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栄輔は「人の心がわからん」とは「さくらの心」を意味すると言っていましたが本当でしょうか? そして五十八が!! - 朝ドラ『べっぴんさん』101話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2017年2月2日放送の第101話は、五十八さんが……!

 

 

目次

 

 

第18週「守るべきもの」

www.nhk.or.jp

 

2017年1月30日月曜日の放送から朝ドラ『べっぴんさん』は第18週「守るべきもの」が始まっています。物語の時代は昭和35年(1960年)の夏です。

ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」と夫の「坂東紀夫(永山絢斗)」は、思春期に入った15歳の一人娘「坂東さくら(井頭愛海)」の教育に悩んでいます。

さくらは通う女学校が夏休みに入ったこともあって、坂東の家には戻らずにすみれの姉「野上ゆり(蓮佛美沙子)」とその夫「野上潔(高良健吾)」の家に居候し続けています。それどころか東京へ行きたいと願っています。

また、さくらは夏休みの期間限定であるもののジャズ喫茶「ヨーソロー」でアルバイトも始めています。「ヨーソロー」のアルバイト従業員で、さくらの1歳年上の女性「山本五月(久保田紗友)」が家を出たままアルバイトにも出てこなくなったからです。

五月は、ドラム奏者の「河合二郎(林遣都)」と同棲をしていますが、二郎はプロとなり東京へ進出する夢があり、彼の夢を壊したくないと出ていったようです。

さくらは二郎のことが好きでしたが、五月と同棲していることを知り、失恋してしまいました。しかし、五月が二郎との同棲を解消して家を出ていったこと、消息がわからなくなっていることもあって(再び可能性を見出した?)か、二郎への想いは断ち切れないまま恋心を持ち続けています。

二郎と一緒に東京へ行きたいと、二郎に訴えています。告白ですね。

 

 

良質なメリヤス生地が手に入らなくなった件

すみれたち「キアリス」の赤ちゃん用の肌着には良質な「メリヤス生地」が使われていて、すみれの父「坂東五十八(生瀬勝久)」の代からお世話になっている工場から卸しているものを使用しています。

しかし、その工場が廃業することになり、慌てたすみれは詳しい事情を伺いに五十八とともに工場へと向かいました。工場の経営者「長野和弘(杉森大祐)」は、ある人物に工場を売却したことを明らかにし、その人物は「エイス (AIS) 」の「岩佐栄輔(松下優也)」であることを明かしています。

「エイス」は「キアリス」と同じく大手百貨店「大急百貨店(だいきゅう・ひゃっかてん)」に出店している若者向けのファッションブランドです。栄輔は、かつて潔たちと一緒に戦後の「坂東営業部」の復活に尽力していた人物で、すみれもさくらも栄輔には大いに助けられてきました。その栄輔がすみれの大切な取引先を奪ったのです。

ただ、工場の長野社長がいうには、工場は経営が傾いていて、親も病気になっていたし、一家が苦しんでいるところを栄輔に助けてもらった、とのことでした。すみれたちは昔から贔屓にしてもらってはいたけれど、自分たちが苦しんでいたときに何もしてくれないどころか、窮状を知ろうともしなかった的なことを言っていたでしょうか。

すみれは栄輔に頭を下げ、これまでと同様にメリヤス生地を「キアリス」に卸して欲しいと願い出ましたが、栄輔はこれを断っていました。

 

 

栄輔の心変わり

すみれは「キアリス」に工場の話を持ち帰り、創設メンバーである「小野明美(谷村美月)」と「小澤良子(百田夏菜子)」と「村田君枝(土村芳)」に伝えています。

その後、代わりとなるメリヤス生地を調達しては生地の具合を確かめますが、長野の工場と同レベルの良質なメリヤス生地はどこからも手に入りません。

困っているところに、栄輔が「キアリス」の神戸港町商店街店に訪れました。買い取った工場は全て自社の若者向けファッションのための生産ラインにすべく、全て機械を入れ替えるつもりだったけど、「キアリス」が使っていたメリヤス生地を作る織機はそのまま残し、「キアリス」のために卸すことを約束してくれました。

この栄輔の心変わりは、潔が栄輔とすみれを助けてやって欲しいと話をしたことが大きかったようです。

潔は栄輔が自分たちの前から姿を消すまでは、何かとすみれとさくらのことを助けてくれていたのだから、今回もあの頃のように2人を助けてやって欲しいと言っていました。過去に何のわだかまりもないなら助けられるはずだと。

栄輔はすみれのことが好きでした。紀夫が出征先から戻ってきたことを知り、すみれたちの前から突然と姿を消しました。おそらく10年以上経った今も栄輔はすみれのことが好きなのでしょう。

潔に鋭いところを突かれたため、栄輔は「キアリス」に断りを入れたことを撤回し、彼女たちに生地を卸すことを約束してくれたのだと思います。心が変わったきっかけは潔の言葉が大きかったのでしょうし、潔の言葉をきっかけに栄輔は当時から変わらず、すみれのことを好きでい続けている証拠とも言えそうです。

栄輔が心を変えたのは、潔の言葉だけでなく、100話で五十八から直接頭を下げられたことも大きかったでしょうし、101話で五月から「(栄輔は)人を蹴落とすだけだとここまでやって来られない。きっと助けても来たはずだ」という言葉が発せられたことも大きかったことでしょう。

 

 

栄輔「やっぱりあなたは人の心がわからん人や」はさくらのこと?

99話でしたか、すみれは栄輔に「やっぱりあなたは人の心がわからん人や」と言われていました。

101話で、前述した栄輔が「キアリス」を訪れて「キアリス」にメリヤス生地を卸すことを宣言した後に店を出ると、すみれが栄輔を追いかけ、店の外で「人の心がわからん人」の言葉の意味を聞いていました。

「あれは『さくら』のことですか?」とすみれは聞いています。それに対して栄輔は「そうです」と答えました。

あの言葉は本当にそういう意味だったのでしょうか?

文面通りに受け取る言葉ではないように思います。私がこのすみれの台詞から読み取ったことは、すみれは「栄輔が当時から今までずっと自分のことを好きであり続けていること」がわかっていない、ということです。

さくらのことも、工場の社長の長野一家のことも踏まえての栄輔の「人の心がわかっていない」発言ですが、言葉の根っこにあるのは「自分の気持ち(恋心)がわかっていない・気づいていない」ことでしょう。

でなければ、栄輔はメリヤスのことも、潔の「オライオン」と戦おうとしている(潰そうとしている?)ことも、しないと思います。

すみれはまずそこに気が付かないといけないのではないかと。

 

 

おわりに

先程少し触れましたが、五月は二郎との同棲を解消して一人でどこかへ行ってしまいました。次郎も探しているのですが居所が見つかりません。その五月は101話で、「大急百貨店」を訪れていて、栄輔を見つけて「『エイス』で働かせて欲しい」と直談判していました。栄輔は五月の願いを聞き入れ、五月を「エイス」で働かせています。

その一方でさくらは、二郎にアピールをしているんですよね……。五月がどうして二郎の元を出ていったのか、ハッキリとしたことがわかっていないからなのでしょうけど、よくもあの状況で「私がいる」とか「一緒に東京へ行きたい」とか言えるものだと。

五月は、二郎の足枷になりたくないから、好きだけど離れていったのです。そしておそらく二郎の子どもも妊娠しています。それを知ったら「さくら」はどうするのでしょう。諦めるのでしょうか。といいますか、五月の妊娠を知ったら二郎も東京行きを諦めそうですけどね。

そして最後! 五十八が近江の実家で病床に伏せているシーンが映し出されていました。すみれに呼び出されてメリヤス工場へ行ったときも、さくらと大急へ行ったときも、既に身体を悪くしていたのに、すみれたちには病気のことを隠していたようです。先もあまり長くない様子でした……。

 

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