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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

零が林田と島田からスランプから抜け出すきっかけを掴みそうです。人に頼ることと傷つくことから目を背けないこと - アニメ『3月のライオン』16話の感想

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毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『3月のライオン』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次 

 

 

アニメ「3月のライオン」

3lion-anime.com

 

2017年2月4日の放送は第16話 「Chapter.32 夜を駆ける」「Chapter.33 坂の途中」でした。2クール目の5話です。

 

 

イントロダクション

これは、様々人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
主人公・桐山零は、長兄ころに事故で家族を失い、心に深い孤独を負う17歳のプロの将棋棋士。
東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく−。

このようなイントロダクションです。

 

 

 

16話から登場した人物

16話で初登場した人物がいまいた。私が忘れたのでなければ、です。

新キャラクターは「重田盛夫(しげた・もりお)」です。CVは「津田健次郎(つだ・けんじろう)」さん。

重田は、主人公「桐山零(きりやま・れい)」と「獅子王(ししおう)」のトーナメント戦・準決勝を戦ったA級棋士「島田開(しまだ・かい)」と同期です。

島田が言うには、重田の性格は「ちょっっっと無口で目つきが悪い」「慣れてくると今度は毒吐く」のだそうです……。

重田は島田の将棋研究会「島田会(しまだ・かい)」の一員で、零の「心友(?)」の「二海堂晴信(にかいどう・はるのぶ)」も島田会です。零もそこに加わることになりました。早速、重田と二海堂と零が将棋のことで言い合いが始まっていました。島田さんは心労で胃が痛いみたい……可哀想。

 

それと、後述する「放科部」の部員である「野口英作」も初登場でしたね。読みは「のぐち・えいさく」でしょうか。CVうえだゆうじさん。

野口はまるで「野口英世(のぐち・ひでよ)」のようなビジュアルをしています。口ひげまで生やして。高2だそうですけど。

 

 

第16話 「Chapter.32 夜を駆ける」「Chapter.33 坂の途中」

16話は15話の続きで、零が通う高校の出席日数が足らずに危うく留年する、という場面からでした。

化学の授業で実験の授業を欠席しており、教科担当の先生から出された実験のレポートを書けない零に、担任教師の「林田高志(はやしだ・たかし)」は「放科部(ほうか・ぶ)」なる怪しげな部活を紹介していました。

「放科部」は「放課後理科クラブ」の略称で、先述の野口を始めとして部員たちが手助けをしてくれ、零は何とか実験をすることができました。

その後、零は「将棋会館」へと急ぎます。理由は「獅子王戦」トーナメントの決勝戦第3戦が行われているからです。ここまで2戦を終えて1勝1敗同士の、島田と「後藤正宗(ごとう・まさむね)」の最終戦が。

 

 

島田vs.後藤が決着。勝者と敗者

零が将棋会館に着いたときには会場はざわついていることから既に決勝は終局していることがわかりました。

人だかりがあり、そちらでは後藤が記者からインタビューを受けているようです。勝ったのは後藤? と、私は思いました。

零が2人が対局していた部屋を覗くと、つい先程まで激戦が繰り広げられたであろう将棋盤の前で、ぐったりと疲れきった様子の島田と、彼の側で労をねぎらう弟弟子の二海堂の姿ありました。

それを見た零は「獅子王戦を勝利したのは島田」だと理解しました。記者のインタビューを受けている人が勝者、将棋盤の前でぐったりしているのが敗者だと、私を含む素人は捉えがちですけどそうではないようです。

「負けを悟った側は、対局中に最後の一言に向けて心を整理していくが、勝つ側は、最後の一瞬まで読み違えることが無い様、張り詰め続ける」「だからこんな風に、対局直後は勝った方が激しく消耗している場合が多いのだ。それも声も上手く出せないほどに」

という零の台詞です。なるほど……新しい視点をもらった思いがしました。

 

 

零が島田会へ入会

実はその前に、零は学校で林田先生から素晴らしい言葉をもらっています。

「今日みたいにさ、一人ではどうにもならんことでもさ、誰かと一緒に頑張ればクリアできる問題って結構あるんだ」「そうやって力を借りたら、次は相手が困っているとき、お前が力を貸してやれば良い。世界ってそうやって回っているんだ」

「あのな、大事なことだぞ」「一人じゃどうにもならなくなったら、誰かに頼れ。でないと実は、誰もお前にも頼れないんだ」

この林田の言葉をもらった零は気が付きました。これまで「川本(かわもと)」家の「あかり」「ひなた」「モモ」の三姉妹に頼られたことが一度もなかったことに。

零は彼女たちに遠慮して頼ったことがないから、彼女たちも零を頼れない、と。

そうして大切なことに気付かされて向かった将棋会館で、島田の対局後の憔悴しきった様子を見、様々な人への応対を見、また気付かされたのです。

「僕は……こんな身を投げるように勝ちを取りに行ったことがあるだろうか。そうだ……島田さんのいる場所は遥か遠い場所、無傷では決してたどり着ける訳もない世界」

その世界とは、「自分が『勝つ理由がない』とか『なのに負けると悔しいのは何でだ』とか言いながら、目を背けていた世界」です。島田は「その果てを一人両足を踏みしめていく人」なのだと気が付きます。

零はそんな島田に「島田会」への入会を希望しました。同時に島田も零を「島田会」に誘っています。入会決定です。

 

 

おわりに

後日、島田の家に行き初めての「島田会」に参加しました。島田を始め、重田と二海堂も一緒です。そこで対局し、対局後には皆で意見を述べ合い、人から自分とは違った視点をもらうことで良い勉強になる、ということのようでした。

二海堂と重田がお互いの戦法についてあれこれ言い争いっているところが、将棋が全くと言っていいほどわからない私にはちんぷんかんぷんでした。「ゴキゲン中飛車(ごきげん・なかびしゃ)は振飛車(ふりびしゃ)の中では男らしい戦法」と二海堂が言っていたり、二海堂の居飛車がどうたら重田が言っていたり。オールラウンダーの零はどっちでも良いとか火に油を注いでみたり。

棋士は普段は大人しくても、やはり将棋のこととなると譲れない想いがあるようです。

島田の胃痛が……良いキャラですよね、島田。林田先生や川本三姉妹と同じく『3月のライオン』のオアシスです。その島田はいよいよ「宗谷冬司(そうや・とうじ)」とのタイトル戦ですね。どうなるのか、島田が勝てる気が全くしないですけど……。

ああ、「お稲荷さん(いなり寿司)」が食べたくなりました……。川本三姉妹は皆、お稲荷さんが大好きみたいです。私はいなり寿司が特別好きな訳ではないのですが、それでも今回の放送を見ていたら食べたくなりました。

 

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