毎週日曜日06:00よりEテレにて『NHK 短歌』、テレビ体操を挟んで06:35から『NHK 俳句』がそれぞれ放送されています。2017年4月放送分からの、2017年度の選者が番組内で発表されていました。
『NHK短歌』2017年度の選者
2017年2月に入ってからだったと思いますが、新年度2017年度の『NHK短歌』の選者が番組内で紹介されていました。
新年度2017年度の『NHK短歌』選者は、第1週が「永田和宏(ながた・かずひろ)」さん、第2週が「大松達知(おおまつ・たつはる)」さん、第3週が「黒瀬珂瀾(くろせ・からん)」さん、第4週の『短歌de胸キュン』は「佐伯裕子(さえき・ゆうこ)」さんです。
永田さんは数年ぶりの『NHK短歌』への復帰、胸キュンの佐伯さんは1年ぶりの復帰となります。大松さんと黒瀬さんは、私が観ているこの4,5年では拝見したことはないと思います。記憶が定かで無いので自信はありません。
ちなみに、今年度2016年度は第1週が「坂井修一(さかい・しゅういち)」さん、第2週が「小島なお(こじま・なお)」さん、第3週が「伊藤一彦(いとう・かずひこ)」さん、第4週の『短歌de胸キュン』が「栗木京子(くりき・きょうこ)」さんでした。
ここ1,2年は選者の先生が単年で入れ替わることが多いのですが、総入れ替えになるとは思わなかったので意外でした。少々忙しなく感じられるので2年単位で入れ替えをしていただけると個人的には丁度良いです。
ただ、契約期間が長くなると、視聴者にや出演者に不評の方の場合には問題も長引くことにもつながりから、番組的にはリスクもありますか……難しいですね。
今年度が始まる前には、個人的に新メンバーで楽しみにしている選者さんは、小島なおさんと書いていたかと思います。しかし、1年を通して観ていると、最も印象の薄い選者さんになっていました。
坂井さんと伊藤さん、特に伊藤さんがとても柔和な印象の方で良かったです。宮崎の独特の訛りといいますかアクセントが加わって、柔和な印象がより強く出ているのだと思います。「若山牧水(わかやま・ぼくすい)」の話も面白く、紀行を読んでみたくなります。
『NHK俳句』2017年度の選者
『NHK俳句』の2017年度の選者は、第1週が「今井聖(いまい・せい)」さんで、第2週が「高柳克弘(たかやなぎ・かつひろ)」さん、第3週が「夏井いつき(なつい・いつき)」さん、第4週の『俳句さく咲く!』が「櫂未知子(かい・みちこ)」さんです。
2016年度は第1週が「正木ゆう子(まさき・ゆうこ)」さん、第2週が「堀本裕樹(ほりもと・ゆうき)」さん、第3週が「夏井いつき」さん、第4週が「小島健(こじま・けん)」さんです。
短歌とは異なり総替えではありません。第3週の夏井さんが引き続き選者を務められます。『さく咲く!』の櫂さんは1年ぶりにNHK俳句に復帰され、今度は初心者向けの講座の先生です。
俳句に関しては選者の人選よりも、司会を担当されている「岸本葉子(きしもと・ようこ)」さんがそろそろ交代されるのかなと思っていたので、そちらが少々意外でした。
個人的に楽しみなのが櫂さんが担当する「さく咲く!」ですね。NON STYLE「井上裕介」さんのこともありますから、番組の出演者がどのように変わるのか興味があります。
おわりに
選者の全員が全員、単年で入れ替わるのなら、そういうものなのだと受け入れられますけれども、2年続ける方もいらっしゃいますから、1年で終えられる方と継続される方には何か違いがあるのだろうか、と色々考えてしまいます。
テレビ局側からテレビには向かないor解説には向かないと判断されたのでしょうか。ご本人が向かないと判断したのでしょうか。視聴者から苦情があった(多かった)のでしょうか。この方を辞めさせるのにあの方を続けさせては角が立つのではないか、と巻き添えを食った方もいるのでしょうか。邪推ばかりですね……止めましょう。