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気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

忠さんと喜代さんは亡くなっているでしょうか? 紀夫の台詞で示唆されていました - 朝ドラ『べっぴんさん』149話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2017年3月30日放送の第149話は、藍のカメラ分解事件から藍の家出事件へと引きずっています。

  

 

第26週「エバーグリーン」

www.nhk.or.jp

 

2017年3月27日月曜日の放送から朝ドラ『べっぴんさん』は第26週「エバーグリーン」が始まっています。最終週。

舞台は145話までの昭和49年(1974年)から10年経って昭和59年(1984年)3月です。

ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」と「小野明美(谷村美月)」、「村田君枝(土村芳)」、「小澤良子(百田夏菜子)」が立ち上げた会社「キアリス」は創業35周年迎えています。彼女たちの動きも話す様子も心持ちスローになっていて、歳を重ねた様子を窺えます。

すみれたちは既に「キアリス」の経営からは退いてはいるものの、「お直し部」で月に一度、お客様から届けられた洋服を手直しする仕事をしています。

すみれの夫「坂東紀夫(永山絢斗)」や、明美と同居している「岩佐栄輔(松下優也)」、君枝の夫「村田昭一(平岡祐太)」、良子の夫「小澤勝二(田中要次)」も年齢を重ねていて、特に勝二は良子より15歳も年上のことから結構な年齢になっていることでしょう。

すみれと紀夫の娘「さくら(井頭愛海)」と君枝たちの息子「村田健太郎(古川雄輝)」の夫婦は、今はすみれたちの住む坂東の家から独立しています。さくらは「キアリス」のデザイン部に復帰しているようです。健太郎は「足立武(中島広稀)」社長から直々に辞令が下され、次期社長に任命されていました。

さくらたちの娘「藍(渡邉このみ)」も10歳か11歳ほどとなっており、146話からは、春休みということで坂東の家に泊りに来ています。

 その藍は、紀夫からカメラを1台もらいます。そのカメラは紀夫が「キアリス」を引退するときに記念として買ったものでした。しかし、藍は何を思ったか夜通しで紀夫からもらったカメラを分解していました。

 

 

藍の家出、捜索願

藍は家を出てしまいました。

塾に行くと言って家を出たきり塾に着いていない、と「キアリス」に勤めているさくらに連絡が入り、さくらが君枝に連絡、さくらと君枝が勝二と龍一が経営している世界の料理を出すお店「レリビィ」に駆けつけ、たむろしていた昭一や良子、商店街の人たちに伝えられました。

すみれと紀夫も、藍の父で「キアリス」の社長の健太郎も、少し遅れて「レリビィ」に駆けつけていました。

ただ、健太郎が言うには既に3日間も塾に通っていないらしく、それでも今までは夕方、塾が終わる時間になるとしっかり家に戻っていた(すみれ談)ようなので、今日もまた夕方になれば戻ってくるのではないか、とりあえず警察へ連絡するなどは夕方まで待ったその後で、ということになりました。

しかし、藍は結局、夜になっても家に戻らず、すみれたちは警察に捜索願を提出することにし、自分たちも手分けして藍を探すことにしまう。すみれは家で待機。家に誰もいないと、仮に藍が戻ってきたときに止めておけないですからね。

 

 

五十八とはなが夢に出る

家で藍の帰りを待つすみれの前に、突如としてすみれの両親「坂東五十八(生瀬勝久)」と「はな(菅野美穂)」が出現します。2人とも故人です。

五十八は、藍のことは心配するな、帰ってくると予言めいたことを言った後、藍はすみれにそっくりだと言い始めます。

カメラを分解した話は、かつてすみれが幼い頃に五十八の革靴を親に内緒で分解していた話と被ります。

そういう、後先考えずに気になったことを突き詰めないと仕様がない性分なところが、すみれと藍の2人はそっくりだと言うのです。

はなも、あなたはボーっとしているように見えて芯の強い子だったと、ボーっとしているのは、夢を見たり好きなことを考えているだけだったと、すみれと藍の共通点を語っていました。

辛抱強く、藍の心の声を聞いてあげて、と2人は言いました。

 

 

藍がカメラを分解した理由

藍は無事に戻ってきました。誰が藍を見つけたのか、藍が自分で戻ってきたのか、私が見落としているのかよくわかりませんでした。

家に戻った藍は、母親のさくらがいくら問いただしても家出の理由を話しません。

しかし、翌朝、すみれは自分が五十八の革靴を分解したエピソードを藍に話すと、藍はその話に強い興味を示し、お祖母ちゃん(すみれ)も自分と同じくらいと歳の頃に自分と同じようなことをしたのだと知った藍は、ようやくカメラを分解した理由を話し始めました。

藍がカメラを分解した理由、それは「カメラの中はどうなっているのか」「どうしたら写真を残す凄いことができるのか」気になって、ということでした。坂東の家に飾られている数々の写真は、写っている人が皆とても優しい顔をしているから、どうしたらそんな優しい顔をしているのか、カメラの中に何か入っているのではないか、と思って分解したようです。

塾も自分で行きたいとは言ったものの、いざ言ってみると友だちが行っているから自分も行っている、ただ周りに流されているだけだと気がついたから、行きたくなくなったのだそう。

さくらも、学校のことよりもジャズ喫茶「ヨーソロー」に入り浸っている時期がありましたからね……気持ちはわかるのでしょう。

なかなか話してくれなかったことにも彼女なりの理由がしっかりとありました。

 

 

おわりに

紀夫が藍に飾られている写真のことを話しているとき「写真に写っている五十八さんやはなさんやトク子さん(すみれの祖母)、忠さんも喜代さんも……」と言っていました。

つまり、坂東家の執事「井口忠一郎(曽我廼家文童)」も女中頭「佐藤喜代(宮田圭子)」も、昭和59年時点で既に亡くなっている、ということなのだと思われます。

以前、坂東の家での役目は終わり、2人で第二の人生を歩もうと、どこかへ旅立っていましたが、その後は語られることもなくここまで来ていました。龍一は2人の墓を建てることはできたのでしょうか。

ドラマの中で語られることはなさそうに思いますけど、少しでも作中で触れてもらえるとありがたいですね。

それと、149話の最後に、すみれの姉「野上ゆり(蓮佛美沙子)」の夫「潔(高良健吾)」が持っていたカメラは何かが気になっています。1984年当時の最新モデルではない、もっと古い型のカメラでしたね。「Leica(ライカ)」でしょうか? M3。

 

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