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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

Eテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』が新しい猫+ドキュメンタリー番組で面白いです

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2017年3月26日日曜日23:00からEテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』というドキュメンタリー番組が放送されていました。

「ネコ(猫)」を扱う番組はそこそこあります。こちらの番組は有名人、といって作家さん、の飼い猫一匹にフォーカスを当てています。

 

 

Eテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』

www4.nhk.or.jp

 

愛猫家の作家は今も昔も数知れず。もの書く人々は何ゆえ猫を愛する?書下ろし作品を依頼、自由気ままな猫の姿と彼ら彼女らを愛し同時に翻弄される?作家たちの姿を映像化

Eテレで毎週日曜日から放送されるのでしょうか、『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』の番組説明にはこのように書かれていました。

他のネコ番組とは一線を画すところは、物書きはどうして猫を愛するのかという文章を書き下ろしてもらい、それを実際の作家さんの愛猫の映像とともに映像化している、という点です。

 

 

「養老センセイとまる」

2017年3月26日の放送は第1回だったのでしょうか? ちょっとわからないです。

サブタイトルが「養老センセイとまる」で、登場したのは解剖学者で執筆活動もされている「養老孟司(ようろう・たけし)」さんと、彼の愛猫「まる」でした。

養老孟司さんと、飼い猫の「スコティッシュフォールド」のオスの「まる」の、「鎌倉(かまくら)」での暮らしを描いています。

 

養老孟司さん

養老 孟司(ようろう たけし、1937年(昭和12年)11月11日 - )は、日本の解剖学者。東京大学名誉教授。専門は解剖学。神奈川県鎌倉市出身[1]。

養老孟司 - Wikipedia

養老孟司さんのWikipediaにはこのように書かれています。『バカの壁』で有名ですね。

以前、NHK総合の『探検バクモン』でしたか、養老さんが番組に出演していて、昆虫採集が趣味であることを楽しそうに話していらしたところをテレビ番組で拝見したことがあります。

Wikipediaには「高橋留美子(たはかし・るみこ)」さんを高く評価、と書かれています。そういう先生は漫画を読まないイメージがあったので意外でした。偏見ですね。私も「めぞん一刻」が大好きなので話が合うかもしれません。でも昆虫はさほど得意ではないので漫画限定になりそうです。

 

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド(Scottish Fold)は、イギリスにその起源を有する猫の一品種。スコットランドで発見された突然変異の猫の個体から発生したこの品種は、折れ曲がったその独特の耳を何よりも際立った特徴としている。[文献1 1][文献2 1]

スコティッシュフォールド - Wikipedia

スコティッシュフォールドのWikipediaにはこのように書かれています。

イギリスが原産なのですね。小さく前に垂れた耳が特徴的な猫です。私は日本の猫が好きなので、あまり興味をそそられないですが、テレビやネットなどのメディアでよく見かけますから人気の猫なのでしょうね。「ラグドール」とか「メインクーン」とか「マンチカン」とかと並んで。

「まる」はそのスコティッシュフォールドで、白色を基調に明るめの茶色がところどころに入ったカラーをしていました。オス。もうすぐ14歳になるとのことで、かなりの高齢でした。歩きも少しヨタヨタしていましたね。でも庭をトコトコ歩いてはいたので元気なのでしょう。

 

 

「まる」

「どすこい座り」と名付けられた胡座をかくような座り方をしたり、一日のほとんどを寝ていたり、養老さんの書斎の窓際で寝ていたり、上手く「ニャア」を鳴けないところだったり、養老さんが「まる」の特徴を語った後に、「まる」に関する執筆が朗読されていました。「まる」の映像とともに。

「まる」はマヨネーズが好き。

ちなみに養老さんの奥様は猫があまり得意じゃないそうです。海外旅行中に娘さんがブリーダーから「まる」を連れてきてしまったと。運が良く、奥様は「まる」を気に入ってくれたので、そのまま住むことになった、と養老さんは仰っていました。

 

 

動物は感覚で生き、人間は理屈で生きる

「根本にあるのは感覚的に生きるか理屈で生きるかの違い。そこなんだよね。動物は違いの世界に生きている。違いは何かというと感覚が捉える」

「感覚を通すと絶対同じ物はない。100個大量生産品が並んでいても置いてある場所が違うんだから違うに決まっているんですよ」

「どうしてSMAPは『世界に一つだけの花』を歌うんですか? (略)何気ないけど、実は現代社会に生きていると、世界は同じになってくる。それがグローバリゼーションの根本でしょ」

「『STARBUCKS(スターバックス)』のコーヒーって、マレーシアの田舎で買っても、新幹線の品川駅で買っても物は同じだよ。人は同じにしようとするんだよ」

「もういい加減世界の人が疲れてきたんじゃないか。猫見ると少しわかる。絶対同じじゃないですから、あれは。日々新た」

と番組中で養老さんは仰っていました。この話はたいへん興味深く、その通りだなと思います。

SMAPはどうしてあの歌を歌うのか。人は一人ひとり違うことが当たり前なのに、どうしてあえてオンリーワンなどと言わなければならないのか。

インターネットの急速な普及で、情報の並列化・共有化(つまり無個性化?)が進んでいる今の世の中に対して、息苦しく感じている人、辟易している人が少なからず居る、ということでしょうか。そろそろ限界が来ているのかもしれませんね、世界が。

 

 

おわりに

珍しい特技がある猫を紹介するとか、猫の種類やその特徴を紹介するとか、そういう類の動物番組ではないので、この『ネコメンタリー』にそういったものを期待してしまうと期待外れになるかもしれません。基本的には作家さんとその飼い猫しか登場しないので。

しかし、他の家庭の一人と一匹の付き合いをじっくりと見る機会はあまりないものですから、そういう意味では他に例がない動物番組になっていると思います。

「まる」の日常を追いつつ、養老さんのご自宅や庭の様子も映像に収められていました。良いお宅です。撮影日は何日かに渡っていたのか、天候が良い日も悪い日もあり、庭の自然もとても綺麗でした。良いカメラを使っているのでしょうし、構図もさすがNHKという感じがします。

次回は2回目だと思います。直木賞作家の「角田光代(かくた・みつよ)」さんと彼女の愛猫「トト」が登場する予定です。角田光代さんの作品は『トリップ』と『八日目の蝉』を読んだ記憶があります。読んだことは覚えていますけど内容は……です。

『ネコメンタリー 猫も杓子も。』は再放送が木曜日10:00からみたいです。いや、木曜日が本放送で、日曜日が再放送なのでしょうか?

 

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