk.or.jp

 

2017年4月10日月曜日の放送から『ひよっこ』の第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」が始まっています。物語の時代は「東京オリンピック」の年なので昭和39年(1964年)でしょう。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」の父「谷田部実(沢村一樹)」が、家の稲刈りを終えて再び東京へと出稼ぎに行ってしまいました。実は東京で再び建設業の日雇い労働に従事すると思われましたが……。

 

 

実の失踪

8話のラストで実が失踪したようでした。みね子が実に書いた手紙や、みね子の母「美代子(木村佳乃)」が送った小包が「宛先不明」で戻ってきたのです。

この時点で、宛先不明で奥茨城の谷田部家に戻ってきた郵便物のことを知っているのは郵便から受け取った美代子と、みね子の祖父「谷田部茂(古谷一行)」の2人だけで、みね子やみね子の妹「ちよ子(宮原和)」、弟「進(高橋來)」の子どもたちには伝えていません。みね子は家族会議に出られるようになった大人なのに。

美代子と茂は何かの手違いで郵便物が戻ってきただけだと思うようにして、その後もみね子たちに気取られないよう普段通りの生活をしていました。

しかし、美代子はやはり実のことが心配で、茂と話した末に実が泊まっていた宿舎に電話をかけてみることにしました。宿の女性が電話に出て言うことには、実は東京に戻って3日目でしたか、仕事に出たきり宿には戻ってこないのだそうです。

職場にも出ていないようですし、荷物が宿に残ったままのようです。家族の手紙など大切なものまでそのまま。

ここで、実が失踪した事実が美代子たちに明らかになりました。それもただの失踪ではなく、事件に巻き込まれた危険すらありそうです。

 

 

美代子が上京

美代子は、少し離れた村に住む実の弟「小祝宗男(峯田和伸)」に連絡を取ったようで、宗男は谷田部の家までバイクを走らせやって来てくれました。

宗男に詳しい事情を話すと、宗男は美代子に東京へ行った方が良いとアドバイスします。宿の人や会社の人に直接話せば何か情報を提供してくれるかもしれないし、現地へ行くことで何かわかることがあるかもしれない、と。

美代子はアドバイスを受け入れ、その翌朝、早速東京へと向かいました。

みね子たちには宗男の妻「小祝 滋子(山崎静代)」の親戚に不幸があったと言っていたでしょうか。宗男が突然家にやって来たことを疑念に感じていたみね子も、そう言われると納得してしまうでしょう。宗男の来訪を絡めた上手い嘘でした。

美代子の実捜索の手がかりは、宿舎と会社と、実が持って帰っていた「すずふり亭」のマッチ箱です。マッチ箱には住所やら電話番号やらが記載されているはずです。

 

 

次郎がバラす!

みね子たちが高校の通学に毎日利用しているバスの車掌「益子次郎(松尾諭)」がやらかしました。

朝、いつものようにバスに乗ってきたみね子に対して、「美代子が乗ったのは上りのはずだ」と行ってしまうのですね。6時39分の列車と言えば上り、つまり東京行きのはずだと。

次郎はみね子に、母ちゃん何か思い詰めたような顔をしていたけど大丈夫か、とまで言っていました。次郎のバカ……。

 

 

おわりに

次郎は本当に……美代子が思い詰めた顔をしているとわかったなら、どうしてそれをみね子に言ってしまうのか。「角谷三男(泉澤祐希)」と「助川時子(佐久間由衣)」も乗り合わせているというのに……デリカシーのない男です。狭く小さいコミュニティではそんなものかもしれません。秘密が秘密ではなくなる。

松尾諭さんは、そういったデリカシーにかける役が多い気がしますね……ちょっと可哀想な気もします。でも申し訳ないですけど凄く似合っています。

美代子が上野駅に着いてからの映像も少しありました。セットと思いますけど、昭和中期感がよく出ていたのではないでしょうか。全体的にもっと暗くした方がより良いと思いますけど、そこは朝ドラですから仕方ありません。

駅にはホームレスや孤児のような子もいましたし、殴り合いの喧嘩もあって、物騒な様子でした。奥茨城の牧歌的な雰囲気からは程遠い喧騒です。

当時は、上野だけでなく新宿や池袋などの街はまだ戦争直後感を残していた可能性が高いですから、奥茨城のようなのどかな場所に暮らしている人にとってそれは恐ろしい場所に見えたと思います。スリなども多かったことでしょう。

美代子は一人で東京へ行っています。日雇い労働者が集まる宿舎など、治安的にかなり危険な気がしますが、女性一人で大丈夫でしょうか。宗男が一緒に行ってやろうかと言ってくれていたのに。いや、それはそれで危険ですか。

宗男は実が帰ってきたら殴ると美代子に言っていましたね。美代子も泣き笑いしながら私の分まで殴っていいよと。宗男のこの言葉は優しいです。実が家に戻る前提で話をしてくれているのですから。

 

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